FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑

第五中足骨骨折手術後2回目の受診(受傷17日目・術後9日)

「今度の金曜日に抜糸しよう」と言われていたので、朝から整形外科を受診する。

今日こそリハビリが始まることを期待し、痛みがあっても頑張るぞと決意しながら、わずか数十メートルを毎度のことながらよちよちと10分近くかけて歩いた。
相変わらず持ち上げた右足首が攣りそうに痛い。
弾性包帯の巻き方が悪かったと思っても後の祭りである。

受診の際にはギプスシーネを装着し、弾性包帯を巻いて歩行できるようにしているのだ。
数日間歩行せず、床に寝っ転がってソファに足を上げていたので、むくみは改善していた。
むしろ術後より腫れがなくなっており、ギプスシーネがちょっとガバガバになったくらいである。
「わぁ、痩せた!」というわけではないが、少し足の甲がすっきりしたのは回復の兆しのようで嬉しいものた。

診察ではまず足全体の状態を見て、痛みや違和感がないことを告げ、退院後初めてのレントゲンを撮った。
診察室でギプスシーネを外されたので、そのまま裸足でレントゲン室に移動するのが一苦労である、
右足は踵だけをつけ、もたもたと狭い診察室を歩くのだが、他にもこれまた足の悪いおじいちゃんおばあちゃんがもたもたしているので気が気ではない。

以前見たレントゲンは、術後すぐ、麻酔で眠っている間に撮られたものである。
今回は受傷した直後のように、自分で足を置き、角度を変えて撮ったのだが、カセッテに足底をつける時、足首が思うほど柔らかく伸びないことに気付いた。
あれ?と思って伸ばそうとしてもうまくいかず、結局体を動かし、足に近づけて足底を落とす必要があった。

なんと、思った以上に足首が硬くなっている!
歩行時は右足首を疲れるくらい持ち上げているし、自分では十分柔らかいと思っていたのだが、いざいつも通り動かそうとしてみると、左足のようなしなやかさが全くない。
なるほど、こうやって拘縮が始まるのだなとしみじみ思う。
やはり「歩く」ことをしなくなると、テキメンに足首やアキレス腱が硬くなっていくのだと実感した。

さて、レントゲンの結果を聞くために再び診察室まで移動し、画像を見る。
そこには2本のスクリューが刺さった、見慣れた骨が写っていた。
というか、見慣れ過ぎている…



隙間…全然縮まってなくね?



そう、絶望的な隙間がそこにはあった。
術後のレントゲンと変わったようには見えない。
回復し始めると、骨と骨の隙間にもやもやした骨組織が見えるそうだが、少なくとも私の眼にはそんなもやもやは見えない。

先生はレントゲンを見て、「うん、まぁ、いいでしょう」と言った。
何がいいのだろうか…今はこれでいいのか、それともまだまだなのかわからない。

「じゃあ、抜糸しようか」

そう言われて再び処置室に移る。
防水シートが剥がされ、これで傷口が初めて空気に触れた。
先生はピンセットとハサミを構え、ブツブツと糸を切っていく。
つんつんと皮膚が引っ張られるような感覚があり、びろーんと出ていた長い糸を取り除いた時は「いてっ」という感覚があったが、別にギャーギャー言うほどではない。
ちょっとばかり血が出たので、ちゃっと洗ってガーゼを当てられた。

「抜糸したから、もうそのままシャワー浴びてもいいよ」
毎度面倒な防水作業がいらなくなるのはありがたい。
「まぁ、まだ手術して1週間だからね。あと2週間、年末までは固定して安静にしよう。」
「はぁ。固定は必要なんですね?」
「そうだね、固定してた方がいいね。外せるのは年末…あー、うち年末は休みに入っちゃうから、そうだな、年始まではつけたり外したりかな」
「安静にしてた方が…」
「そうだね」
「指を動かしたりは…」
「んー、まぁ今は安静にしてた方がいいね」

やはりリハビリのリの字も出ない。
とにかく「一に安静二に安静、三四がなくて、五に安静」のようだ。

えええええ…

むくみがひいているので、術後に合わせたギプスシーネがややぶかぶかになっているので、青いふわふわした包帯(オルテックスという商品のようだ)をちぎって巻いてくれた。
その上にいつものギプスシーネ、弾性包帯、ネットをすると、ギプスシューズと相まって相変わらずの重症患者丸出しである。

またしてもリハビリなしで、ただ安静にすべきという指示。
ガッカリして家に戻り、膝サポーターを装着する。
解放されている方がラクチンなので、巻いてもらった包帯とギプスシーネはすぐに外してしまった。

どうせ歩かないしリハビリもないし、別に固定しなくても、手術はちゃんとしたんだから、悪い状態になることはないだろう。
積極的な治療や自分の状態を理解できるリハビリがないため、どこかやさぐれていたようだ。
家族に診察結果について報告した際にも、「ギプスシーネは外しちゃってる」と伝えた。

案の定、骨折経験のある家族からは「先生に、外していいと言われたのか」と質問が来た。
「言われてはいないけど、ストレスになるから外した」と答えると、「先生の指示が固定した方がいいというのなら、固定した方がいいのではないか」と返ってきた。
やさぐれている私は、抜糸したこともあってどうせシャワーを浴びる時には外して自分で巻き直すのだから、本格的なギプスのようにガッチリ固めているわけでもなく、正しく固定しているとも思えないのに、とちょっとムッとした。
「別に歩かないんだから、固定は必要ないと思う」
そう強気に返したせいか、家族はそれ以上何も言わなかった。

しかしそう返事をしてから、骨折経験者が多い家族からの「医師に言われた通りにした方がいいんじゃないか」という言葉がじわじわと迫ってきた。
同じ箇所を同じように手術したとしても、必ず抜去が必要なごっついプレートやボルトでがっちりと留められた人たちと違い、私はちっちゃなピンのような細いスクリューが2本だけである。
恐らく、特別な事情がない限り抜去の必要がないのだろう。
その分、保持力が弱い。だからこその「安静」なのだろう。

第五中足骨というのは、折れやすい上に場所的に筋肉が少ない。
筋肉が少ないという事は血管も少ないという事であり、それ故に血流が滞りやすく、くっつきにくい骨なのだという、
「下駄ばき骨折」や「ジョーンズ骨折」という名称で知られるだけのことはあり、位置によっては疲労骨折もあるため、スポーツをやっている人に多い。
転位しなければギプスやギプスシーネの固定のみでいいが、私のようにずれてしまうと手術が必要になる。

そんな治りの悪い箇所を、小さなスクリューだけで留めているのだ。
スクリューが外れたり、最悪無理をすれば再骨折の可能性があるからこそ、安静が必要なのだろう。
家族からの忠告により、自分自身が「安静にしなければならない」状態であることを再確認した私は、おもむろにギプスシーネを足に装着した。
家族にもしょんぼりと「ちゃんとはめた」と報告すると、皆安堵したようだった。

以降、医師からギプスシーネを取っていいと言われる日まで、勝手に取ることはなかった。(風呂などは別だが)
とはいえこの先、「同じ手術をするなら、隙間がないようにプレートやボルトでがっちり留めて欲しかったよ!」と恨みがましく思い続けることにはなるのだった。
00:54 | 第五中足骨骨折 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
郵便局まで歩いてみよう(受傷22日目・術後14日) | top | 足の甲全体のむくみ(受傷14日目・術後6日)

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://parallelparadise103.blog102.fc2.com/tb.php/2178-55de9514
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。