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右足第5中足骨骨折手術・観血的整復固定術(受傷8日目)

受傷から8日目、ようやく待ちに待った手術日となった。
経過については時系列に沿った記録形式とする。

4:45
いつもは中途覚醒はほとんどしないのだが、朝6時で水分が摂れなくなると意識していたせいか、目が覚めた。
松葉杖を突いてトイレに行き、水分を摂る。
その後はうつらうつらする程度。

5:30
最後の水分を摂る。
以降、飲食は禁止。

6:30
検温と血圧測定。
昨日の尿と便の回数を答える。
同室者全員が「便が出ない」と女性らしい悩みを訴える中、「1回」と答えた。でも本当は2回だった。
最終飲食について確認されたので、「食事は夕食が最後、水分補給は5:30」と回答する。

7:00
朝食の時間だが、私は絶食のためベッドに横になったままテレビを見て過ごす。
食事介護がひと段落すると看護師が点滴をしに来た。
身体が自由なうちにトイレに行って、緑色の手術着に着替えておく。
手術室に行く時にかぶる帽子も渡される。
左腕に、退院日まで点滴用ルートを確保するとのことで、慎重に血管を探って刺す。
「ルートは3日で交換なので退院日まで交換はしないが、日付だけ書かせてほしい」とのこと。

500mlの生理用食塩水(ヴィーンF輸液)点滴開始。
トイレに行きたい時はナースコールを押すように言われたが、トイレが遠い私は手術前に行きたくなることはなかった。

8:00
若い副担当医が看護師と共に来て、手術する方の足に印をつけるとのこと、
右足のギプスシーネは外さず、マジックでぐるぐる印をつけていたが、どうやら普通より大きな丸を書いているらしく、看護師が「先生!いいんです、そんなに書かなくて!」と言っている。
人の足で遊ばないでいただきたい。
なお、手術の時間はもう少ししたら決まるとのこと。

8:40
看護師から、「今日は手術が2件しかないので、2番目になった。」と伝えられたが、正確な時刻は不明なまま。
術後は動けないと思われるので、ベッドに寝たままでも手の届くところにお茶やウェットティッシュ、薬などを準備しておく。

12:00
テレビを見たり音楽を聴いたりしながら、長い待機時間を経て、昼食時間になる。
めっちゃ空腹。

12:15
昨日の担当看護師から「12:25くらいに出発しましょう」と声をかけられた。
貴重品ボックスの鍵を首にかけ、メガネを外して待機する。

12:25
看護師が持ってきたストレッチャーにずりずりと自分で移動し、帽子をかぶって、地下の手術室まで移動した。
エレベーターが早く来たので、すぐに手術室に到着。
そこで病棟看護師からオペ室看護師に申し送りが行われる。
氏名と生年月日に続き、「簡単でいいので、どこの部分の手術をするかわかりますか」と質問されたので、「右第五中足骨の観血的整復固定術です」と回答した。
さらに貴重品ボックスのキーを外され、昨日お願いした通り、ギプスシーネの踵部分のハンカチは本人の物なので返却してください、とちゃんと申し送りしてくれた。

12:35頃(ここからはアバウトな時刻となる)
別のオペ室看護師がストレッチャーを動かし、手術室に入る。
そこで今度は手術台にずりずりと自分で移り、心電図やパルスオキシメーターを装着され、右腕には血圧計が巻かれた。
昨日会った麻酔医が挨拶し、「麻酔前に、今から点滴で薬を入れます。もしかしたら心臓がドキドキするかもしれない」と言われたが、何の変化もなかった。
また、「麻酔が利いたら口に人工呼吸器を入れるので、差し歯などがあるとたまに破損する場合がある」と言われる。
入れ歯を外すのはそのためなのだろうが、差し歯の人は「ええ、そんなん今言われても…」という感じだろう。
幸い私は差し歯もインプラントもないので問題なさそうだ。

12:45頃
酸素マスクを装着され、深く吸うように言われる。
「じきに麻酔が利いて眠りますよ」と言われたので、ゆっくり呼吸を続け、看護師も麻酔医も話をせずこちらの呼吸を見守っていた。
ドアが開く音がして、看護師が「あ、先生こんにちは」と言ったと思ったら、意識がなくなった。

14:10頃
ふーっと意識が戻り、一瞬「まだ始まらないのかな」と思った途端「終わりましたよ」と声をかけられてちょいビックリ。
口に入っている機器が外されたけど、左の内頬に手術前にはなかった小さな傷ができていた。
こういった小さな傷がすぐ口内炎になってしまう体質なので、寝る時にケナログを塗ろうと思う。
足には手術前と同じく包帯がぐるぐる巻きになっているので、「ホントに終わったの?」という感じ。
主治医から「右足は麻酔が利いているので、痛みや感覚はないと思いますよ」と説明を受け、「術後2時間酸素吸入」と指示が出された。
点滴はもちろん、心電図やオキシをつけたままで、ストレッチャーへの移動は看護師さんが「せーの」でやってくれた。
手術室を出ると病棟看護師が待っていた。
オペ室看護師が手術前にしていたギプスシーネやハンカチをビニール袋に入れて病棟看護師に渡してくれ、貴重品ボックスの鍵も首に戻された。

14:30
病棟に戻り、看護師数人でベッドに移される。
患足にクッションがあてがわれて高くし(入院した日も欲しかった!)、酸素マスクをつけられる。
2時間ほど安静にして、水分が飲めるようなら点滴は終了すると言われる。
今は生理食塩水以外に、抗生剤も入っていると説明を受ける。
看護師が去り、ここで初めて時計を見たら「14:30」だった。
痛みは全くないが、指を動かしている感覚も、左足で指先に触れても感覚が全くない。

15:00
眠くはなかったが、テレビなどは見る気になれず、目を閉じて静かにしている。
昨日と同じく、この時間になるとPTがリハビリのお迎えに来たり、医師や看護師が来たり、見舞客が出入りして賑やかになる。

15:30
気分は悪くないが、酸素マスクがうざったいなと思っていたら、検温と血圧測定に来た看護師が「もういいかな」と外してくれた。
おかげで非常に楽になる。
腕を伸ばしたり、上半身を動かしたりして気分転換する。
足は相変わらず全く痛くない。
喉は乾いていないが、お腹はすいてくる。

16:30
検温と血圧測定。
2時間経ち、生理食塩水の点滴を終了する。
私はかぶれたりしないので、管を抜くと血液が戻るルートをテープで止め、伸縮ガーゼでカバー。

「何か飲みますか?」と聞かれたので、経口補水液でもくれるのかと思い、「はい」と答えたところ、床頭台の私のお茶を取り、キャップを外して「はい!」と差し出してきたので苦笑した。私のだよ!
何よりすぐに手の届くところに置いておいてよかったと準備した自分を褒める。

しかし10時間ぶりのお茶はとてもおいしかった。
「この分なら夕食は食べられそうですね」と言われたのでラッキーと思い、「はい。お腹がすきました」と答える。
足は全く痛くない。拍子抜けするほどである。

17:30
検温と血圧測定。
夜勤看護師に変わったと自己紹介があった。
小さくてがっちりした人で、言葉遣いも荒っぽく、看護師によくいる苦手なタイプだと思う。
麻酔医も訪ねてきて、気分が悪くないか、吐き気や痛みはないかと質問されたが、何も問題ないと答えた。
お茶を自由に飲めるのがありがたい。とりあえず腹が減った。

18:00
夕食。
食事はいつも椅子に移っていたが、今日だけはベッドテーブルを装着して食べることになる。
メニューはごはん、チキンソテー、クリームシチュー、ジャガイモのお浸し、キャベツとシラスのサラダ。
昨夜からの絶食で腹が減って死にそうだったので全部おいしくいただく。
手術が混んでいて万が一一番最後なんかになっていたら、もしかしたら夕食も食べられなかったかもしれないと思うとぞっとする。
「でもまさか3食絶食はないか」と思い直したが、現実はそんなに甘くないことをのちに思い知った。
薬を服用。

18:50
検温と血圧検査。
食後は投薬も兼ねており、同室の人には薬が配られる。
私は薬を自己管理していることにまず驚かれ(そっちが渡してきたくせに)、容量を飲んだか確認されたので、飲んだと回答する。

19:30
検温と血圧測定。
夜勤看護師に「トイレに行きたい」と伝えると、なぜか「ああ、松葉杖しか持ってきてないの?」と言われ、どこからか車椅子を持ってきた。
(ほらね…)と案の定な対応だったが、想定内なので腹を立てるのはやめる。

車いす用のトイレに連れていかれたが、非常に乱暴で、しまいにはトイレの入り口で患足側のタイヤをドアにしこたまぶつけられる。
(ほらね…)と案の定な対応に、想定内だからと腹を立てるのはやめる。
松葉杖がないので手すりに捕まって左足だけで移乗。

ナースコールを押すと別の看護師が来て「なんでしょう?」と言われたので、「帰りたいです」と伝え、ついでに「歯も磨きたい」と希望を伝えた。
洗面所で歯を磨き、自分で漕いでベッドまで行ったところでナースコールを押して、移乗を見守ってもらう。(1人で移ってはいけないといわれたので看護師を呼んだだけで、手伝ってもらったのではない。)

片足漕ぎもできるので、車椅子はとても便利だが、ベッドに戻ったらとっとと引き上げられてしまった。
病院が車椅子を十分用意していないことは前から知っている。厚労省は病院に「必要な車椅子を確保する」よう指導しているが、病院も営利であるからなかなか全員にいきわたるほどは用意していない。
介護保険でのレンタルは在宅のみなので、入院時に使える車椅子がなく(ひどいと自分で買えと言われたりする)、皆大概困ってしまうのだ。
この国ではこうした福祉トラップが驚くほどたくさん仕掛けられているので、皆さんも気をつけた方がいい。

20:00
見舞客への帰れコールが始まり、病棟が静かになる。
手術後に傷ついていた右頬内側の傷に、持参していたケナログを塗り込む。

21:00
消灯。
自分でも拍子抜けするほど元気溌剌だったが、麻酔で痛みはないものの、右足の親指が攣っている感覚があった。
感覚がないゆえに、攣りやすい向きになってしまっていたのだろう。攣ってるのに痛みがないのは不思議だった。

テレビを見たり音楽を聴いたりしながら、疲れていたのかそのまま眠ってしまった。
翌朝まで中途覚醒もしなかったので、3泊した中でこの日が一番ぐっすり眠れた。

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