彼は犠牲になったのだ

脱走したエミュー捕獲のニュースを見るたびに、オーストラリアに行った時の事を思い出す。

シドニーの「フェザーデール・ワイルドライフ・パーク」だと思うのだが、コアラを抱っこして記念撮影をし(コアラは全く動物臭くなかった。むしろ清潔そうないい匂いだった)4m.超のソルトウォーター(塩水に棲むクロコダイル)のデカさに感心して、パークを出ようとした我々を待っていたのは1羽のエミューさんであった。

カンガルーにもワラビーにもエミューにも既に出会っている。
放し飼いにされているカンガルーに餌をやる時(両手で餌をとって口に運ぶ姿がとても可愛い)、傍にいたエミューは特に攻撃的ではなく、カンガルーたちと共におっとりと散策していた。
エミューはダチョウなどに比べるともともと穏やかなので、放し飼いにされている事も多いのだ。

しかしこのエミューさんは、我々が出たいと思っている門の前に陣取って離れない。
別れの挨拶をしたいのだろうか…表情からは何を考えているのかは窺い知れず、我々はしばし立ち止まって突破すべきか慎重に回り込むべきか考えていた。
(駆け抜けるにしても、私ともう一人は足が速いので何とかなりそうだが、もう一人がめっちゃドン臭いので取り残されそうだったのだ)

そうこうしていると、一人の男性が颯爽と我々を通り越していった。
ゆうに190cmはありそうな長身の若い白人男性だ。
彼はこうした事態に慣れているのか、大きな鳥を全く怖がりもせず、エミューの横をさくさくと通り過ぎようとした。

が。

その途端、自分と同じくらいの目線の彼に向かい、エミューが突如首をよじって攻撃を仕掛けたのである。
彼は驚いてそれを避けたが、エミューは羽を半開きにしてますます攻撃を仕掛ける。
あのでかいくちばしで襲い掛かられたらたまったものではない。
彼は慌てて別の方向へ逃げ出し、一方我々東洋人三人は一目散に門へと走った。

「おっしゃ、やった!ラッキー!!!」

心の中でガッツポーズ(古っ)をしながら、我々はエミュー先生のチェックポイントを無事クリアしたのである。

猛獣や宇宙人やゾンビに追われている時、誰かが犠牲になったらその隙に一目散に逃げるべしというのは正しい。
ほんの少し前までクールに歩いていたサングラスに半パンの彼が逃げ惑う姿と、どこまでも彼を追いかけていくエミューの姿が忘れられない…南無阿弥陀仏(←死んでない)

「蒼穹のファフナー」
てめぇこのやろうゴリラ!
ウォルター・バーゲスト少佐の犠牲が無駄になってんじゃねぇか!
もう戻ってこなくていいわゴリラ!

あああああ…物語がこの後、「単なるヒロイン救出」に収束するのが嫌だったのに…ホント、最後の最後までガンだよこのゴリラは。
さすがミツヒロの娘、冷静ねとか、はぁ?って感じ。
ファフナーに乗ってる時の変性意識がそれだったのに、ここもちゃっかり変わってやがる。

さすがヒロイン、どこまでも贔屓されてるね!
我らが愛されヒロインを野郎どもの眼の前でひん剥いたクソ女キースは、後にきっと狩谷並みに粛清されるだろうから安心しなはれ。

そのミツヒロの息子ジョナサン・ミツヒロ・バートランドは、プロメテウスの岩戸にいるコアと繋がったパペットだったんだそう。
まぁ、いくらあのお父さんがクソヤローだったとしても、ゴリラと一つ違いの弟をこさえるほどヒマじゃなかったのではと思ってたけど、やっぱりそうだった。
とはいえ、本人が比較的真摯でいいヤツだったこともあり、何となく受け入れてたのも事実なので、これはしてやられた感が強い。

しかし今回はバトルシーンがグリグリグリ動きまくって追うのが大変だった!
ホントによく動くようになったよ。今さらながらかつてのモッサリ戦闘がウソのようだよ。(これもブレブレのおかげだな!)
あれー?なんかアマテラスみたいな機体がいるなーと思ったら本物のアマテラスだったのでビックリしたわ。

1期の北極戦では、地上で戦ってた一騎たちは知る由もなかったけど、宇宙戦が結構激しかったという設定だったみたいね。
一騎たちが北極のミールを破壊した後、宇宙からフェストゥムと戦った人類軍のたくさんの残骸が落ちてくるシーンがあり、どこか「自分たちの見ていた戦いがごく一部のもの(とはいえミールを破壊した最重要ポイントなのだけど)」だったんだ、という寂寥感を感じたものだけど、今になってそれが生きてくるとはなぁ…たとえ1期見てても、1回だけだと忘れる人いるよね、こんな些細な事。

同化の一歩手前だったという暉は助け出され、黒い玉となってもなおミミカはツクヨミを出撃させた。
かつて操だったものはやはりミールと共に生まれ変わって再び操を名乗り、総士は甲洋の復活と剣司と咲良の結婚、カノンの死を知った。
ウルドの泉で総士と織姫が語り合った時のBGMが懐かし過ぎる。
ニヒトは総士の器で、いずれ生まれ変わって命を繋ぐというのは、不吉な予言なのか福音の言葉なのか…

戦いの中で腕を失い、同化が進んだ一騎はついに眠りについてしまう。
光に包まれる瞬間、それまで決意を固めていた一騎がふと視線を動かしたので、何かあったのかなと思う。

真矢っちに「希望を捨てるな」と言ったバーゼルって、13話で出たバーンズ将軍のスパイだよね。
今後はバーンズ将軍の動きが気になるかな。この人も大概食わせ物だけどね。(カノンを自爆させようとした張本人だし)

そしてかつてニヒトが狩谷の憎しみで形を成したように、今度は長年利用され続けてきたコアや、彼を奪うために殺されたという(ひでぇ…まぁ竜宮島もそれに近い状態に晒されたわけだが)第3アルヴィスの人々の憎しみで形作られたパペットのミツヒロがマスター型に変化。

同じくマスター型だけど、恐らくミールとの融合によってさらに上位個体となったであろう操(同化したがる辺りがコア型とは根本的に異なるのが面白い)は美羽と同化する約束をしたそうだけど、大方の予想通り、最終的にはそうならないんだろう。
多分年代と共にどんどん変化していく人間を、もっともっと観察して知りたい、というパートナーエンド(別に恋愛というわけではない)で落ち着きそう。

11月も終りだし、残すところあと4話なのかな?
まぁまぁいい感じの話数を残して「結」に向かっている感じ。
一期もあまりにバタバタし過ぎとか、語りきれていないという印象はなかったので、進捗的にはいいんじゃないか。

「ノラガミ」
先週はお社を手に入れて高天原に登録されたと喜ぶ反面、野良たちに拉致監禁されて、自分の想いとは裏腹な事をさせられて病んでいく夜トが印象的だったけど、今回は予想の斜め上を行った。

何って恵比寿のキャラクターが以前の印象を凌駕してあまりに面白過ぎ、夜トとの掛け合いが楽しくて仕方がなかったのだ。
恵比寿おもろい。そしてなぜ彼に見えたのがオリーブ軒のおばちゃん(ハンバーグが絶品)なのか…
そりゃオリーブ軒のおばちゃんをJKと言い張り、おばちゃんに言い寄られて頬を赤らめてる夜トを見たら女日照を疑うわなぁ…

そしてひよりちゃんのファーストキスが…あああああ!カピパーランドでファーストキスとか!
しかぁしっ!道真公の言う通り、本来これがひよりちゃんのあるべき姿…くぅ、しかしっ!!
夜トがあんなに頑張ってるのもひよりちゃん(と、ついでに大分下がって雪音)のためだと思うと、この展開は泣けるっ!

「牙狼」

おまえ知ってたんかーーーい!!

いやこれは意外…うん、マジで意外だった。
自分がなんで京の外にいたのか知らないんじゃなかったっけ?いつの間に知ったんだ…しかも大分前(弟がガキの頃)に…

そもそも知ってても知らなくても、今回の主人公は出自を教えてくれる(エロ)親父もいないし、自分の出生の秘密とかモタモタやるのかと思ってたから、あっさりさっぱりで驚いた。
雷吼ってあんまりおつむの方はよろしくないのかと思ったけど、前回も術士の名前を知ってたし、バカじゃないのかも。(失礼な)

前回のおふくろホラーを容赦なく捕えて使役する「母娘」といい、今回の親父あれで死んで終わり!?の「兄弟」といい、何もかもがあっけなさ過ぎて逆に面白くなってきたな。

そして前々から気になっていたが、綱ともタメ口の金時は謎過ぎるぞ!

「影鰐」
先生の両親を殺した頃より進化して人間に擬態するようになってきたとか、ますますストーリー性を帯びてきて眼が離せん。

あと宣言しておく。
明日の「ワールドトリガー」が面白くなかったらきっぱりと視聴は終了予定。
先週と先々週でかなり視聴意欲が落ちていたものの、明日のサブタイトルが「リリスの謎」なのでもう一話耐える事にした。
ここである程度展望が開けたら継続、何もなかったら切り。予告では水着回だったので不安しかないのだが…

一言投票所

その他「北斗の拳イチゴ味」
■南斗DE5MENの「それが大事」面白かったですw 何でも連中のセカンドシングルはとても似合わなそうなサクラ大戦の「檄! 帝国華撃団」らしく、是非そっちも見てみたい
万丈サウザーの言う通りどうやら世紀末に忘れ物をしてきたらしく、毎回イチゴ味だけを楽しんでおります。

前回は「それが一番大事」とタイトルだけで終わったので「さすがに歌わんか」と思ったら、まさかの2週連続でしたね。
万丈さんはじめ声優さん自ら歌ってたのが衝撃です。
高価な墓石とか「そこにあなたがいないのが…」とか、一人ひとり担当パートがそれなりにマッチしてるので笑いました。
苦労人のシュウはいつも辛そうだなぁ。

映画「魔界転生」
■深作監督だけでなくまわりのスタッフも優秀だったと思うのですが、原作からのアレンジが秀逸でした(天草四郎をラスボスにしたり、わかりやすく女性を細川ガラシャに変更したり、居合いの田宮坊太郎を忍者の霧丸(←真田広之)にしたり)
映画もうろ覚えな上に、原作も読んでないのでよくわからなくてすみません。

その他「スティーブン・キング」
■キャリーリメイク版は未見です・”全体的な陰湿さや不気味さは薄れてしまい”・・陰惨さや不気味さのないキング作品なんてクリープのないコーヒーみたいなものでわ(汗)時代は変わったのですね・・(例えが古すぎてすみません。。)
私も見てないのでなんともいえませんが、キングの作品は結構あたりハズレがありますからね。
新作で冒険を冒すよりはかつてのヒット作を現代風にいじる方が安全と思ったのかも…

その他「魔界転生アニメ」
■魔界転生アニメOVA補足・一度国内でVHS版が発売されていたようなのですがDVD化されていなくてなぜか海外発売版(リージョン2なのでパソコンで視聴可能?)がアマゾンで発売されていました。
VHS(笑)制作された時代がわかりますなぁ…

おそ松さん(2015年10月開始)
■”水かけないで!私、魚優なんだから!”見ている時は気付かなかったけど、「顔ぶたないで!私、女優なんだから!」(by薬師丸ひろ子:)
連休中に知人のお子さんがt大に通っているので文化祭に行った時にまるきゅうプロジェクトというパフォーマンス集団にもう青いパーカーを着たカラ松が・・(青いパーカーはカラ松ですよね??)結構人気者?放映では悲惨ですが。

人気の順を教えてくださった方によると、カラ松(テーマカラーは青です)は人気上位らしいですからね。

私は今回、トト子ちゃんに殴られたり闇松に胸倉つかまれて「クソ松」呼ばわり(おまえら全員クソ松やんけ)される姿にも笑いましたが、トト子ちゃんに「人は肺呼吸、魚はエラ呼吸…そういう事よね、カラ松くん!」と言われて困り、汗をダラダラかくカラ松が一番「男前だな!」と思いました。
そしてトドメが「六つ子に生まれたよ~♪」です。隙がないぜカラ松、セラヴィッ!!
01:21 | 日記 | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑
動画は「ポニーテールの四十」でググってちょ | top | スタミナ・ゼロ

comments

# No title
さっそくのコメント、ありがとうございます・

コメント返しでしつれいなのは重々承知で・・

あの白鳥の攻撃スタイルを見た後では(羽でしばく姿が・・)
白鳥星座の氷河 の必殺技”ダイヤモンドダスト” のあの舞いのようなポーズ・・
あながち 間違ってない!! ですよ・・ガクブル(@_@;)
by: ななしさん | 2015/12/01 20:23 | URL [編集] | page top↑
# これまでの人生で一番襲われた鳥は、ニワトリです
大変でしたね!

噛まれた怪我が大したことがなかったならよいのですが、結構怖い思いをされたんじゃないでしょうか。白鳥、何気にでっかいんですよね。顔もよく見れば般若ヅラだし。

あの優雅な姿からは想像できないですが、白鳥はそこそこ攻撃的な鳥なんだそうですね。
そもそもそれくらい気が強くなければシベリアくんだりまで行ってられないのかも。
しかも、その上檻に入った鶴にまで襲われかけるとは…

なんでしょう、もしかして前世は昆虫だったとか?(失礼な!)

エミューさんもきっと自分と同じくらい長身のトウモロコシ頭が鼻についたんですよ。
普段はおっとりしているエミューならいいですが、同じくオーストラリアにいるヒクイドリは怒ると強烈な蹴りを操り出し、人間のアバラくらい簡単に折ってしまうらしいですね。
それどころか文字通り「胸に風穴を開ける」ツワモノもいるとかいないとか…(そんなギネス級のおっかない鳥は放し飼いにしない!)
by: になにな | 2015/12/01 18:25 | URL [編集] | page top↑
#
エミューの被害に合わなくてなによりでしたね

自分は北海道で(文字通り)白鳥に襲われたことがありました・友人と一緒にドライブ旅行をしていて、とある湖畔で休憩していた時に一羽の白鳥がすい~~と近づいてきて・・


”あ~ スワンだ!”と喜んだのもつかの間、岸に上がってきた白鳥がとことこと歩いてきて・・
”??”と思った瞬間、白鳥が屈んだ・・と思ったら、いきなり自分のジーンズの上(すねのあたり)に噛みついてきました。

”大丈夫?”と聞いてきた友人にはあろうことかスワンが伸びあがって(けっこうでかかった・・)

羽で友人を頭上からばしばしとしばき出したのです(+o+)

これはたまらないと車の中に逃げ込みました・・

スワンちゃんは侵入者が立ち去ったのを確認するとまた優雅にすい~~っと泳いで立ち去りました・

その夜入浴しようとジーンズを脱ぐとクッキリとスワンのくちばしの跡(!?)が残っていてしばらく消えませんでした

悲劇はそれだけでは済まず・・
その後釧路の湿原に行って(懲りずに)鶴が飼育されている区域にいって檻の外から覗き込むと・・
今度は鶴が近づいてきて・・
檻の中からくちばしでつついてきたという・・
危うく眼つぶしにあうところでした・・

【結論】トリさんは怖い・・
by: ななしさん | 2015/11/30 21:57 | URL [編集] | page top↑

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