アルスラーン戦記

4月に始まった時は古い作品ゆえ、テンポよく進むヒロイック・ファンタジーを期待したけれど、終わってみればインドっぽい国の話を長々とやってた中盤あたりからだれ始め、最期の方はもはや完全に流し見状態。

なんだろう…とにかくキャラクターが全くだめだった。
アルスラーンは出自に何かあると思わせながらも、結果的に2クールでは明かされることはなくドラマ性がないので失敗している。
そもそも見かけも受けつけなかった。髪型がウザったくて、声も気持ち悪くて、性格もお優しいウジウジしてる上に、王としての意見もナルサスの受け売りが多くていまひとつ。
王への成長を見せる物語なのだから仕方ない部分はあるにしても、こんなにも魅力が皆無の主人公ってどうなんだろう?

ダリューンはまぁマシなキャラだったけど、銀仮面があそこまで追い込んだのに止めを刺さないのにはあきれ返った。殺せよバカ。

ナルサスは…まぁどうでもいい。ファンタジーにはこういう策士キャラがいないと始まらないので仕方がない。

フンドシ巫女はいくらなんでも露出狂過ぎる。
女好き楽師はなりゆきで合流しただけのはずが、何のドラマもエピソードもなかったのにいつの間にか「大切な仲間」になっていたのでこれも呆れた。もしそのあたりをカットしたとしたらそこはカットしちゃダメでしょ。

エラムもまぁどうでもいい。こういう忍者小僧もファンタジーには必要なので仕方がない。

うーん、ホント、面白くなかった。田中芳樹はあまり好きではなく、だからこそあれだけの金と人手をかけて作られた「銀英伝」も本当に作られてすぐの時の1話目しか見てないのだけど(この時点で「あ、ダメだ」だった)、10年代に入った今ならアニメスタッフが上手に料理してくれるのでは…と思ったけど、ダメなもんはダメだった。
物語も超絶中途半端(国を取り戻すまでいかんのかいっ!!)なところで終わり、流し見でもポカーンであった。

この物語がペルシャをベースにしているというので、つい最近イランに行ってきたおかげで、宴会シーンや服装、インドとの関係性などはうんうん、そうねと頷けたことが唯一楽しかったことだろうか。誇りあるペルシャ人はイスラム教なんぞやめて、ゾロアスター教に戻ればいいよ。
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