ナスカじゃんけん

気温は低いものの、窓を開けると紫外線が入ってくるのでイヤだし、だからといって締め切ると暑いし、秋の初めは温度の調節が難しい。早く「何もしなくても涼しい…いや、寒いくらい」になぁれ!

前回の「宇宙兄弟」では、ムッタが最終候補者をジャンケンで決めようと言ってジャンケンをした。
私だったらジャンケンにしようと言われた時点で「終わったわ」と思う。
ホンットに弱い。驚くほど弱い。なぜだろうと思うほど弱い。
「ジャンケンは確率の問題」「単なる心理戦」「勝つ確率も負ける確率も同じ」と色々聞くし、理解はしているのだが、何をどうしたって勝てないのだから仕方がない。勝てないんだよなーと諦めるしかない。

しかしこれまで、負けて「おっしゃ、やったぜー!」と思ったことがある。
それはペルーに行った時のこと。ナスカの地上絵を見に行くため、セスナに乗る順番を決めようという事になったのだが、その頃ちょっとセスナの事故が続いていたり、まだ旅の初めでメンバーの顔も名前も一致しなかったためか、皆一番手を敬遠し、「後がいい」と尻込みしたのだ。

そこで「ジャンケンで順番を決めましょう」ということになった。

子供の頃にはひどかったものの、大人になってからは乗り物酔いは滅多にしなくなった私だが、船は弱い。
小型セスナはこの時が初めてだったが、「多分酔う」という直感があり、それゆえに「一番手!」と思っていた。
なぜなら搭乗時間が10時頃で、フライトは2時間弱かかるため、二番手以降は一番手組が遊覧飛行中に「昼飯を食って待ち、一時間おきに順次出発」する事になっていたためだ。ちなみにセスナは6人定員(うち操縦士1名)である。

「飯なんか食って乗ったらリバース地獄じゃねぇか!」

乗り物酔いの防止にはよく「空腹はいけない」と書いてある。確かにそうかもしれない。理論上は。
しかし空腹であると知っていれば、「どんなに気持ち悪かろうが、吐くものは何もない!」と心強くいられるのだ。吐いても胃液しか出ない。あとは出たとしてもせいぜい粘膜血だ。とりあえずブツは何も出てこない。これはかつて吐きまくった経験を持つ人間にしかわからない安心感であろう。

「よーし、これはもらった!ジャンケン弱いから絶対負ける!そして一番を取る!」

そう挑んだところ、見事に負けた。
まぁここで勝ったとしてもほとんどの人がなぜか嫌がった一番手に代わってもらったので、別にそこまで勇む必要はなかったが、負ける確率が常時85%くらいあるのでやはり負けは間違いなかった。

葬式に行くような顔で乗り込む負け組(負け組ばかりというのがまた運がなさそうなのか、皆ションボリであった)の中で、私は「よかった、本当によかった」と思っていた。全員昼飯を食ってから乗るなどと言われたらまず食えないし、ちょっとでも食えば出すだろうし、出すと後で腹が減る(あたりまえ)からイヤだし、終わった後でのんびり食える方がありがたかったからだ。

そして結果は…「なーんだ、全然酔わなかった」どころではない。

イカからの約一時間のフライト中、ほぼ浮上した瞬間から酔った。
ひたすらひたすら耐えに耐え、なのに限界が来たのは目指すナスカの地上絵が見えてきたクライマックスであった。
もう気持ち悪いなんてもんじゃない。死ぬ死ぬ、マジで死ぬと必死に耐える。ちょっとでも動かしたらヤバいことになりそうなので微動だにできない。当然カメラなど出せないし、出したってそれを見るだけで目が廻る。だから写真など一枚も撮ってない。一枚もだ。あんなすごいものを見て一枚も撮らなかったのは後にも先にもこのナスカだけだ。(荒れ狂う海を行く船からドイカー島のアザラシも撮ったし、ワディ・ラムの砂漠で跳ねまくる4WDからも撮ったのに)
せっかく行ったのにチラッ、チラッと地上絵を見て「ぅおい、でけぇな!」と思うのが精一杯である。
思いっきり絵の上に道路が一本走ってたり、あの高さじゃ何も見えんだろうという「物見やぐら」が立っていたり、確かに神秘は神秘だったのだが…と、とにかくキモチワルイ…早く地面に下ろしてくれ…

しかもすげーカメラを持ってきてた女の子が副操縦士席に座ってるもんだから、パイロットが超張り切って何度も何度も旋回し、「サル」「コンドル」「ウチュージン」「クモ」「ハチドリ」と見せてくれる。時には写真を撮りやすいように斜めに飛ぶ。夢中で写真を撮りまくる彼女の後ろで(いやいやいや、マジもうムリムリムリ!しかもこの後同じ時間を帰るって…死ぬ死ぬ絶対マジで!)と真っ青な顔をしていたに違いないが、カッコつけの意地っ張りなので口には出さず、ひたすら耐え忍んでいた。

誰にも気づかれないよう素早く胃液を吐き(自分でもこれは生涯最高の神業だと思った)、「ほーら、やはり何も出ないから安心だろう」と自分を励まし、その後の帰路フライトに耐え…ねばと思ったのだが、なぜか帰りはアッサリ眠ってしまい、起きたらイカの空港であった。眠ったおかげで酔いに悩まされる事もなく、時差ボケも解消し、おかげですっきりと帰って昼飯のバイキング料理をもりもり食べたのであった。乗り物酔いや高山病にはやはり「睡眠」が一番よく効く。

だからマチュピチュやチチカカ湖で満載の楽しかったペルー旅行の写真の中に、ナスカの地上絵だけはない。
もう一度リベンジしに行きたいかと言われても、またあのセスナに乗る事を思うと「いやぁ、もう…」と思うので、脳に焼き付けた巨大な絵を忘れないようにしようと思う。(ついでにいつもならそういう土産は買わないのに、地上絵だけは銀製のピアスとブレスレットを買ってしまったのは、多分これがトラウマになっているからだろう)

…と、ここまで書いて、これは更新が滞りまくっている「Parallel Motion」に書くんだったと思った。(あとで移しておこうと思います。)しかし残念なことに写真はない…

【宇宙兄弟】
さてその因縁のジャンケンで勝ったのは新田とせりかさんだった。
さらにその後、ムッタともう一人の女性が選ばれる事になり、残念ながらケンジは落選。
なんでも前代未聞とはいえ、ジャンケンで決めたA班だけは禍根を残すことなく、その後すぐに会う約束をしたらしい。前述の通り、私はジャンケンに弱いので皆で一本ずつ線を加えていくアミダくじの方がいいなぁ。地味だけど。

【聖闘士星矢Ω】
「主、その妙ちくりんな装束は…?」
「…どっちが!?」

朝から龍峰のツッコミが聞けるとは思わなんだ。
そしてこの世界では抹茶を立てる時は茶碗を手に持つんだね。
まぁ忍者が聖闘士やってる世界だもんね。何でもありだよね。

栄人は狼聖衣をアニキと慕っていた男から強奪…ならぬ譲り受けた形?になるのかな。
パライストラにいたのは彼の遺言を聞いてのことだったらしいと推測できるが…捕まってちゃダメじゃん!

「俺は…聖闘士だ!水遁、絶対零度!」

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、ないわ~、栄人。
これにはさすがに親父もツッコんでたけど、なんかもう有耶無耶だし。

次回は全員集結で突入ってことは、クライマックスなのかな?蒼摩が特訓を受けていたのはもしや一輝か!?と思ったけど、提供タイトルのトコで出たのは邪武っぽい。ドMの馬じゃないですか!ところで邪武って声誰だったっけ?うわ、覚えてねー

【仮面ライダーウィザード】
「さぁ、おまえの罪を数えろショータイムだ」

1話目は「この仮面ライダーはどういうパターンかな?」という試食会みたいなものなので、何よりもキャッチーであることが大切なのだが…

1 主人公は既に仮面ライダーである(キバ、ディケイド、Wタイプ)
2 警察、または対抗組織が絡むタイプである(クウガ、キバ、W、オーズタイプ)
3 主人公は軽口を叩ける適温余裕系だが、過去が暗い陰を落としている(ディケイド、オーズタイプ)
4 細身の赤パンツに一抹の…いや、かなりの不安が…(キバタイプ)
5 魔力を奪われそうになった人を救うため精神世界へダイブして第2ラウンド?(電王タイプ)

というような情報がもたらされた。今後もちろん変わっていく部分もあるのだろう。
まぁ一回目はこんなもんだろうとも思うが、いかんせんテンポが悪くてイライラする。
ベルトが喋りすぎるせいだと思うが、変身シーンがやたらと冗長で「まだかよ!」とツッコんでしまう。
まぁここは大切な資金源であるチビッコたち(とお父さんお母さん)へのおもちゃの説明も兼ねているので、仕方がないといえば仕方がないのだが、もうちょっと見せる演出があるだろうとちょっとガッカリである。

中澤祥次郎監督はゴーカイジャーなどの戦隊物系(特にギャグ好き)がメインだったそうだが、それでかなぁ…ちょっと見せ方がイマイチというか、ライダーっぽくないというか…そうね、子供向けっぽかった感じかな。
ライダー自身は…うーん、まぁ可もなく不可もなくって感じかな。とりあえずベルトが喋りすぎてうるせぇ。
キック主体も最初だけだろうし、魔法を使うのも、そもそもあっちこっちから色々なものを取り出したり変身したりする仮面ライダーそのものが「ファンタジー」の産物なのでなんとも…主人公がライダーにならなくても今回のように小さくなったり、別人に化けたり、瞬間移動や透明になったりする魔法を使うのなら物語の幅が広がるかも。そして断言しよう。途中で必ず「全く魔法が使えなくなる」回があるに違いないよ。これがないはずがない。

視聴継続は、どうかなぁ…一瞬「お、これは久々にやめられるかも!?」と喜んだけどね。
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