角あるものの角を傾け、牙あるものの牙をかみ出だす

兼好の文は簡潔明瞭、論旨明快。格好良すぎてイカすぜ。

東京はヤケクソみたいな太陽だ。咲くそばから朝顔がしおれるくらい。
台風が来ているから余計なんだろう。つい最近、ひょんなことから由布島の歴史を知ったので(行ったことはないけど)ちょっと心配。

「次は宇宙人とダチになるぜ!」

【仮面ライダーフォーゼ】

いや~、よかった!いい最終回だった。
一年間、本当にありがとう。面白かったよ。

最後の最後、鼻男にやられた!
いや、歌星賢吾。きみはすごい。あそこで言えるか、あれが…

「もし俺が我望に消されてしまっても、彼を恨まないでくれ」

仲間たちへの一言ではうんうん、一年間の蓄積がよく現れていると客観的に頷くだけだった私も、この一言はちょっとぐわっと来てしまった。えええええ…ここでそうくるか、賢吾…

「我望の絶望に、光を与えてくれ」

自分の望みは復讐ではない。そんなものは、仮面ライダー部には似合わない。
そこには一年前、友達なんかいらないと不機嫌そうに尖りまくっていた賢吾はもういない。

彼らが執り行ったのは、理事長への感謝と、卒業の儀。
楽しい学園生活をありがとう。たくさんの想い出をありがとう。友達をありがとう。
生身の弦太朗のアクションもさることながら(「しゃべくりセブン」で「できますよ!」と言っていたバク転も余裕で披露)、ライダー部のみんながよかった。ユウキの「一同、礼!」で締めたのも。

個人的には一人でレオと戦っており、ついに仕留めたメテオがここにいなかったのもよかった。
流星が仲間だということは、もうはっきりとわかっているからこれでいいんだ。

関係キャストが総出演だったのも嬉しい限り。
追試先生はもちろん、キック先生や元気になった一年生コンビも復活。
賢吾も理事長が最後にコアスイッチを修復をしたという荒業で無事生還し、一年前にラブレターを川に捨てた賢吾に、それを拾ってきたズブ濡れ弦ちゃんが言った言葉をお返しするなんて憎い憎い。
もとの高校に戻る流星と、「彼女はいない」と言われて嬉しそうな友子もなんとなくいい雰囲気。
美羽に指輪を送った大文字だけど、美羽はそれよりデカい指輪を持つイケメンに眼を奪われて…って、デカッ!ウィザードの指輪デカ過ぎッ!!

ライダー初の学園物、月基地がアジトの宇宙物、「えっ、この人が」ときて「ゾディアーツなの」「散々ゾディアーツと思わせておいてそうじゃないの」「男なの」「女だったの」と、こう思わせてやっぱりそう、というパターンと、全然違った!というパターンを取り混ぜて、どうしても閉鎖的になりがちな「学園物」として厭きさせない工夫が見られた。そして「トリッキーな正体」で騙してくれた乙女座と、「あんたがそこまで頑張るとは」という意外性を見せた天秤座には拍手を!

基本的にはやはり、ライダー部の仲間が絡む話が好きだった。サイドキックスと女王美羽の物語、大文字とダメ後輩の物語、友子と魔女の物語、流星の本性バレの物語、そして最近ではJKの本名バレの話が優れていた。さそり座に貰ったスイッチの中毒になってしまうという、ゾディアーツ後遺症の物語も目新しかった。
意外と頑張った蟹座や、ユウキと宇宙飛行士の座を争った水瓶座など、印象に残るものも。

しかしやはり鶴見辰吾であろう。
素晴らしい悪役だった。早々に視聴者には正体をばらしながら、物語上は「いい人」を演じるというチビッコには「人間には二面性があるんだよ。だから表面の顔だけを信じてはいけないよ…」というダークな教訓を植えつけつつ、最後まで強く、甘っちょろい主人公に立ちはだかる「信念の悪役」を演じきったと思う。悪役が強くなければヒーローは育たない。まさにそれを体現したラスボスであった。一年間、本当にお疲れ様でした。

これにて青春スイッチ、オフ。

【聖闘士星矢Ω】
まもが謎の男?ダレよ…って、氷河じゃん!!!!!

こいつはビックリさぷらいず。
瞬や紫龍のように予告に名前どころか姿すらも出てなかったので、まさかここで来るとは…そして再び往年の白鳥ダンスを踊るとは!!(うぷぷぷ…)

ユナは氷河の存在を知らなかったんだろうけど、私もサブタイや予告の雰囲気から、ズタボロになった光牙に発破をかけるために、ユナがバトルものにはよくあるパターンの「修行の洞窟」に彼を放り込み、たとえば「自分自身の弱い心と対峙し、打ち負かす(またはそれを認めて飲み込む、など)」のかとイージーに考えていた。

いや~、まさかレッグウォーマー男がいるとは思わなかった。これは即ち…一輝さまの登場も期待していいって事ですかセンセイ!
五老峰まで来たらシベリアはヨーロッパに比べたら確かに遠くはありませんがね。ユナとピーコック師匠の修行場所は北欧っぽかったけど、アクィラの聖衣を受け取る時は遠出したのかしら、ユナ。

エデンがアリアに求愛しているようにしか見えない。しかし「ちはやふる」とか歌いそうな口説き声だ。
あとソニア姉さん、口調は厳しいくせに弟の心配しすぎですよ!やだ、何このブラコン姉さん、超可愛い♪(エデンが気に入ってるらしいアリアのことは嫌いみたいだしね)
次回は栄人と龍峰にカメラが移って、忍びの里の物語らしい。忍びと聖闘士…「世を忍ぶ」ところは似ているが、確かに相容れないわなー毛唐の神話じゃなー

【ドリランド】
執政官が普通に誠実かつ義に篤く、いい人で逆に驚く。
王位や権力を狙うみたいなキャラが多いからだろうか。
まぁ物語としては姫を城に閉じ込めておくと「ドリランド・完!」になってしまうので、分別がありそうな彼も姫の出立には同意する「イニシエーション」が必要だったということだろう。いや、でも普通にいい人だ。彼が「人が変わったように圧政をしき始めて民を苦しめる」という噂を聞きつけ、姫がトンボ帰りして憑き物を落とす、なんて話が一回くらいはあるかもしれない。
パーンが普通に甲冑を脱いでたり(学生服かと思った)、旅にも同行するっぽいのがなんかおかしい。

【アクセルワールド】
沖縄戦はとても楽しかった。黒雪姫が賢く強いので、ピンチになっても安心して見ていられるせいだろう。
反面、それが終わって物語は「ちゆのヒーリングで能美が回復」した肉丸戦に戻ってきた途端、うへぇ…とおもっ苦しい気持ちになってしまった。

クリキンのスパロボ外装には笑った。しかし赤の王が現れるまでは最強の遠距離攻撃スキルを持っていたというのはすごい。
恵が割り込みアクセスしてきて世界転換を起こしたというのはよくわからなかったのだが…とにかく、ステージが海に変わったことで相手のチャコール+火炎は無効になり、逆にドルフィンとメロウ(海の精)には有利に。
「わん、強くなるよ」の沖縄弁がやたら可愛かった2人組と、飄々としながらなかなかカッコよかったクリキン。初めは「なんだよ、いいところでこっちの話になっちゃうのかよ」と思ったけど、なかなか楽しませてもらった。

さて一方東京ではちゆを問い質しても「自分の意思で能美と組む事にした」とアホなことを言うばかり。
対抗策を考える肉丸と拓は、「心意システム」を極めるため、スカイ・レイカー…ではなく、赤の王に頼む事に。
おお、ニコたん来たー!ニコといえばチェリーの件でも関係があるので、肉丸が敗北感から破壊衝動に囚われたのが、まるであの鎧を思い起こさせた事にも絡んでくるかもしれないな。

浅沼さんは鈴村さんのモノマネうま過ぎですやん…

【エウレカセブンAO】
あうう…今回はなんか作画もビミョーにいつもと違ってたし(ヘタとか荒れていたわけではないが)、クォーツが「時空を転換させる」みたいな、また皆さん大好きなタイムパラドックスものになってきた。そしてアオは特異点なので記憶が残っちゃうんだね。時の列車デンライナーが来るぞー

クォーツを隠匿していたゲネラシオンブルには世界の批判が集まり、アオはエウレカがこの時空転移に巻き込まれてどの時空にも留まれない状態になったことを悟る。クロエたちは消滅してしまったのではなく、スカブコーラルの存在そのものがなかったことにされたため、そもそも「IFOに乗らない」人生を歩んでいる事が判明。
レントンはなぜこれを探しているのかね。もう考えるのも(腹が立つので)疲れるから考えないけど。

これ、全24話なんだってね。しかし8月最終週で「第17話」ってどういうこと?10月までやるの?ならCMで「10月開始」とかいってる新番組は「じょしらく」の後番組か?

【超訳百人一首】
光源氏のモデルの一人といわれる藤原実方といよいよ出てきた清少納言。
「女は器量よしの床上手、自分の出世に有利なそこそこの家柄だけどこちらに多くは望まず、おとなしくて無駄なヤキモチを妬かない程度の教養があればいい」この時代に、漢詩や書に親しみ、1000年後も読み継がれるような随筆を残す聡い女性を面白いと思う男の器量ってすごい…いや、というかさー、もしかしてそれこそ「私では受け止めかねる」の方が本音で、宮仕えの話を聞いて「おお、これは行幸!俺、悪者にならずに頭でっかち女のコイツと別れられるぜ!ひゃっほぅ!」だったりして。やっぱ女はなんたって可愛いのが一番よ。私が男なら絶対そう思うね。
しかし今回は少納言の父である三十六歌仙が一人、清原元輔がよかったですな。むーん、渋い。ステキ。歌もいい。

藤原公任を見ると今にも和歌カードバトルを挑みそうでハラハラするわー

一言投票所

聖闘士星矢Ω(2012年4月開始)
♥最初は単なる中ボスだったソニアですけど、最近はエデンをかばったり、蒼摩父の遺品を持っていたりで、好印象です。今週のうろたえっぷりも良かった。(エデンを助けて死にそうで怖いけど。)
そうそう、ソニアが思った以上にいいキャラクターに見えてきて困ります。
プリキュアシリーズのヒットにより「戦う女子」に目覚めた東映としては、セラムンの復活と共にこっちにも女性臭を入れたいのかなと勘ぐってしまう。アテナでなく、処女神アルテミスなんかだと戦士は皆女の子とかできそうですからね(笑)

その他「精霊の守り人」
♥こんばんわ。こちらのサイトで精霊の守り人というアニメを知り、先日見終えました。になにな様のレビューも楽しく拝読しました。良い作品に出会えたきっかけと作品お礼を述べたく、コメントさせて頂きました。これからも応援しております
東の窓から差し込むソーラーレイのあまりの暑さに「憤怒顔」で起きた私が眼にしたのはこのコメントでした。
大変嬉しく、大変恐縮なコメント、本当にありがとうございます。わざわざのお言葉、いたみいります。

「精霊の守り人」は放映がNHK-BSの朝だったせいか意外と知られていないかもしれませんが、神山監督が描いた傑作アジアン・ファンタジーです。原作も大変素晴らしいそうですが、それをアレンジし、見事まとめきった手腕は素晴らしく、作画、脚本、演出、そして声優さんの演技と全てがまさしく神級でした。
それだけの作品に見合ったレビューができているとはとても思えませんが、拙いテキストを元に「見てみようかな」と思ってくださる方がおられたとしたら、それは元レビュー屋としては感慨無量です。

そう思ってクーラーもつけずに自分のレビューを久々に読み返してみたのですが…いや~、あの作品の素晴らしさを伝えられているのか不安になるような内容でしたねー
まぁリアルタイムで見ていると全体像が見えていないのでどうしても推測的な部分や、「そんな伏線あったっけ?」と驚くような部分はあるのですが、それにしてもお恥ずかしい。でも「これ、面白い!すごく面白い!」と思いながら書いている熱意だけは伝わるといいなと思います。

コメント、本当にありがとうございました。

ゲーム「逆転裁判」
♥逆転裁判4はネタバレになってしまうので、詳しい事は書けませんが……1~3が好きで思い入れがある人にとっては、なかった事にして欲しいと思っている人も多いようです(笑)
なんと、そんな事に…それで5が出ないんですかね(笑)
まぁとりあえずまだ1を終えてもいないので、4にたどり着けるのはいつになるやらわかりません。頑張ります。

2012/08/26 12:43 |日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |