夫婦喧嘩は犬も食わぬ

5月頃だったか、仕事から帰って部屋で寛いでいたところ、廊下できゃあきゃあと笑い声がする。
うちの階は比較的落ち着いた年齢の家族が多く、そんな風に大騒ぎをする若い男女も小さな子供もいないのに、なんだろう…と思った途端、聞こえてきたのは女性の悲鳴。どうやら初めに聞こえていたのは笑い声ではなく、何やら言い争う声だったようだ。

「助けて!!誰か!誰かー!」

えっ、なんだ!?と慌ててドアに走り、まずは覘き穴から外を見てみると、私の部屋の前にほうれん草やネギなど、転々と緑の野菜が落ちている。
何を言っているかはわからないが叫び声はまだ続いているので、そーっとドアを開けてみると、吹き抜けを挟んだ斜め向かいの部屋のドアが開き、その中の人物(多分男性)が、女性の腕を掴まえて引っ張りいれようとしている。
私の部屋の前あたりから落ちている野菜は引っ張られている女性が買ってきたものらしく、抵抗する女性の手には白いビニール袋が握られている。

(夫婦喧嘩か…)

そう思ったのは、その向かいの家が私が引っ越してきた時、一番最初に声をかけてくれた感じのいい老夫婦の家だった事と、廊下で泣きそうな顔の男の子が「お母さん?なんで?お母さん?」と一生懸命言っていたからだ。
(その家は間取りが一番広いつくりなので、老夫婦は息子夫婦か娘夫婦と同居しているのだろう)

しかしやがて女性の抵抗が功を奏し、彼女はドアの向こうの(恐らく)夫の手を振り切ると、今度はものすごい勢いでこちらに走ってきた。
なぜなら私の家の前を通らないとエレベーターに行けないからだ。
しかも彼女、そんな状況なのに驚くような素早さで落ちていた野菜を拾い上げていく。
とはいえそれで走るスピードは落ちるので、私は慌てて扉を閉めて鍵をかけた。

まだ帰宅には少し早い時間だったので他の部屋の住人は誰もこの騒ぎを聞きつけて扉を開けていなかった。
私がドアを開けている事に気づかれて助けを求められたりしたら厄介だと思ったのだ。

もちろん、私だって困っている人を見殺しにする気はない。
そこではちゃんと私の価値観で天秤にかけたのだ。

まずこの騒ぎが顔を知っている家庭である事。
激しい夫婦喧嘩らしいが、その時点では夫が暴力に訴えたり深追いはしてこなかった事。
「助けて」と叫びつつも、彼女が落とした野菜を拾い集める事ができるくらいには冷静である事。
子供がいる事(それで夫が冷静になった可能性が高い)

本当に助けを求められたら助けるのはやぶさかではないが、その後のトラブルが面倒だ。
夫が開けろとノックしてきたら対処に困るし、その後の近所づきあいにも気を遣う。

実際には彼女はどうやら無事に逃げおおせたらしく、廊下はまた静まり返った。
10年以上住んでいるが、鍵のかかった隣家で動けなくなった人を救うため、レスキュー隊が我が家に入ってきてベランダの壁を乗り越えて家人を救出した事件に次ぐ事件であった。

さて、しかしこの話にはまだ後日談がある。

ある朝、出勤しようと扉を開けた私の眼に飛び込んできたのは、件の斜め前の家の扉から出ている生首だった。
いや、もちろん正式にはそこからその家のおばあさんが顔を出しているだけだった。
何を見ているのだろうと思いながらエレベーターホールに向かうと、夫婦喧嘩の際、廊下で泣きそうな顔をしていた男の子がいたのだった。おばあさんは単に孫を見送っていたのである。

男の子(小3か小4くらいであろう)と挨拶をかわし、エレベーターに乗り込んだ私は、しばらくしてから彼に聞いてみた。

「お父さんとお母さん、仲直りした?」

彼は少し驚いたように私をじっと見たが、やがてふるふるふるっと首を振った。
どうやらあのまま仲直りしていないらしい。
「そっか。心配だね」
彼はありありと(このおばさんが何で知ってるんだ?)という表情のまま、途中階で降りて行った。

これが事件の顛末である。今も現在進行形なのかもしれない。
それにしても廊下に転々と落ちて散らばった緑の野菜は壮観だった。
ほうれん草、ねぎ、ニラ…とにかく本当に緑一色、葉物野菜ばかりだったのだ。
喧嘩しなければ夕飯に何を作る予定だったのか、いささか気になる。

夏の旅行の計画が楽しくて楽しくて毎晩3時まで起きてプランニングに励んでしまう。
しかし最大の敵は梅雨前線、そして台風だ。さすがに明けるのは無理でも、台風は当たらんでくれぇ!

一言投票所

しかしこうして見ると本当にAGEへのコメントが多いですね…
やはりガンダムだけに、ガンダマーとしては一過言あるのは無理もないことですな。

機動戦士ガンダムAGE(2011年10月開始)
♥「移住計画の失敗を隠蔽してた腐敗政治家どもを一掃したぞ!」→「これで移住計画失敗の被害者達を、大手を振って抹殺できるぜ!」 あれ、なんかおかしいような…。
そうそう、それは絶対イコールにはならないですよね。
そこには対話も交渉も事実の公表も何もなく、しかもまさかの孫兵育成というフリットの考え方がわからない…

♥結局、アセム編は新主人公が自分の思考を捨てて、口当たりのいい中身スッカラカンな題目を連呼するだけの殺戮マシーン(しかも復讐狂いの父親の子飼い)になるまでのお話になってしまいましたね。(続く)
(続き)そのくせアセムの「守りたい人達」の中にゼハートがいたりしてもう無茶苦茶…。ゼハートが新機体に乗ってきた所をうっかり倒しちゃうとか、連邦軍が勝利してゼハートごと敵を殲滅しちゃうとかそういう考えは無いんですかね…

まぁその「口当たりのいいお題目」すらも連呼させてもらえなかったのがシン・アスカなわけですが(笑)

アセム編って、フリット編のつまらなさゆえに期待があった分、さらにダメダメぐだぐだな内容にゲンナリでした。毎回毎回、今回はもう少しよく…ならない、悪い。次回はもう少しよく…ならない。さらに悪い、という負の連鎖に陥っていました…3人目の今もどうせそうなんじゃないかと思うのですが、どうです?

♥ 60年間も成果を出せない政権を支持し続ける敵勢力(国民も大して苦しそうに見えん。)地下にMSを20年間隠しっぱなし(でもちゃんと動くし戦力になる。)何でコールドスリープしていたのか解らんゼハート。(続く)
(続き)しかし一番参ったのは、出しゃばり過ぎのうえ、孫を道具扱いしている(ようにしか見えない)フリットでした。一瞬、アセムってフリットに謀殺されたのでは?まで考えちゃいました。

3部を見てないのでようわからんのですが、そのへんはどうなんですか?
まさかのイゼルカント様が爆弾ぶっこんだみたいなレビューを見かけましたが。

♥キオ編、OPとEDは曲も映像も今までで一番良いと思いました。見飽きた筈の大張イズム全開な演出も、AGE全体が今まで地味で冴えなかったせいか外連味があって中々カッコいい。案の定エクスカイザーとかテッカマンブレードとかで見た事のある構図が多かったですけれどw
私はなんとなく「勇者シリーズみたいな見せ方だな」と思ったんですが、実際そっち方面の人なんですね。
実は90年代のアニメは性に合わないものが多いので「う~ん」と思ったんですが、ネットの評判はそこそこいいようで、勇者シリーズで育った世代(20代後半くらい?)が今はネットの中心なんだなぁとしみじみ。

♥クランシェ ↓間違い送信です。
クランシェのパイロット達がやけに長尺をとって、つまらなくてテンポの悪いジョークをくっちゃべりながら出撃するシーンには心底うんざりしました。多分米映画によくある、軽口を叩き合って発進する歴戦の兵士、みたいなのを目指したんだとは思いますが(続く)
(続き)脚本力がまるで足りてないせいで、初の地球でのスクランブルにまるで緊張感を見せないアホな兵士達にしか見えませんでした。しかも台詞の流れが致命的なほど悪かったので、見ていていたたまれないほどクオリティの低いシーンになっていましたね…

ホームズがどうのこうのってヤツでしたっけ。何分かなり前に見たきりなので記憶が…(笑)
制作陣のキャラ贔屓が過ぎたSEED、キャラを出しすぎて全く動かしきれなかった00に比べて、さほどキャラが多いわけでもないのに何ひとつできていないのがAGE。いらなくなったら殺し、劇中では死ななくても時間の経過と共に抹殺する。おどおど艦長は一部で人気があるようですが、どうなんでしょ?無論、期待はしませんがね。

♥下の方と全く同じことを思ってニヤニヤしてました… 今に始まった話じゃないですが、どうにか「っぽく」しようとしてる感がミエミエな台詞回しばっかですよね。 しかしドラゴン型のプラモはちょっとだけ手にとってみたい気も
グルーデック艦長…もっと大きな視点で戦争を捉えているのかと思いきや、結局自分の復讐を果たしただけ→逆に復讐を果たされて因果応報死。自分でデリートした情報が何だったのかはナゾのまま。
ラーガン…ちょっぴり自信のない兄貴にしようとしたが、ただのモブキャラに成り下がり失敗→時間の彼方へ
ウルフ…自信満々のエースパイロットとしてフリットやアセムを導く役にしようとして、結局はただの甘やかしのイエスマンと成り果てて失敗→よくわからないままに戦死
3代目のネタがないので間違ってたらすみません。赤キノコとかどうしてるんですか?アセム同様、キオともまた別に何の接点もないんでしょうか。

♥あまりにもあんまりなのが続くので、麻痺状態になって、もうこれで良いんじゃないのという感覚だったのを感想で引き戻されました。確かにいろいろおかしいですね。人対人の戦争だということすら忘れてましたから
孫にゲームで人殺しのやり方を覚えこませるって異常ですよ。
それに、そういう事はあり得るにしても、深夜アニメならともかく子供向けの夕方アニメでやっちゃいけないと思います、しかも身内、それもじいちゃんが。

♥イゼルカント様が高らかにやらかしてた「地球侵略」宣言に違和感。ヴェイガンは自分らが地球を手に入れる事が正しい事だと思っているし、実際大義名分はあるんだからそんな自分が悪そうに聞こえる言葉は使わないんじゃないかなぁ。そこは「奪還」でしょう
もしくは迫害され続け、苦しんだ民の「名誉ある帰還」とかね。
制作陣はバカなんですよ。バカな子供(そしてバカな大きなお友達)には「侵略」しかわからないと思ってるんじゃないですか。

♥何を今更というような感想ですけど、ヴェイガンはなぜ地球軍が手も足も出せなかった時期(ガンダムが出てくる前)に地球侵略しなかったんか謎です。そんなこと言ったらこの物語自体なくなっちゃうんですけどね…
あ、そのへんなんですかね?今回イゼルカントが投げ込んだ爆弾って…そうだとしたらあなた様は鋭い。

♥ヴェイガンの潜伏密度が高すぎて、MS一斉起動のシーンが完全にギャグ(町内でヴェイガンじゃないのウチだけ!?とかありそう)。これでギャグのつもりで描いていればまだマシですけど、AGEはこのふざけた画面のままムリヤリシリアスやっちゃうのがなぁ…
あれはギャグでしたよね!
町内ほとんどエイリアンって「レベルE」じゃないんだから!とツッコミたくなりました。
中途半端なシリアスの中で、1人気を吐いてギャグ分を背負ってくれていたデシル兄さんが懐かしい。

♥ゼハートは三部に出さず、大気圏突入の所でアセムを庇って死亡でよかったんじゃないかなぁと思います。それならヴェイガンと和解できた経験をもつアセムがパイプ役を失って、やむなく戦いを続ける理由になるし(→)
(→)一度能力開放したのにまた仮面で出てきて、因縁ゼロ・面識なしのジジイ&同級生の息子と戦うという間抜けなシチュエーションも避けられますしね(笑) 大体ゼハート自体、二部にわたってわざわざ出すほどのキャラに見えないんですよね

ゼハート残すならデシル兄さんも残して不協和音出まくりのバカ兄弟ぶりを発揮して欲しかったッス。
仲悪いくせに、いざとなる兄弟コンボ出してやたら強いとかね。シビれるじゃないですか。

♥F91のように戦火が広がりまくって友人たちとやばい状況を逃げ惑うならまだしも、本当に子供しか出てこない、侵略宣言して平和な民間施設を襲いまくる子供がイメージするような戦争で
ホント、すっげー無駄撃ちですよね、あれ。それもイゼルさんの戦略…だったんですかねぇ?

♥本当にフリットは孫を復讐代行の戦闘マシーンにする気満々ですねぇ。でも「フリットはこの作品の背骨。絶対揺らがない」とまで公言してるほどスタッフのフリット贔屓はSEEDにおけるキラ偏愛以上のものを感じるので、少なくてもキオに真っ向から批判され考えを改めるイベントは望み薄でしょうか
軍のトップになりあがり、真実を知る機会もあったろう彼が未だに敵を「悪」と決めつけ、隙あらば殲滅したいようなことを言う主人公なんかいやですよ…こういう役割は主人公と対立する立場のキャラが持つもんですがねぇ…

♥まだ2話目ですけど、何かキオ編が
すいません。途中で送ってしまいました。まだ2話目ですけど、何かキオ編が1番酷い気がしてきました……。
「AGEシステムに嘘データを入れて新兵器開発」は、空気と化していたAGEシステムとその制作者であるフリットがいかに凄いかを表現したくてやったんでしょうけど、そもそもこれが出来るならここまでの50年間、ひたすら嘘データを打ち込み続けて設計図をどんどん出させ、(続)
(続)使えるものだけチョイスして生産すれば、ヴェイガンになんて楽勝で勝てましたよね。復讐鬼のフリットならそうしない理由もないはずだし。  結局、変にいろいろ持ち上げようとしてその設定自体を殺してしまういつものAGEでした

しかしこれだけ着地点が見えないガンダムも珍しいですね。種は「大風呂敷を畳めるのか?」00は「で、結局皆さんは何がしたいの?」という事を思い続けて見続けましたが、これはダメだ…そんなわずかな好奇心すらない…
2ヶ月経ってどうですか?何か面白い要素は出てきたのでしょうか?

その他「峰不二子という女」
♥五話目にしてスポンサーがつきましたね。ちはやふる、HUNTER×HUNTERと同じく日テレ無スポンサー枠だと思ってたのに(笑)
まだ最終回は見ていませんが、前半はオイロケと外連味がウリでしたが、後半のルパンが中心になって不二子の秘密に迫っていく展開になってからは面白さが加速したと思います。

その他「坂道のアポロン」
♥薫くんのテンポの速い行動ぶりが小気味いいですね。恋敵排除作戦実行→律ちゃんを傷つけて反省→曲練習→曲披露+告白をまさか一話でやりきるとは。「やるべき時」を逃さない主人公って本当に気持ちがいいです
その後も早いところは早かったですよねー、季節もあっという間に過ぎて、クリスマス→新学期でしたし。
濃密な人間ドラマを描くのはあくまでも高校生活の3年間という時限があるからかな。

♥主役補正でモテモテでは全く無い主人公の薫君ガンバ!やっぱり物語というのは「人間」をどれだけしっかり描けるかですね
まさに少女漫画らしい丁寧で繊細な人間描写だと思います。
薫君の成長も一筋縄ではいかず、何度も同じドツボにはまりましたもんね。

その他「聖闘士星矢」
♥少年漫画の定型どおりの友情エピソード・・・なんだけど、テンポいいし、五月蝿くもないし、高いレベルでバランス取れてるな~って感心しちゃいました。種とかAGEで何故これができん?
いや、これ面白いですよ。属性にしろキャラクターの描き方にしろ、毎回とても楽しみです。
ウルフ那智とかライオネット蛮とか、イーグルの魔鈴とか、気にならないといえば嘘になりますけど~
作画が乱れがちなのは残念ですが、元祖星矢でもよくあった東映のお家芸ですね。

特撮&仮面ライダーシリーズ
♥スーパー怪獣大戦ガメラvsゴジラはまだか!?(笑)
製作会社を飛び越えて世紀の大決戦!?

ゲーム「スパロボ」
♥ゼロ・レクイエムクリアしました。ゼロ・レクイエム自体は原作通り成功したものの、ルルーシュが死ぬ一歩手前でひそかに治療され、スメラギさんを始めとする他作品のメンバーに「ゼロの仮面を再びつけることが贖罪だ」と素晴らしい原作ブレイクやらかしてくれました。
(続き)>この原作ブレイクで一番嬉しかったのが、ゼロの仮面が再びルルに戻る時の「ルルーシュなんて奴は大嫌いだが、ゼロは俺の親友なんだよ!」という玉城の台詞。以前玉城にはルクスン並の成長してほしかったと、こちらでコメントしたと思いますが、この原作ブレイクには号泣させられました(笑

皆さんのギアスへの熱いコメントを読むたびに、お恥ずかしいことに2期についてはほとんど全くと言っていいほど覚えていないのでコメントに困ってしまいます。
ストーリーも、時系列も、結局何がどうだったのかもほとんど覚えてなくて、たまにアニマックスなんかで見ても初めて見るアニメのように話を忘れてます。結局C.C.がなんだったのかとか、V.V.とシャルルとマリアンヌの関係ってどうなったんだっけとか、なんか大量破壊兵器(フレイアでしたっけ?)使ったのはナンだったっけとか、中華はどうなったっけとか、マジで何も覚えてないんですよね~
だから皆さんの「ギアス愛」はすごいなぁと思う事しきり。
玉城がどうなったかは全然思い出せません。扇に対する皆さんの怒りもよくわからないし…なんだかなぁ(笑)

その他「氷菓」
♥学園+日常系+ラノベ会話というコンボが炸裂していたので、管理人様の肌には合わないのではと思っておりました。原作は三~四巻が傑作扱いで、一巻は一番地味。アニメも後半からは評判が変わってきそうですが、それまでにどれだけの視聴者が残っているか。どうも、出だしでコケてる感じです
合わなかったですね~。溜めこんだ時点で全部消してしまいました。
内容もほとんど覚えてないです。同じく1話で切った「アムネジア」の方が、不快感が強かった分、まだ覚えているくらい。

2012/06/29 00:52 |日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |