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またまた朝日記
2011/06/08(Wed)
暑くて暑くてうだるような夏の日。
セーラー服を着た高校生がうたた寝から目覚めると、
そこは人気のない茶の間だった。丸いちゃぶ台や
柱時計、せみの声、風鈴。夏の暑さが迫ってくる。
人気のないその世界で、彼女は赤ん坊を見つける。
謎の赤ん坊を抱いて家に帰った彼女は、やがて
その赤ん坊が自分であり、母もまた自分だと知る…

…と、いうような不思議で不気味な話が大昔の
ファンロードに載っていて、印象に残っている。
太くて大胆な線で描かれた、その当時ですら
「少し昔」の日本と、夏の暑さが迫るような
作品だった。物語は永遠に続く事を予感させる
時間軸に閉じ込められた恐怖がしみじみ伝わり、
なかなかの才能だなーと思った覚えがある。

ある程度の知識のあるローディストなら、
この雰囲気から作者は「『蟲師』の人?」と
思うかもしれないが、この作品は「神威」、
すなわち現在の「おかざき真里」の
アマチュア時代の作品である。
(ちなみに漆原友紀は私のローディスト時代とは
重なっていないので、全く知らない)

実はおかざきさんになってからは一度も作品を
読んだ事がないのだが、ながいけんや楠桂などを
輩出したファンロードの中では私の注目株だった。

夏の日、陽炎の立つ道の向こうに見える水溜りを
追いかけても追いかけても捕まえる事はできない。
確か「逃げ水」というタイトルだったと思うのだが…

いかんせん25年くらい前のことなので記憶が曖昧みー

一言投票所

映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
★インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアといえば、トム・クルーズのイメージが全然違ってビックリしたな
私も実は、あの映画でトム・クルーズを見直しました。
それまでは「トップガン」でスターダムにのし上がった
貪欲な若僧くらいにしか思ってなかったんですけど、
この作品を見て「トムさん、意外といい俳優かも」と
思いなおしました。それくらいレスタトはハマってた。

そりゃアン・ライスも謝罪しますよね。
(作者がはじめすごくトムさんを嫌がっていたと聞いて
『どれ、じゃ、見てみるか』と心に留めておいたのです)

「相変わらず辛気臭い奴だ」と笑うレスタト。
火傷を負わされて退場したかと思いきや、ガンズの歌に
乗せてまさかの復活をした楽しそうなトムさんを見て、
はからずもスカッとしてしまいました。やるな!

耽美で背徳的な映像美の中、キルスティン・ダンストも
もちろんですが男たちが非常にコケティッシュで美しい。
これで同じく若くて綺麗だったリヴァー・フェニックスが
出てたらと思うと、なんとも惜しいですね。

★インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアは面白かったですね。ただバンデラスはミス・キャストじゃないかと・・・ヴァンパイアものでしたら「ぼくのエリ 200歳の少女」がお勧めです。つづく
趣味の悪い邦題をつけられていますが(泣)、恐ろしく切なくエロティックで雰囲気のある映画です。ハリウッドのリメイク版でなくオリジナルで是非

今はほとんど買いませんが、90年代までは
見た映画のパンフレットは全て買っていたので、
トムさんが表紙のパンフ、今も持ってますね~

あれは耽美で不気味で面白かったです。
出世作の「リバー・ランズ・スルー・イット」以外では
せいぜい「ファイトクラブ」くらいしかいいものがない
(それだってエドワード・ノートンに随分助けられてるぞ!)
ブラッド・ピットが若くて美しい絶頂の時に撮っただけあり、
それだけでも後世に残りますよ。これから生まれてくる予定の
お嬢さんたちは、「え、ブラピってこんなに綺麗だったの?」
と驚く事でしょう(汚い役ばっかりやると後々こうなるよ!)

男も女も、綺麗なら綺麗に撮ってもらうべきです。
男優はこれを嫌がる傾向がありますけど、人間、綺麗な
時期なんかホントにビックリするくらい短いんだから!
そう思うと「個性派」とか「野獣系」とか「ブス系」
「オバン系」は、活躍は地味だけど息は長いですよね。

バンデラスはそれほどミス・キャストとは思いませんでした。
むしろ耽美で綺麗な中に墨汁をボタリと垂らしたような、
そのくせ高位にあり、審判者でもあるという理不尽さが
彼の暑苦しい泥臭さに見合っていたような気がします。

「ぼくのエリ」はあれですよね、ヴァンパイアの
少女に恋する少年の話。見たいんですよね~、これ。
機会があればよいのですが。

邦題もセンスがいいものは原題以上なんですけどね。
「狼の血族」なんて題名、まさに傑作ですよね。
(原題はThe Company of Wolves)

機動戦士ガンダムシリーズ(Ζ、ΖΖ、G 他)「ターンA」
★キエルさんが覆したから建国されず、すなわち戦争にならずに済んでいる。だが現場で命張ってる部下たちは面白いはずもなく反発、ミリシャはテロでビビッたと思って調子に乗る。でも火種は増えるばかり
宣言でのドラマティックな見せ場だけでなく、
政治的な混乱も描きつつ、そこから少し離れ、
でも戦いに巻き込まれてしまうロランをちゃんと
主人公ポジションで描けている。そういう描写も
うまいですよねー、やっぱり。結構アッサリさくさく
進んじゃって無駄はないのに、流れがわかるという。

00にしても種にしてもこういう「全体的な視野」で
物語を見せてくれない。主人公の周りでだけ事件が起き、
しかも人間ドラマも薄っぺらくてあまり面白くない…
ウィル・ゲノムさんの腕だけが見えてるシーンなんか
ゾクゾクですよ。かといって、エウレカで血まみれの
ちぎれた腕を見た時のような「その描写はこの作品の
カラーには合わなくねーか?」というちぐはぐ感はない。
「ターンA」の世界観にマッチしてるんですよ、あの程度が。

ホント、人間的に禿御大は昔から嫌いなんですけど、
才能はやはり眼を見張るものがあるなー、あの人は。
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