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ドーハの喜劇

先日のワシントン条約締約国会議において、
クロマグロの捕獲を禁止する提案がなされ、
日本が1人で「もうダメかもしんないね」と
諦めかけたところでまさかまさかの大逆転。
(いや、ぶっちゃけ有識者は知らんが日本人の
ほとんどはいつもの通り日本の意見など世界は
無視するんだろうナーくらいに思っていたと思う)

「禁漁という前例を作ってはならない」と
中国が音頭をとってアジアの発展途上国や
アラブ諸国やアフリカ諸国がこぞって反対し、
当の日本が一番ビックリするという事態に。
まさに「反白人連合」の反旗に、EUも提案を
しぶしぶ引っ込めざるを得ない結果になった。

古くはクジラや、最近はイヌイットが食べる
アザラシ食など、食文化への口出しが非常に
増えていて、これはその国の文化への冒涜で
あると思う。ただし、かつて例えばジャイアント
モアのように、原住民が食べ尽くしたために
絶滅してしまった動物もいるので、本当に
絶滅しそうな動物は守らなければならない。

逆に言えばそれによってのみ、その民族の食文化は
規制されるべきで、綿密で公平な調査や養殖技術や
家畜化などによって解決を探っていけばいいと思う。

まぁでも現実にはクジラが手に入りにくくなったことで
クジラを食べる人、というか「食べたことのある人」も
減ってきていると思われ、もはや日本の食文化の中でも
淘汰されつつあるとも思う。昔から鯨肉を食べ慣れた人や
その味を懐かしいと思う人には大切な食文化だろうが、
食べ慣れない世代には特に感慨を引き起こすことはない
肉になりつつあるだろう。文化は簡単に消えてしまうのだ。

クロマグロも禁止されれば同じ道を辿ったかもしれない。
それに質では負けるがクロマグロ以外にもマグロはいるし…

とはいえ、中国の思惑はそもそも絶滅危惧種である
トラへの規制を緩和させるためだった…などと聞くと、
それはそれでちょっとビミョーだなーと思う。

そもそもトラはクジラやマグロ以上に絶滅への
道を着々と辿っていることが明白な動物である。
けれど彼の国の「漢方薬」も立派な中国四千年の
文化だと言われたら、クロマグロの禁止を無事に
回避して「しまった」こちらは返す言葉がない。

今回は表向きは動物保護の立場からの提案だったので、
まさかいつもバラバラな非白人どもが一致団結するとは
思っていなかったEUはさらに商業的・経済的な分野から
より強力な波状攻撃を仕掛けると息巻いているようだが、
今回の件では日本は自分たちがいかに国際的視野が狭く、
多くの海産国を巻き込めず1人で泣いたりわめいたり
絶望したりと大騒ぎしていた滑稽な姿を、客観的かつ
真摯に受け止め、大いに恥じるべきだと思うね。

そしていつの間にかあの「中華思想」丸出しの国が、
全く似つかわしくない「国際協力」を呼びかけたら
多くの国がしっかり従うという、まさに「中華」と
なっていたことを恐れなければならないと思う。

寝たきりかと思われていた龍も、いつの間にか
すっかり目覚めて国際社会を見つめていたようだ。
全くもって怖い怖い…むしろこの事実に一番震撼した。

つーかさー、絶滅を危惧させるほど乱獲してるのに、
なんで庶民が0食えないのかぜひ教えて欲しいぜ~

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