FC2ブログ

右第五中足骨折と左上腕二頭筋(受傷91日目・術後83日目)

2018/04/03
職場復帰が近づくにつれ、第五中足骨が折れた右足はめきめきよくなっていった。
しかしその反面、ひどく悪くなっていった部分がある。

それは「左上腕二頭筋」である。

実はこの左上腕二頭筋は、忘れもしない2017年5月9日に一度傷めていた。
仕事で重い荷物を持つ際、ボディメカニクス的には腕を体にできるだけ近づけるのがセオリーなのだが、伸ばしたまま持ってしまったのだ。

この瞬間、上腕二頭筋にビキッという感覚がし、以来腕を上げるとわずかながら痛みが走り、常に「万全ではない」という状態になってしまった。
しかし11月に入ると、長く悩まされたこの痛みが消えたのである。
11月の始めに温泉に行ったのがよかったのかもしれないが、とにかく痛くなくなったのはありがたかった。

ところがその後、ご存知の通り右中足骨骨折という大怪我を負ってしまう。

2か月に渡る「陸に上がったアザラシ」生活の間、左腕は実によく頑張ってくれた。
何より、怪我をする直前に痛みがなくなったのは本当に幸いだった。
プッシュアップや四つん這いの時、上腕二頭筋にぐっと力が入っても、以前のように痛くないのは心強かった。

むしろこの頃は手首を傷めないように気を付けていた。
仕事に戻った時、手首が使えないと巧緻性が落ちるので厄介だ。
指を傷めるのも怖かったので、そちらも気を付けていた。
今思うと、手首や指に比べ、上腕二頭筋はなんとなく疎かになっていたのかもしれない。

それはちょうど1/3荷重が許可され、まだ片松葉で立って生活することと、膝パッドに頼るアザラシ生活が混在していた頃だ。
私はトイレの後、床に降りてドアを閉めた。
そしてそのまま床から左腕を伸ばし、手首をひねって電気を消したのだ。

その瞬間、覚えのある「ビキッ」という感覚が上腕二頭筋に走った。

しまった!と思っても後の祭りである。
恐る恐る二頭筋をさすってみるが、以前の痛みと同じく、腕はいつも痛いわけではない。
ある種の動きをした時に激痛が走るのだ。

以前は痛いのは横に腕を伸ばした時だけだったが、今回は日を重ねるにつれ、どんどん痛みを伴う運動が増えていった。

上、横、下、背中に回す、手首を内側や外側にひねる…

やがて2月に入ると、治っていく足とは裏腹に、どんどん痛みが増していく。
やがて床に手をついても痛い、眠っていて腕が下になっても痛い…というように、安静時にも痛みが出てくるようになった。
「次の検診は1か月後」と言われた2月の診察の時、なぜ相談しなかったのかと悔やまれた。

いよいよ来週から仕事復帰という週になると、ふとした動きで痛みを感じ、その痛みのあまり悶絶するようにさえなっていた。
これはまずい…私は焦った。
自分としては、むしろ足よりもよっぽど腕の方が深刻であった。
足についてはこれまで痛みなどほとんど感じたことがないのに、まさか腕の痛みに苦しむとは…

着替えも困難だし、高いところのものを取ることもできない。
体を洗うこともできないし、今はもう使わないが、松葉杖をつく動作など痛くて考えられない。
もしアザラシ時代や松葉杖時代にこの激烈な痛みがあったら…と心底ぞっとする。

私はもともと肩の関節が柔らかく、背中で手を繋いだり合掌することもやすやすとできるのだが、今はとてもそんな動きはできない。
むしろ肩が悪いわけではないので、ついいつものように可動域の広い動きをしてしまい、そのたびに筋肉に激烈な痛みが走るのだ。

待ったなしの復帰2日前には観念し、病院へ行った。
この日はまたしても代診だった。
一体院長は何をしているのだろうか。
実はこの後もまだ一度も院長に会えていないのだ。

足のことかと待ち構えていた代診の先生に、今日は腕だと伝えた。
先生は左腕の可動を確かめ、肩回りには全く痛みがないと確認すると、「筋肉を傷めたんだろう」とあっさり言った。

そして痛みを取るためロキソニンと胃薬、患部に塗布するスミルスチックの処方を出してくれた。
だが残念ながら痛みは取れず、今もまだ続いている。

右第五中足骨の骨折であるから、これまで転倒やくじきなどの二次災害に気を付けてきた。
なのにまさか左上腕二頭筋を傷めてしまうとは…
左の安静を保とうとすれば、当然痛みのない右にも負担がかかる。
両腕を傷めることは絶対に避けたい。

ちなみにこの日、受傷した翌日から入院中、療養中もずっと共にあった松葉杖を返却した。
本来なら「よし、これで本当に回復まであと少しだ!」とウキウキするシチュエーションのはずなのだが、帰路、私の足取りは重かった。
何しろ未だに完全にはくっついていない右第五中足骨骨折に加え、今度は左上腕二頭筋まで痛めたのだ…


回復までの道はまだまだ遠い。
というか、遠すぎるわっ!!
 Home