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2017あっちいけ

世間では仕事納めも終わり、いよいよ本当に年末です。

今年はもうもう、とにもかくにも散々な年だった。
去年もひどかったけど、体や家族は絶好調だったので、今年の方がひどさは上。

年が明け、仕事復帰してすぐに富岡八幡宮事件を笑えないような問題を抱え、それでもようやく通常営業に戻りつつあったのに、夏から先、私を含め家族にシャレにならない大けがが続いた。

ちょうど1か月前が受傷日なので、囁けるものなら「階段を上る前に攣っている足をしっかり伸ばせ。その上でちゃんと手すりを持て。」と教えたい。

最終回シーズンでもあるけれど、見ているものの中では意外と最終回が少ない感じ。
長期ものや2クールものが多かったようだ。

「怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~」
ショートアニメなので気軽に見ていたけど、どうやら2期もある様子。
最後は全員で決戦かと思いきや、ゼットンが一人で大本を倒して終わりという緩さがこの作品らしいといえばらしい。舞-Hime(古いな)みたいに、最後に出て来た子が二期の主人公なのかな?

「血界戦&BEYOND」
妹のために追い詰められ、苦しむレオが、知恵を絞って対策を練っていく盛り上がりは面白かった。
心が折れかけた瞬間、ミシェイラ(相変わらず勇敢過ぎるよぅ)の危機に立ち上がるレオが格好良かった。
それでも絶体絶命を迎えれば、そこには頼もしい仲間たちが駆けつけてくれる王道展開。
いやぁ、なかなか熱くてよかったわ。

今期は各キャラの掘り下げが丁寧だったし、ストーリーもしっかりしていてすごくよかった。
1期はなんとなくなぁなぁで進んで、エキセントリックさばかりが強調されてしまい、ライブラのメンバーのこともよくわからないまま終わっちゃったというイメージだったんだよね。
原作もあの並びでやってるならしょうがないけど、原作を読んでる視聴者ばっかじゃないんだから配慮してもらいたいと思った。
「神々の義眼」がどういうものかわかったのも収穫だったし、原作が溜まれば再々アニメ化…というのもありかもしれないね。まぁそのためには円盤の売り上げが大事だろうけども。

「ボールルーム」に続けてユニゾンがOPでビックリした。
なんとなく同じ歌手は別番組ではOPに起用しない…という暗黙の了解があったっぽいけど、最近は「売れればいんだよ」って感じで問題ないのかな。

EDもBONESらしく岡村靖幸。結構耳に残るメロディーはさすが。

「クジラの子らは砂上に歌う」
案の定「え、やっぱそこで終わり?」とブツ切られ、提供場面では「続編制作のお知らせもなし?」という投げっぱなしジャーマン。

100年前の罪がどうのから、サイミアを使えない有力な他種族(しかし言葉は余裕で通じる)が出てきて、感情を食らったり命を食らったりする謎の生命体?が当たり前に受け入れられたりと、「新世界より」よりは世界観がブレてる気がし始めたところで、大方の予想通り閉じ込められている砂海から脱出するぞという「俺たちの戦いはこれからだ!」で終了。

キャラクターは名前も覚えられなかったけど、思い入れのできるのもほとんどいなかった。
男はなよなよしてるか好戦的かで二分されてるし、女はうるせーバカか、リコスも含めて印象の薄いのしかいない。

いいものは持っていそうなのに、結局描ききれないまま終わって忘却の彼方に流れていくんだろう。
一体なんのためにアニメ化したのか…このへんはイチかバチかの賭けだからしょうがないんだろうけど、失敗すると原作ファンにとっても痛いよねぇ。

「十二大戦」
脳内ではなく、100通りのルートを実際にやり直せるという能力を持っていたネズミくんは、なんでも叶えられる願いを望むことができず、「願いを消す」ことで安穏を得るという拍子抜けラストであった。

ふーん。
所詮は西尾維新が富樫の真似をしてもこの程度なんだなという感じ。

序盤から11月半ば頃までは異能バトルでどう転ぶのかもわからなくて面白かったけど、後半はグダったなぁと。
トラの優遇ぶりもわからんし、最後までウサギの意図もわからんかったし、何よりネズミの結末がお粗末すぎる。

OPもEDも耳に残る曲でよかったし、キャラデザもよかったのに(ネズミはヘッドセットしてる方がよかった)、最後は「えぇ~」という尻すぼまりにもホドがある。

ラストにもうひとひねりあればとか、もっとダークでもよかったとか思うのはやまやまだけど、ま、これが所詮はラノベ作家の限界なんだろう。

「いぬやしき」
原作通りながら、非常によい最終回だった。
というか、獅子神VS犬屋敷はすげー作画でのバトルだったのに、これそのものよりいぬやしきさんが家族との絆を取り戻し、家族と地球を守るために死んでいく、わりと静かな展開の最終回の方がよかったからね、

願わくば、獅子神の自爆で隕石が小さくなったことももう少しはっきり見せてほしかった。
なんかあれだと獅子神の自爆ではほとんど効果がなかったっぽく見えてしまった。

真理ちゃんの入選作が、80年代に作者を初めて知った頃の絵柄っぽくて笑った。
どこかスレてて変わったものを書く作者なので、今後も変な作品が生み出されるんだろう。

「キノの旅」
熱狂的なファンがつく作品というのは、その出来とファンの熱の温度差がいつも自分と合わないんだが、この作品もまさにそんな感じ。

旧作のアニメ化の時に、やはり熱狂的なシンパが多くて、当時の流行だったハガレンやハルヒ同様、「真のファンはにわかの反論など一言も許さない」みたいなオーラを出していて「めんどくせーな」と思ってた。
でも何しろ見たことがないので何も言うことができず、今回満を持しての視聴だったのだが…

なんだろう、見る前に「こんな作品なんじゃないか」と想像したことから、一歩たりとも外れることなく、すべてが予想通りの予定調和だったので逆に驚いた。

色々な国があって、色々な人がいて、感動話や胸糞話や哀しい話や理不尽な話が、可愛い女の子とバイクのコンビを中心にオムニバスのように綴られていく形式は、まさに「ライトノベル」ならではなんだろう。世界も視野も狭い10代の子たちにはたまらないに違いない。

ローラープレスと火砕流はどうにも納得いかんが、かといって羊や大人や奴隷の国がいいかと言われてもうーんと言わざるを得ない。まぁ、ロクな国がないことは事実である。

そんな中、「魔法使いの嫁」同様、投げっぱなしのものも説教臭いものも、どれをとってもしゃらくせぇ。
あとがきアニメ(?)のメッセージもなかなかゾワつく気持ち悪さであった。

作画は申し分ないほど綺麗だった。
やなぎなぎは、いつも思うのだがあの容姿でわりと堂々とミニスカートかなんか履いてCMに出てるのがすごい。平成っ子って変に自信家が多いよねぇ。

私が苦手な持ち味のキンキン声を封印し、静かに淡々とした喋りの悠木碧が聞けるのは非常によかった。

「アニメガタリズ」
ミシシとオーロラ先輩がアニメ側の人間(つか、キャラ?)で、現実社会との境界線がなくなって世界が混ざり合って混沌としてしまったのを、元に戻すというラストに、2話か3話もかけてグダグダなまま終わったけど、元からグダってた作品なので問題ない。

でもそのひとつ前の話で、学園長が元アニメ監督で、一話打ち切りだった作品こそがみのあの思い出の作品で…というのが最終話なのかと思いきや、もっとグチャグチャな内容を持ってきたのはやや意表を突かれたかな。

だけどさぁ、あれ、世界が分割された後はまたフツーに4月に戻っちゃったってことだよね?
アニメを制作した学祭もやってないし、夏のコミケも行ってないってことだよね?
(だから中華娘とも、少なくともあのコミケでは会ってないんだもんね。)

このあまりにも潔いリセットぶりはあっぱれ。
それこそ「十二大戦」や「Infini-T force」でこそやるべきだったのでは?

「Infini-T force」
科学忍法火の鳥を発動させたケンが、ただ一人戻ってこない…
と思いきや、無事に戻ってきたうえに、Zの敗北と共に吸収された世界も元通りとなり、ヒーローたちは自分たちの世界へと帰っていった。

笑がはっきりとケースに願って、この世界に流れ込んでた力(=他世界エネルギー)が一気に解放されたんだから、やっぱりこれで「笑の命を繋いでいたエネルギー」は枯渇することになるんだから、笑の命は明日をも知れないものになるか、または本当は死んでいた年齢まで時が巻き戻って終わらないとアカンよな…と思った瞬間!

「私は、これからも!この世界で!生きてきたい!」

えええええええええ!?
願いって、いくつでもオッケーなの!?

それは想定外だったわ…
一つだけ願いを叶えるっていう「十二大戦」に引きずられてたか。

笑はヒーローたちのいなくなった世界で、生きる目的を探しながら生きていくことになる。
たまに命の危機に襲われるけど、多分それは誰にだって訪れる危機だという事なんだろう。
でもある時、笑に残された力?で子供の命を救い、笑の前にトレーラーが迫った瞬間、笑は別の世界に転移する。

そこには懐かしいケンが待っていて…という、新たなストーリー(劇場版ともいう)を予感させる結末で、物語は幕を閉じた。

今の平成っ子たちが知る由もない70年代タツノコヒーローたちを、現代風に大幅アレンジして蘇らせ、見事な3Dアクションと共にシリアスにストーリーを進めていく手法は実に見事だった。

ヒーローもヴィランも魅力的で、短期間だというのに思い入れさせた手法は上手い。
だからこそ、黒幕であるZとヒロインである笑が魅力のあるキャラクターとして描けなかったのは失敗だと思うな。

私は笑については特に親近感も嫌悪感もなかったけど、だからといってせっかくのヒロインがこれではちょっと残念だとは思う。それだったらZの所業を否定したことで、笑の存在も否定されるべきだったと思うからね。

彼女が死ぬはずだった年齢を6歳くらいとするなら、10年間は他世界の命を食らっていた「在ってはならない寄生種」なんだもの。
それがわかった時点で、普通のヒロインなら「私はもっと生きたい」じゃなくて、「私の命を返します」じゃないのかと思うんだよねぇ、哀しい運命を辿った兄妹が、過酷な戦いを強いられたライダー全員に命を返した「龍騎」みたいにさ。

そして、その覚悟をしたヒロインを救うため、無茶してでもなんとかするのがヒーローじゃないかと。
ケンもホントにいいキャラなんだけど、熱くなるところが違うよ!
そんな風に、贖罪や自己犠牲のためにすべてを諦めかけたヒロインを励ましてこそのヒーローでしょ!

笑を救う方法はあると思うんだよね。
イレギュラーだったゆえに、もともといた世界からはいなくなるけど、ケガの功名でケースに存在が繋ぎ止められ、どこの世界にでも行ける異界渡りができるようになった、とかさ。
あるいは聖母ちゃんの記憶には残らないけど、あの世界に存在することだけはできるとかさ。

とにかく、ヒーローを格好良く描くことにはめっちゃ成功したのに、ヒロインの描き方が悪くて評価が下がってしまうというのはもったいない。
なんかいい方法があったんじゃないかと未だに考えるけど、一番よかったのはやっぱり消えることじゃね?と思ってしまうんだよね。
笑に恨みも怒りもないけど、フィクションだからこその「キャラとしての役割」ってのはあるよね。

OPもEDもとてもよかったし、ヒーローの技は懐かしいわカッコいいわ、現代風にアレンジされたバトルシーンも本当に素晴らしくて、毎回本当に楽しみだったけど、結局は「笑問題(炸薬としてのZの器の小ささも含め)」が重くのしかっかった感が否めない。
ちょっと残念だったよね。

というわけで、2017年のアニメも、最終回は「鬼灯の冷徹」を残すのみ。
終わってみれば大きなヒットはなく、小粒ぞろいだったかな。
スマッシュヒットだった「けもフレ」はお家騒動でもう元には戻らなそうだし、原作ものでは「進撃の巨人」はもちろん、「メイド・イン・アビス」や「血界戦線」も続編を期待したいところ。

ま、どんな駄作も「カド」の前にはひれ伏すと思うけどね。
来年…とはいえ、もう来週あたりから続々と新番組が始まるので、また面白い作品に会えるとといいなぁ。
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めりーくりすます

風が吹き荒れておりますがクリスマスです。

不自由な年末年始は侘しいだろうということで、今日からまた実家暮らしです。

最終回シーズンですが、ソシャゲイベントが重なってるので、更新はもうちょいお待ちください。

5年近くやってるゲームですけど完全無課金です。

なのに重課金と渡り合えてるどころか、英語はできても一般教養の乏しい平成っ子などに負けようはずがありません。

この銭ゲバ時代に、実に驚きの良アブリ。ホントに良心的なゲームだと思います。

あー、ダメ人間!

手持無沙汰(受傷3日目~5日目)

「念のため痛み止め、出しましょうか?」
「そうですねー、うーん、まぁ、いいです」

入院&手術の説明をしてくれた外来の看護師さんにはそう断ったが、処方のロキソニンは貴重なのでもらっておけばよかった。
実際には痛みは気にするほどのものではなく、入院までは昼間はごろごろ、夜はぐーぐー良眠して過ごした。

何しろ実家なので食べ物や飲み物には困らない。
命に係わるわけでも、布団から一歩も動けないわけでもないので、家族も適度に放ったらかしである。
私は猫や犬に囲まれ(部屋が暖かいので犬猫が居座る)、もふもふ天国でテレビやアニメを見、ソシャゲのイベントをこなして過ごした。

まこと、ぐうたら生活である。
亡くなった父が激烈な通風発作で苦しんでいた時の方がよほど大変だったであろう。
(今時の痛風患者はコントロールできていて、痛みで歩けず、寝込むほど症状を悪化させることはないと思うが、父は東京女子医大を悩ませたほどの尿酸体質で、数か月痛い痛いと苦しむことがザラであった。しかもそのたびにコルヒチンのお世話になるので危なっかしかった)

全身麻酔は初めてだが、手術については特に心配も恐怖もなかった。
手術そのものより、手術直後に色々と制限があるだろうと予測できたので、それだけが嫌だった。
飲水、食事、トイレ…そういった煩わしい制限がめんどくせぇなと思っていた。

30数年前の入院では、局所麻酔で手術を受けたのだが、現在も治癒させることができない病気なので、術後はそれはそれはもう大変であった。
現在は術式も変わり、そんなことはないと聞いているが、治ることがなく、老化と共に進行するのだから、やはり根治できる病ではない。

それに比べたら、麻酔が覚めればなんでもできる手術など屁でもない。しかも骨は人の体の中で最も完治率の高い部位だ。
今は折れた骨がずれているので、下手なことをすると悪化しちゃうよ、という状態だから、無論、ヘタなことはできない。
そのため、むしろ「早く手術が終わって、『骨はもう大丈夫』って状態にならんかなー」と気楽に考えていた。

もともと血や痛みについてことさらに騒ぎ立てる方ではない上に、手術が怖くなかったのは、家族に骨折経験者がいるせいもある。
1人は不安定な場所で外果をひねり、1人は踏み台から落ちて、私とほぼ同じ場所である、第五中足骨を骨折した。
前者は単純な骨折(いわゆるヒビ)だったからギプス固定のみで完治し、後者は私同様、入院・手術を行った。
私よりもう少し踝に近い部分だったと記憶しているが、同じように観血的整復固定術でボルトを入れ、一年くらい経ってから抜釘した。

経験者がいるので、私もすぐに「あー、あの手術だな」とピンときた。
ただその時は局所麻酔だったのに、自分は全身麻酔なのが気になるといえば気になる。

病院から戻った日は既に15時近くなっており、動き回ったせいもあってへとへとであった。
何より松葉杖での移動が負担で、手の平が痛くてたまらない。
この痛みは入院日まで取れなかった。

以前の職場で、足のリスフラン部をねん挫した人が「松葉杖を使うと手が痛くて」と言っていた意味がよくわかった。
町中を松葉杖でぴょんぴょん移動している人がそうそういないのは、基本的にそういった移動をするための補装具ではないからではないか。
それはあくまでも「ケガをした時の一時的処置」のひとつであり、活動量の多い若くて元気な人ならともかく、ケガをしやすい年代以降ともなるともっと少なくなると思う。(二次災害も怖い)

一本杖もそうだが、松葉杖やロフストランドクラッチはあくまでも「不安定な足の補助」であり、「足をつけて歩ける」ことが前提なのだろう。
怪我だけではなく足を切断した人もいるだろうし、全てがそうとは言わないが、義足や車いすなど他にも方法がある現代日本では、全ての移動を一切足をつかずに、松葉杖だけで行っているという人はかなり少ないと思われる。

さらに困ったのは、寝る時である。
怪我をした日は痛みで眠れないかと思いきや問題なくぐっすり眠れたのだが、ギプスシーネで膝下までがっちり固定された今、いくつかの不具合が生じた。

まず第一に、足が暖かすぎて気持ち悪い。
私は冷え性ではないので、パンツスタイルの下にストッキングをはいたり、寝る時に靴下を履くなど、気持ち悪くてとてもできないのだ。
うっかり靴下を履いたまま眠ってしまうとのぼせてしまい、朝起きた時の不快感が半端ない。
何しろポーランドへ行った時も、零下20度を下回る中、夜中まで数時間歩き回ってもジーンズ一枚で十分だったくらいだ。(ちなみに北海道のさっぽろ雪まつりの方が寒かった。北海道恐るべし)

なのに右足は医療用ストッキング、ギプスシーネ、二重の包帯、ネットと重装備である。
つま先は素足なのに、おかげで足先までぽかぽかして気持ちが悪い。
布団に入るとなおさらである。

そして第二に、これが一番困ったのだが、「踵が痛い」のである。
人間があおむけに横になれば、布団に設置するのは当然「踵」である。
このかかと部分がギプスシーネにあたり、痛くてたまらない。
もしかして、褥瘡ができる人はこんな痛みを感じるのだろうかと思うくらいの痛みだ。

右足はクッションと柔らかい毛布で高く上げているのだが、足の位置を変えてみたり、体ごと横になってみたりしたものの、どうにも改善されない。
残された道は、包帯をゆるめ、ギプスのかかと部分を調整する、あるいは何かかませて踵を保護することだ。

しかしPTがきちんと巻いてくれたギプスや包帯を素人である自分がほどいていいのだろうか…
チラッと考えたが、それが痛くてストレスになっては元も子もない。
それで最悪ちょっと悪化したって、結局は入院して手術するんだからいいだろうと思い、包帯を外していく。

相変わらず真っ青な内出血が広がった右足の甲部が現れ、ギプスを外してみると、踵の内側部分がガタガタに固まっている。
ギプスシーネを固める際に、右足底を台に着け、きちんと足首を曲げる形で型を取ったのだが、いかんせん足が痛いものだからテキトーな形で固まるのを待ったのがいけなかった。

しかも膝下までかっちり止められているので、踵がゴツゴツから逃げられないのだ。
結局、小さなタオルハンカチを踵にかませ、包帯を少しゆるめに巻くことにした。
その際、甲部はしっかり包帯を巻いて動かないようにし、傷などがないふくらはぎ部はゆるめにして、ギプスを少し動かせる、というように調整した。

これで痛みは解決し、無事熟睡できるようになった。
足先の気持ち悪いぽかぽかについては、仕方がない、布団から足を出して冷気をあて、しのぐことにした。

職場からは、12月1日に支払いをしなければならない件の問い合わせが来たが、1日になったらマッハでやろうと思ってすべて整えてあったので、滞りなく行ってもらえた。
また、自分が受け持っている仕事を肩代わりしてくれる人からは、ちょっとした確認の電話があったが、それも特に問題なく引き継げた。
年末のクソ忙しい時に、余計な仕事をしてもらわねばならないなど、本当に申し訳ないことである。

とはいえ、機動力ゼロの状態では仕方がない。
あとは入院までひたすらぐうたら過ごすだけであった。
ヒマにまかせて久々に始めから最後までM-1を見て、「優勝は和牛だろー!絶対和牛!」「まぁでも個人的にはゆにばーすが笑えたな!」とテレビに文句をつけたり、忘年会の約束をしていた人や、遊びに行く予定だった友人にLINEで事情を説明したり、忙しくてできないと思っていたソシャゲのイベントをクリアしてしまったり、まさにのんべんだらりのニート生活。

うーん、最高(おい)

阪口大助無双

「血界戦線」に続けて「銀魂ぽろり編」を見て吹いた。

「血界戦線」は久々に回ってきたレオのお当番回にして最終話なので、当然主人公が主人公らしい回。
時間的に録画の順番が続いている「銀魂」は、Aパートは新八が「銀魂無双」についてひたすらツッコみ続ける耐久ギャグ、Bパートは変な眼鏡でレオくん同様「見えてはいけないものが見えまくってしまう」という、ボンズとバンナムさんで打ち合わせでもしたんかと思う内容となっていた。

「血界戦線」は、いかにバカ強い敵が出ようが、信じられない化け物が出ようが、手に負えない吸血鬼が出ようが、最も強く、逞しく、称賛されるべき勇気を持っているのはミシェイラだと思う。
私が見てきた妹キャラの中では間違いなく最も素晴らしいキャラだろう。
これが姉や母親だったらそんじょそこらに転がっている母性神話としか思わなかったかもしれないが、年端もいかず、健気でかわいらしい女の子の勇気と決断には脱帽である。

ようやっとそのものの正体がチラリと垣間見えた「神々の義眼」を巡る最終話。次回も楽しみ。

一足先に最終回を迎えたのは「ボールルームへようこそ」
7月期開始アニメで、ダンスのダの字も知らなかった主人公多々良が、仙谷さんの指導の下、競技ダンスにどっぷりハマっていく物語。

姿勢の取り方や基本のステップなど、「いろはのい」から始まったと思ったら、ものすごい勢いで多々良が急成長し、大会に出て上位に食い込めるくらいになっていくのでちょっとついていけない部分も…
そもそも競技ダンスって、数か月~数年前に始めた素人が入賞できちゃうほど、壁が薄いものなの?

2クール目はパートナーがちーちゃんに変わり、とにかく毎回二人でキンキンキンキンわめき合ってばかり。
二人の言い合いは漫画だと活字なのでさほど気にならないかもしれないけど、アニメだとセリフが音として入るのでちょっとウンザリすることも…まぁ二人が本当のペアとなっていくために必要なコミュニケーションなので仕方ないんだけどね。

多々良がお父さんに打ち明けられないでいるという設定が続いていて、ばれてないわけないと思う(そもそも本当にばれてなかったら、いくらバツイチでも父親が息子に無関心すぎる)んだけどなと不自然さがぬぐえなかった。

アップテンポなユニゾンのOPも、小松さんのEDもどちらもよかった。
作画は最終回のレベルが毎回発揮されたらすごかったと思うんだけど、止め絵が多かったのは残念だなぁ。

ドラマより「僕まち」でお馴染みの土屋太鳳の弟で、主役の多々良を演じた土屋神葉は、独特の素人臭さで朴訥で不器用な多々良をうまく表現していたと思う。村瀬や山下や山本和臣など、永遠のやんちゃ系少年ボイスとして天下を取っている声優ではなく、新人として主役を獲ったからには、今後も精進していただきたい。

多くの作品が最終回を迎える今週。
怪我して暇なんだからちゃんとブログを更新していく所存であります。

一言投票所

映画「ニンジャバットマン」
■来年公開予定のニンジャバットマン楽しみなのもありますが、映像でロビン4兄弟が揃うってんで大反響、でも海外の人たちがちょっと混乱していた次男の虚無僧スタイルと末っ子の大吾郎ヘア。新規デザインのポイズンアイビーとキャットウーマンとハーレィDC3人娘カッコかわいいです
バットマンがニンジャに?
なんで?
どうしてそうなった?

はー、なんか最近、「鋼の錬金術師」の映画といい、制作センスがまるで70年代みたいで気恥ずかしいです。
平成生まれや平成育ちのナウでヤングな皆さんにはこれがむしろ1週回って新しく見えるんでしょうかね。
私はもう恥ずかしくて恥ずかしくて穴があったら埋めたいです。

「Infini-T Force」
■いろいろ設定で理由付けしていますが、今のところ「私は無関係、私に責任はない、私には何もない」とわめくだけのヒロインを、イケメン4人が忠実なナイトのごとくお守りし、彼女を肯定してあげるだけの内容ですよねぇ。男性向け萌えアニメと何が違うのか
おお、辛口なご意見ですね。
しかし笑については確かに、いくらなんでもちょっと尖らせすぎたんじゃないかと思います。あれじゃ好意が持てないですからね。

イケメン4人は、たとえヒロインがどんな人間であれ(デブスやババァや、女ではなく男であっても)守る…はず…と信じたいですが、うーん、やっぱ豪邸に1人で住んでるスレンダー美女だからかなぁ(笑)

本来はあの年齢まで育つはずがなかった笑が、笑顔で消えて終わり、ってラストならカタルシスがありそうですけど、うーん…ないだろうなー(残念)

■劇場版は完全新作! しかもコンドルのジョーが…!?
「ジョー?!ジョーなのか?!」のCMにはドッキリでした。
小出しにされる情報で踊らされる視聴者…しかしこれ、業界の人も見たがりそうな作品ですよね。

■敵がヒーローのネガ部分を司ってるので必然的に彼らもまた主役級であり魅力的ですよね。たった2話目で仲間に問い詰められて窮地に陥るZ。説明不要のダミアン。ピンポンのラジャ・カーン。トラックに吹っ飛ばされるベル・リン…お笑い要素もまた親近感というか人間臭いというか
確かに、皆さんやけに人間臭いですよね。
ダミアン・グレイの知能バトルはここ数年の中でも感心するくらい面白かったです。
隕石を落とす時も面白かったんですけど、4人のヒーローを手玉に取る変幻自在の戦闘は楽しかったです。
しかもその圧倒的不利を仲間との連携で見事に超えていったガッチャマンがシビれるほどカッコよかったですね。
ああ、このバトルを考えた人って、本当に70年代ヒーローアニメが好きなんだろうなぁと深い愛を感じましたよ。

■企画自体はアニメありきのものだったようですが、漫画版の方が一部の設定・登場人物以外は全く違う点かいで先行スタートしてますね。正直、漫画読んでいた時はここまで高品質な物が出てくるとは思ってませんでしたが、
続き しかし漫画版の方も、最初の印象は丁寧だけど地味でしたが、最近はアニメ版同様熱くて面白いです。一番の違いは笑ですかね。明るい性格で機械弄りが得意です。
あとヒーローはアニメより日常生活に溶け込んでますね。ガッチャマンは保護者、キャシャーンは転校生、テッカマンは先生、ポリマーは…探偵やってます。 というかポリマーのキャラが漫画と少し違っていて(根っこは多分一緒)驚きました。
漫画版のポリマーは普段は陽気で友好的なのは一緒ですが、悪には容赦ない存在で、法では裁けない悪を裁く正義として登場し、秩序を重んじるガッチャマンとは対立することも多いキャラでした。それだけに、二人で協力して"火の鳥"を発動させる場面はかなり熱いです(アニメではどうなるのか楽しみ

ほうほう、先生に探偵に保護者…って、保護者は職業ちゃいますやん!とツッコんでおきます。
武士のいつも隠れている眼の件とか、ちらっと見たことがあります。読まない方が楽しそうなのでやめておきましたが。
アニメもいよいよクライマックスなので(先週は休みだった上に、配信が先なのでネタバレ防止に苦労します)、今週も楽しみです。

特撮&仮面ライダーシリーズ「アマゾンズシーズン2」
■割とはっきり内臓や骨の飛び出しがあって、耐性低いのでビビりながら見てました。ストーリーの残酷さも超パワーアップしており、1期も楽しめましたが2期はそれを上回ったと個人的には思ってます。容赦ない展開で賛否両論のようですが
いいなぁ、見たいなぁ。やってくれないかなぁ。

映画「怪獣惑星」
■怪獣惑星見て来ました。シンゴジラは現実的な話、アニメはSFに振った話という二本柱の企画だったようで……これは全く偶然でしょうが、シンゴジラでゴジラを止められなかったら、これぐらい成長したのかなぁなんて思いました。歴代最強ゴジラのうたい文句は伊達じゃなかった…
話題だった実写版「シン・ゴジラ」、見ましたよ見ましたよ!
良くも悪くも「ああ、庵野だなぁ」と思える内容でした。

俳優があらぬところを凝視しながら(まぁモニターやディスプレイってことなんですけど)高速の長セリフを連発するというクドい演出、人々の生活が蹂躙されてもそれには一切関わらない徹底ぶり、ひたすらリアリティを追求した政府の危機管理体制描写は、面白いと思える人にはきっとすごく面白いんでしょうね。

あの対策本部にいられる政府の高官などではなく、ゴジラに踏み散らかされるモブの一人にしか過ぎないと思っている自分には、どうにもしゃらくせぇ作品でした。はいはい、エリートさんたちはすごいすごい(はっ、「カド」もそうだったな!!!)
あと勇気ある第1小隊が可哀想すぎて「えええええ…」と絶句してしまいました。えええええ…マジか…

「怪獣惑星」はアニメゆえに、もっとやりたい放題だったんじゃないですか?
運よく放映してくれるなど、見られる機会があれば見たいですね。

その他「ネト充のススメ」
■ 『ネト充』のOP、中島愛だったことに数話経ってから気づきました。デビュー時からどんどん成長していった印象でしたが、また一段と上手く・大人っぽくなった気がします
ささやくような声から始まる中島さんの歌、大人っぽくていい感じでしたね。
もし今「マクロスF」でシェリルと対決したらバラードではランカちゃんが勝てるかも!(May’nは声量があり過ぎてバラードがいまひとつなので)

特撮&仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーゴースト」
■本編は終盤失速しちゃったと思ってるんですが、後日談であるOVA 仮面ライダースペクターはとても面白かったです。マコト兄ちゃんの出生がはっきり明かされたのですが、非常にダークでヘビー、そして切ないストーリーで非常に楽しめました
仮面ライダースペクター、「友よ!心の叫びを聞け!」ゴースト全部見ていて、アランの変化を見ていれば必ずうるっと来ますこの作品。OVA(Vシネマ)はWのエターナルが断トツで出来が良いと思ってましたが、スペクターも引けを取らない素晴らしい後日談なので、もしご縁があればオススメしたいです。

あら、そうなんですね。それはちょっと興味があります。
私も、ゴーストは最初の路線からどんどん外れていっちゃったと思ってるんですけど(そもそもあのお兄さんがいけないと思うんスよねー)、最初はゴリゴリの王子様体質だったアラン様が、本当の体でこちらの世界に来て、人間臭く変化していく過程が一番好きでした。
聡明な姉上を含めた、恩義を重んじるマコト兄ちゃんと心優しいカノンちゃんとの関係性もよかったし。

アラン様も今やすっかり若手イケメン俳優の仲間入りをしてしまったので、ライダーが黒歴史扱いにならなければいいと思うんですが、どうでしょうねー(瀬戸くん、きみだよ!主な過去作に主役だった「仮面ライダーキバ」も載せようよ!女装するなら仮面ライダーだって恥ずかしくないよ!)

「Re:CREATORS]
■同時期に読んでた逆パターンのラノベのカタルシスエンド読んだ後だったので同じく尻切れトンボ感、颯太とアルタイルの関係物語が薄かったなーとちょっとせつなを便利に扱い過ぎて駄目でした(セレジア父娘と作家組の物語がよかっただけに)しかし異世界食堂とは別で夜食が食べたくなる食事アニメでしたね
そうそう、おっしゃる通り!
アルタイルといい、まがねといい、颯太はひたすら彼女たちの口撃にしどろもどろになって」「あうあう」言うだけでしたよね。
弥勒寺が見た目に反してめっちゃいいキャラだっただけに、ずっと頑張ってきたセレジアやアリステリアには勝利の美酒を味わわせてあげたかった。まさかの途中退場は可哀想すぎますよシクシク…

夜食ねー、確かに。
異世界食堂がきちんとした洋食屋での食事なら、こっちはスナックやピザなどジャンクでハイカロリーなものを食べたくなっちゃうテロアニメでしたね。袋をばりっと開けてポテチ食べたい!

「メイドインアビス」
■アニメ終了後に原作揃えました。「アニメで続きやってほしい!」と思う反面、クオンガタリに色がついて動くのかと思うと生理的に恐怖が……タマウガチ初遭遇からの壮絶な展開を余すことなく(むしろ原作以上に?)描写したスタッフですし、あの花畑も嬉々として力入れそうなんですよねぇ(笑。
やりそうやりそう!
クオンガタリもまさに「最弱こそが最強」系ですよね。
でも一番怖かったのはそこじゃなかったです。確かに、養殖までする宿主への寄生方法についてもぞっとしましたが、「トコシエコウはアビスだけでなく、オースの街でもどこでも生えている」ということ読んだ瞬間、ぞわわわわーっと怖気だちました。
ヤバいヤバい、それマジでヤバいって!
しかも実際階層を上がって(渡って)きてるのが怖い怖い!

レグとボンちゃんのぬるぬるバトルなども、どんだけ描きこむのか…わくわくしちゃうじゃないか!
とりあえず、あそこでしっかりウンコできるリコは心からすごいと思いました。

Parallel Universe(管理人になにな)
■見てなかったのですがそんなにカドとやらは酷かったのですか…

ひ ど か っ た で す (棒)

ハーレムアニメやエロアニメ、空気アニメや日常アニメではなく、セリフ回しやストーリー、知的なバトルや謎解きが好きな人は罠にかかりやすいので、見てはいけません。
いえ、もちろん見てもいいですけど、ひとかけらすらも期待してはいけません。

死にます。心が。

「遊戯王」
■簡単に言うと、6歳の時に何者かに誘拐されて外界と完全に隔離された部屋に監禁、機械相手に攻撃を喰らう度に電撃を浴び負けると食事抜きなデュエルを半年間も延々と強いられたという所です。同様の被害者には10年経って成長しても当時の影響で廃人になってる子供もいるという
うわー、ひでぇ…
「現実にもよくある話」と言われていたので想像していた話よりよっぽどひどいですやん。

判決、有罪(受傷2日目)

ぐっすり眠って目覚めると、足の腫れはひいておらず、相変わらず痛みが続いている。

しかしやや外反気味に親指とかかとで体を支え、足先を浮かせるようにすると歩くことができた。
とはいえ家の中では無理に立つ必要もないので、いざりやお尻で滑るように移動し、トイレや高いところのものを取る時だけ、外反歩行をするという感じ。

この時点では、骨折したかなと思う反面、痛いけれど歩けるので、打ち身や捻挫や突き指じゃないかという一抹の希望も抱いていた。
以前、やはり右足の第4指を椅子に引っ掛け、今回以上にどす黒く腫れ上がったのだが、レントゲンを撮っても折れていなかった。
それがあるのでちょっとだけ期待していたのだが、その時とは比べようもない足の内出血を見るに、「折れてるな」と諦めもあった。

始業時間に合わせて職場に電話を入れ、上司に事情を説明した。
ここのところメンタル関係で体調を崩す人が多く、さらには熱発などの風邪も流行っていたため、「最悪、骨折かもしれない」という私の言葉に驚いていた。
今から整形外科に行き、結果が分かったらまたあとで電話すると伝えて病院へ。

腫れあがって靴が履けない上に、サンダルではちょうど打った部位に当たって痛むので、右足は柔らかいスリッパにした。
玄関を出てエレベーターに乗り、エントランスを出るまでに5分。
それから30メートルほど歩いて信号のない横断歩道を渡り、整形外科の入り口まで20メートル。
ここまで10分ほどかけてゆっくり歩く。

整形外科は3階にあるので、エレベーターで上る。
運よく一番だったので、診察室に一番近い特等席(当時はわからなかったが、一番重症の人が座るという暗黙のルールがある)に座り、問診票に記載した。

ここは整形外科と内科が併設されているので、私に続いて続々と歩様の悪い高齢者が現れ、ファイルをもらい、お金を払って2階へ降りていく。
彼らは毎回診察を受けるのではなく、継続してリハビリを受けている人たちだ。
2階がリハビリルームになっているようで、杖やシルバーカーの高齢者は受付を済ませたら、次々そちらへ移動する。

実際に診察を待っているのは、見るからにやばそうな足をしている私や、1週間前に脛を打って痛みが消えないという20代後半くらいの男性、背中に帯状疱疹ができたと高齢の母親に連れられてきた30代くらいの男性、熱が出たという高齢女性くらいである。

順番が来ると、看護師さんに見守られながら先生の前へ。
院長先生なのだが、まだ若い男性だ。
私の足を見た瞬間、「ああ、これは…すぐレントゲンだね」と指示され、レントゲン室に移動する。
右足を上と横から1枚ずつ撮影し、その時点ですでに「あー、やっぱりね」と先生が呟いていた。

「折れてるね。しかもこれは繋いだ方がいいと思うよ」

レントゲンを見せてもらうと、小指の下、まさに昨日打ってしまった箇所がポッキリいっている。
しかも骨が完全に二分され、上下にちょっとずれている。
固定ではなく繋ぐということは、間違いない、手術するということあろう。

「●●病院に紹介状書くから、すぐ行った方がいいよ。」

先生は理学療法士(PT)を呼ぶよう指示し、かつそろそろと立ち上がった私を見て言った。

「松葉杖使ったことある?」

もちろん使ったことはない。

「使った方がいいね。2本だな。5000円かかるけど、返してくれる時、お金も返すからね」

処置室に移動すると、大柄な男性PTがやってきた。
彼は「ギプスシーネ」という水で固まるギプス(多分ニールスプリントってヤツ)で患部と膝下までをくるみ、足の底をつけてしばし待つ。
実はこの時、足首をきちんと曲げると痛かったので、足底を床につける形をちょっとテキトーにしてしまったため、後で地獄を見ることに…

ガーゼストッキング、ギプスシーネ、伸縮包帯2本でぐるぐるにまかれ、最後にネット包帯をかけられる。
来る時は靴下を履いていたので見た目はわからなかったが(スリッパと足をひきずる姿はともかく)、膝下まで真っ白なソフトギプス装着スタイルになっては、誰がどう見ても「足が悪い人」である。
また、ギプスのせいでスリッパが履けなくなったので、ベルクロで調整のできる医療用の靴を買うことに。

PTが松葉杖の調整をし、簡単に歩き方を教えてくれて終了。
生まれて初めてのヘタクソな松葉杖で、近いとはいえ家まで帰らねばならない。
しかも手提げかばんを持ってきたので、杖と一緒には持ちにくい。

慣れるまでの松葉杖は、本当に使いにくい。
無駄な力も入るし、足と感覚が違うので、杖の先が地面に引っ掛かったりもする。
脇に体重をかけるものではないので、手の平だけで体重を支えるから、手の平が痛くてたまらない。

待合室ではまた窓口に一番近い席を譲ってもらい、会計を待つ。
松葉杖のレンタル代、包帯代、靴代も合わせて軽く1万円以上かかった。

転びそうになる恐怖と戦いつつ、来た時より慎重かつ時間をかけて家に戻る。
マンションのオートロックは松葉杖で歩く私の姿を見たエントランスの人が開けてくれた。

家に着いた時は緊張したまま歩いたこともあり、へとへとであった。
しかし紹介状をもらっているからには、今度はそちらの病院に行かねばならない。
もしかしたらそのまま即入院になるのかもしれない。だとしたらある程度準備をしていかなければ…

というわけで家族に連絡を取り、骨折だったこと、手術が必要な状態であること、紹介状をもらったので別の病院に行かねばならないことを伝えた。
すぐに車を出してくれて、2時間もしないうちに紹介された病院で診察を受けることができた。

紹介状とレントゲンなどのデータCDがあったためか、手術の瞬間まで誰一人、一度もギプスを外して外から傷を見ることがなかったのは驚きだった。
もちろんCTは撮った。
それでさくっと手術と判断されたのだが、めったにこうしたケガをせず、大きな病院にかからないためか、今時の診断の速さに驚くことばかりである。

ちょうど院長の診察日だったのもラッキーだったかもしれない。
CTを見ながら、「右足の第五中足骨」という骨が折れていること、しかもそれがずれており、ずれた骨は自力で元に戻ることはないこと、そのため全身麻酔を施して皮膚を開き、足の筋肉を避けて骨を見て、ずれを治し、プレートやボルトで固定する「観血的整復固定術」という手術を行うと、丁寧な説明を受けた。

「観血」ってなんだろうと思ったら、医師が血を観る、すなわち皮膚を切開して流血するという意味のようだ。
骨のずれさえなければ、いわゆる昔ながらの硬いギプスでの整復固定でいいのだろう。

入院はすぐかと思ったら手術の空き状況を鑑み、翌週の火曜日に入院し、水曜日に手術、金曜日に退院の予定だという。
これもびっくりである。
全身麻酔が必要な手術後、たった2日で退院?!
今はそんなに早いのか?

「金曜日には今しているより小さなカバーで退院できるよ」

そう言ってにっこり笑った院長は、さらに完治までどれくらいかかるかを教えてくれた。

「2/3加重までは3週間から1か月、全加重までは2か月、完全に良くなって爪先立ちができるようになるのは3か月かかるからね」

松葉杖が取れるまでは1か月以上!完治まで3か月!
第5中足骨となると何しろ細~い骨なので、大事にしなければならないようだ。

電車に乗って職場に通う困難に加え、松葉杖を突いて狭い事務室を動き回るのは危険すぎる。
当然、重いものを持つこともできない。
しかし仕事に出れば無理をせざるをえないことなど容易に想像できる。
少なくとも松葉杖が取れて安全に歩けるようになるまでは、出勤はしたくなかった。

というわけで、職場に提出する診断書が欲しいので、退院時に書いてくださいとお願いした。
自分としても、手術後にどれだけ動けるのかがわからなかったため、まずはそれが終わってからと思っていた。

また、リハビリは「最初にかかった整形外科がいいよね」と言ってくれたので、「はい」と答えた。
最初に診てもらった整形外科は何しろ近いので、車や電車を使う必要がない。
リハが始まるくらい回復すれば、近いところで回数を重ねる方がいいに決まっている。

その後は血液検査、胸部レントゲン、肺活量の検査が続く。
入院については看護師から説明があり、個室、2人部屋、4人の大部屋があるという。
30数年前に入院した時は、緊急だったため個室だったが、何しろ差額がかかる。
最近入院していた母など、4人部屋でも差額料金が発生していたご時世である。
ますます金がかかるのは困るなぁと思っていると、看護師が言いにくそうに言った。

「個室、2人部屋、大部屋があるんですが、今病棟がとても混んでいて…」

そらきた!
これは個室しか空きがないという事態か!
しかしまぁ、4日間だから払えなくはないか…と観念する。

「大部屋しか空いてないんですけど、いいですか?」

え?
「混んでて」大部屋しか空いてない?
マジで?

「はい、(もちろん)それでいいです」

こちらとしては願ったりかなったりである。
手術は必要だが重篤な怪我ではないし、入院も4日なのだから、個室である必要などない。
しかし混んでいるから大部屋が空いているというのは目からうろこであった。
家族とも「いや~、驚いたね」と、今更ながら時代の趨勢を知る。

当日の入院はなくなったので、再び1万円ほど支払って家路につく。
この診察代ついては、たとえば検査料などは入院費として再カウントされる場合があるので、退院時に精算するとのこと。
なので退院日の支払いには領収書を必ず持参するようにと言われた。

ティッシュやコップや下着など、既に入院の準備は済んでいるので、入院日までは実家でのんびり過ごす。
職場には「手術が必要なため入院することになった」ことと、病院名、入院・手術・退院の日程を伝えて、病欠のための診断書は後日提出すると報告した。

とりあえず、長い長い初診は終了した。
入院までは4日間。
不本意ながら、ダラダラ過ごす闘病(?)の始まりであった。

リセマラかよ!

一瞬ホムラちゃんタイプなのかとも思ったけど、「実際にあったことをやり直すために巻き戻す」タイムリープと違い、これから起こることに無数のブランチを伸ばす、またはプローブで未来を探って最適解を導くという能力を持つのがネズミくんであった。
(いや、でも実際に密閉空間の午のもとに現れたり消えたりしたので、その可能性もまだ残ってるのか???)

「十二大戦」

チートに見えるが、無数の可能性を脳内体験しているので脳の稼働時間が半端ないのか、眠くてたまらないようだ。
脳の稼働=心臓の稼働だとしたら、恐ろしく寿命が短くなるとか、ルートは「100」と言っていたので、それ以上の数を踏まないと確率が上がらない事象には対応できないとか、何かしらリスクはありそう。
とはいえ今のところ、どこぞの「恋人」ではないが、最弱こそが最強理論。

私は5話目あたりで「意外とトラが重要人物になるのでは」と言っていたので、見ている仲間にさんざん鼻で笑われたのだが、終わってみれば結構よきキャラであった。
さすが私の干支だ!(←嘘)

なお、サルに裏をかかれたのはネズミではなくウシであった。
ウシさん詰めが甘すぎる…なまじ腕に自信があるから立ち向かっちゃうんだろう。
ウシが分析できなかったウサギの目的が解せないので、次回最終回はまだ油断ができなさそう。

「いぬやしき」
正義のじじぃと悪のガキがついに直接対決。
久々にすごいクォリティのドッグファイトを見た気がしたわ。
しかしつくづく小日向文世すげぇなと思う。
あと村上虹郎の声が宮野真守に激似でいつも混乱する。(しかも既にベテランとなった宮野ほどは声優らしい技巧がないので、宮野のデビュー当時のような朴訥で純粋な、これまた少年らしいいい味が出ている。ファフナーの将門僚をやらせてみたい)
こちらも次回最終回。

「いつだって僕らの恋は10センチだった。」
これからは6話しかないハーフクールが主流になるのでは?なんて危惧を口にしたら、突然始まった恋愛アニメ。
頭に茶筒を乗っけてるJKに(悪い意味で)見覚えがあると思ったら、「ずっと前から好きでした」とかいう映画のキャラだった。
どうやら「告白」シリーズとか言ってメディアミックスしているらしい。
既に映画化された二組に続き、最後の一組のドギマギをTVシリーズとして流しているようだ。

本年は久々に学園もの、しかもキュンキュン初恋ものの「月がきれい」(ただ中学生ごときが頻繁にラブホ行ったりちゅーちゅーしまくりなのはどうなの埼玉県と思ったけど)を見た私だが、「Just Because!」同様、ばっさり切り。
しかもこっちはこっちでもうじき大学生になる男女を「ひゅーひゅー熱いね!」とはやし立てるとか、めっさアンバランス。
ただし、最後の一組は前二組より女の子が可愛く、男の子は野心的で明るいので、好感度は高いかも。

仕事にも行けず暇なので年賀状を作成しようと、取引先に送るビジネスタイプのフリーイラストをDLして印刷した。
ところがよくよく見ると文章が「昨年はお世話なりました」となっていて、「お世話になりました」の「に」が抜けている。
うぉう、ショック!
フリーイラストなので文句も言えない。
いつもなら歩いて3分の郵便局で交換してもらえるのだが、右足を骨折している私は現在、機動力が1割程度しかないため難しい。

ああ、ついてない。

どっちが激痛?(受傷1日目)

生まれて初めて骨折をした。
部位は「右第五中足骨」、すなわち右足の小指のことだが、爪の生えている小指そのものというよりは、大きく見て「踵」と認識できる部分と、先っちょの「指」と認識できる部分をつなぐ、「足の甲の外側」と言えばわかりやすいだろう。

受傷日時は11月29日(水)19:58
なんで時刻まではっきり覚えているかというと、私は20時から始まる映画を見るため、2階への階段を上っていたからである。

そもそも私は足が非常に攣りやすい体質である。
ふくらはぎはもちろん、すね、親指、土踏まず、足首など、ありとあらゆる部分が同時に攣ることも少なくない、
「すねが攣る」などと言っても、多くの人は「はぁ?????」と首をひねらるばかり。
私もある時、理学療法士から「胸骨が固い人は脛が攣りやすいよ」と言われて初めて納得したほどである。

映画に遅れまいと早歩きをしていた私は、この時既に両足の裏や親指がかなり攣っていた。
やばいなーと思いつつも、映画館に入りさえすれば、あとは座って足の攣りを治せると判断し、そのまま痛い足を引きずって急いでいた。
家でならツムラの「芍薬甘草湯」があるので飲めばある程度回復するのだが、その準備はしていない。
無論今後は必ず鞄に入れることを決意している。

劇場は2階。

一瞬、階段を上る前に足の攣りを軽減させた方がよいのではないかという考えが頭をよぎった。
足の攣りの軽減方法は、アキレス腱や足の裏を伸ばしたり、足の指を攣りとは逆の方向に曲げたりすることだが、チケット売り場が目の前にあったため、そこのお兄さんに足の曲げ伸ばしを見られるのは恥ずかしいと思ってしまった。
もちろん開演時間も迫っているので、「よし、とりあえず2階まで行って足を伸ばそう」と考え、上り始めた。

階段を上っていてももちろん痛みが消えるわけはなく、むしろ足が棒のように重く、痛みも増すばかり。
しかしあと少しで2階に着く。
2階の広間まで行けば片隅で足を伸ばしている自分をじろじろ見る人はいまい。
「あと3段、よし!」
そう思った時、もぎりのお兄さんが「いらっしゃいませー、チケット拝見します」と声をかけてきた。
私はポケットに入れていたチケットを右手で持ち、はい、と差し出したその瞬間。

残り三段のために持ち上げていた右足が、まるでバレリーナのようにつま先まで伸び切り、さらに鉄の棒のようにビシッと固まってしまったのだ。

この「足が鉄の棒状態」は以前も一度経験があり、激烈な痛みで立つことも座ることもできなくなった。
結果的には武道をやっている弟があちこちに足を向けてくれて(その間にもまた別の部位が攣る地獄)、ようやく元に戻ったのである、
家族ですら信じていなかった私の異常なまでの足の攣りに、この時はさすがに弟も「これはおかしい」と納得してくれたのである。

それがこのタイミングで起きた。
2段目に着地するはずの足はバレリーナのようにピンと伸び切っているため、当然着地ができる形になっていない。
そのままバランスを崩した私は右側に倒れ、小指の下を強打した。

この時、「あ、やったな」という確信のある激烈な打ち方だったのだが、正直、痛みは打った部位より鉄の棒になった足の攣りの方が強い。
右足は全く踏ん張れないので、左手で手すりにつかまり、同じく攣ってはいたが左足でなんとか立ち上がる。

「大丈夫っすか?」
驚いたのはもぎりのお兄さんである。
目の前でおばはんがこけて、階段でモタモタしているのだから当然であろう。
私はとりあえず平気な顔をし、「大丈夫です」と言った。
そして再びチケットを差し出して半券を返してもらい、手すりに頼って階段を登り切った。

そもそも足が攣っていながら階段を上る行為が間違いなのだが、せめて始めから手すりを掴んでいればよかったのだ。
そうすれば倒れこむまではいかず、打ち身くらいはあったにせよ、ここまで酷くはならなかったろう。

私は小さい頃から体力的なものには全く自信がないこともあり、それゆえに用心深く比較的慎重な方だと思う。
それでも「足の調子が悪い時は、手すりを持つ」という考えには至らなかった。
悔やんでも悔やみきれないが、今後は体の衰えと共により慎重にならねばならないと身に染みた。
つか、何より痛いのは自分だしな!(ヤケ)

しかし実はもっと怖いのは、バランスを崩したまま階段を転げ落ちる可能性もあったことである。
2階が劇場のせいか、階段が急でやけに距離が長く、落ちていたら大変なことになっていたに違いなかった。
もしあの時、右足と同じく攣っていた左足のふんばりも利かなくなっていたら、完全に転げ落ちていただろう。
そして首や脊椎を折るような重篤なけがをしたか、うっかり頭でも打てば最悪死んでいたかもしれない。

さて、私の転倒に目を見張ったお兄さんは、恐らくバイトくんであるから客の状態を深く追及したり確認することなどはない。
私は足を引きずりつつも平気なふりをして広間の隅に向かい、まずは足の攣りを治そうとアキレス腱などを伸ばした。
左足は問題ないが、足の攣りと痛みが収まってきた右足は、今度は強打したところが徐々に痛み出している。

しばらく私を眼で追ってきたお兄さんも、そうやって元気そうにしている私に興味を失って別のことをやりだしたので、私は安心して足をかばいながら劇場内に入った。
自席に座り、靴を脱いで患部に触れてみる。

無論、かなり痛い。
とはいえ、もう泣きそうとか、熱が出てきたとか、おしっこチビりそうとかいうほどではない。

むしろそんな怪我をしながらも、油断するとすぐに親指や足の裏が攣る状態が続いていることの方が気になる。
攣りそうな指をそろそろと逆にしてみたり、べっこりとへこんだすねをもみほぐしたリしながら、私はそのまま映画を鑑賞した。
足の攣りが治ったのは1時間ほどしてからだったが、その時点で足の裏まで腫れてきており、骨を折ったことのない私でも、この腫れ方はちょっとまずいのでは…とやや不安になってきた。

映画が終わると、足の攣りの原因でもあったワイズの広い靴(そもそも私は日本人には少ないDワイズなのでそういう幅広の靴を履いてはいけないのだが)にも足が入らないほどぱんぱんに腫れていた。
裸足で歩くわけにはいかないのでちょっと無理をして足を突っ込む。
泣いたりわめいたりするほどではないが、とんでもない激痛である。

そろそろと歩いて劇場を出る。
泣いたりわめいたりするほどではないが、とんでもない激痛である。(2回目)

家までは駅まで歩き、電車で5駅…ルートと時間を考えて思う。
うん、これ、骨折であれ捻挫であれ打ち身であれ、多分絶対歩いちゃダメなヤツ。
というわけで「ヘイ、タクシー!」
かかった交通費は深夜割増で3000円弱。
ケガにまつわる思いがけない出費はここから始まった…

家に着いてからはアイシング開始。
保冷剤を総動員し、足の下に保冷剤を置き、打った部位には保冷剤入りの水袋を作って冷やす。
しかし驚くべきはそれでもまだしつこく攣る足のため、芍薬甘草湯を飲む。

冷やしても痛みは引かず、それどころか右足全体に内出血が広がっている。
これはさすがにまずいと思い、最悪骨折、そうでないにしても明日は職場に電話を入れ、朝イチで病院に行った方がいいと判断。
以前かかったことのある近所の整形外科が数年前に閉院してしまったため、自力で行ける整形外科をネットで探す。

するとなんと幸運なことに、家から50メートルも離れていない場所に見つかった!
というか、これまでそこに病院があったことにも気づかんかった!
このトラブルがなければ一生かからなかったかもしれない。

とりあえず病院に行かなければ何も判断できないので、寝ることにする。
痛みに弱い人や、受傷によるショックがあった人は、骨折のような重傷を負うと熱が出たり痛みで眠れないなどの症状が出る場合があるが、私はそういったことはなく、足を冷やしながら朝までぐっすり眠った。

ちなみにこの時鑑賞した映画は「IT」である。
映画全体に流れる80年代風味が心地よく、ピエロの正体が不明だった中盤まではなかなかの怖さだったが、終盤は呪怨の敏雄くんや伽椰子さんのようにあまりにも出過ぎでギャグっぽくなってしまったのは残念であった。
何より一番怖かったのは「続く」と出たことである。27年後(2016年)に続くんかーい!!

暇人

「羽生は根暗、野茂はうすのろ、イチローはいけすかないマイペース野郎」(「中間管理職トネガワ」より)
前者2名はどうかと思うが、後者は結果を残しても残さなくてもわりとその通りだと思います。

外は寒い日が続いているようですが、けがをしてから通院と入退院の日以外外に出たくても出られないので家でヒマヒマしておりますこんにちは。
実家にいてもいいのですが、それだと何でもやってもらえてぶくぶく太るだけなので、やはり一人で何でもやらねばと思い、自分の家に帰ってきております。

骨折をした時、同じくケガをした人のブログが非常に参考になったので、私も備忘録的にケガの記録をつけていきたいと思います。
いつか誰かの参考になれば幸いです。

とはいえ、まずはこのブログの一番のメイン記事であるアニメについて。
先日も新番組レビューで更新した通り、ヒマに任せて録画はきちんと消化しております。
というわけで、気になっている作品をちょこっとレビュー。

「仮面ライダービルド」
こないだも書いたけど、これ、ホントに小憎らしいミスリードやキャラクターの使い方がうまい。

まだ1クール終わってないのに、早々と3都の状況も出てきてるし、難波重工の影の内閣っぷりとか、首相と息子である玄徳が何気にすれ違ってるとか、初期に「あれ?宇宙飛行士だったマスターがスタークじゃね?」と思わせておいて、万丈の殺人疑惑を解いていくうちに「いやいや、どうやらライダーシステムを構築した葛城が生きていて、そのままスタークやってんじゃね」と匂わせ、結局は「やっぱマスターじゃねぇか!」という、こんな序盤でのどんでん&どんでん返しとか、もうこれ端っからコドモに理解させようとしてねーべという複雑怪奇ぶり。

ただねー、ライダーのベースの外見は問題ないのだけど、私的にはベルトや変身方法、モチーフが幼稚っぽくて嫌いなのが難点。
同じくストーリーが大人びていて好きだったWはベースの外見もベルトもメモリでの変身方法も非常にスマートで好きだったので、ビルドではついつい「ライダーバトル」をほとんど流し見してしまうというのは許してもらいたい。

だっていつまで見ててもレバーグルグルはかっちょ悪ぃんだもん。
誰だよあれ考えたの。物理学モチーフならもうちょいマシなもんがあるだろ。

今後の展開としておっかないのは、主人公の戦兎だよね。
主人公として確固たる正義感を確立しており、悩み多き未熟な2号ライダー万丈を導くポジションにありながら、実は彼自身が何者なのかまだ全くわかっていないという恐ろしさ。

そもそも初期に判明した「バンドを組んでミュージシャンを目指していた」愉快でおとぼけな佐藤太郎と戦兎はどうつながっていくのか、あいまいなままぼかされている。

このシナリオだととんでもない爆弾が待っていそうでおっかないわぁ…
今までのライダーにないようなとんでも展開が待っていたら…
楽しくてしょうがないじゃないか!

というわけで、久々に日曜日の朝が楽しみなのです。
あと主役の犬飼くんは俳優や女優を美しく撮ろうとしない特撮カメラでは全然大したことないけど、スタジオカメラで映されると恐ろしいほど白く透き通った肌をしているので、必見である。
そんじょそこらの手入れの悪い汚ねぇ肌した女優よりふつくしいよ、マジで。

「クジラの子らは砂上に歌う」
「新世界より」をほうふつとさせる「謎多き独特の世界観」「はっきりしない主人公」「微妙な恋愛臭」「そこはかとない原始的エロティシズム」「全く容赦のない殺戮シーン」「見ろ、人がゴミのようだ」などに加えて、この作者独特の癖なのか「異常なまでにスベりまくるコメディタッチ」は鼻につくのだが、先が気になる作品。

しかしその一方で見るのにかなりエネルギーが必要なので(世界観を噛み砕いたり、キャラクターの心情に心を寄せてかなり想像しなければならないため)、つい積録にしてしまいがちな作品でもある。
溜めてしまったから続けて見ると、ますますエネルギーを吸い取られて消耗する悪循環。
スベりにスベりまくるコメディタッチにげんなりして原作を読む気になれないのも難点。
ああいう女性作者独特のセンスのずれたノリ、ホントに嫌いなんだよね。(荒川弘とかにもこういうトコある)

そもそも名前がひねり過ぎていて覚えられない。
今、公式やウィキを見ないでぱっと思い出せるのはチャクロ、スオウ、オウニ、リコスと、死んじゃったタイシ様、サミ、生きてたけど石田彰に飼われそうなリョダリだけ。
あー、自分でも驚いた。少ねぇ…つか覚えられねぇ…

でも楽しんで見てる。
気持ち悪くて切ってしまった「宝石の国」や、原作は読んでるけど相変わらずしゃらくさい「魔法使いの嫁」よりずっと楽しみ。
まぁ1クールで終わったら続きは見られなさそうだけどね。
そもそもまほよめ同様、原作ファン以外は見てる人いないんじゃないかってほど評判が聞こえてこないし。

「おそ松さん」
今回はホラータッチの「チビ太の逆襲」
松狩りの恐怖にイヤミのクソっぷりや松野夫妻の冷めっぷりなど、いつも通りのクォリティであった。

今期は女子への配慮なのかあまりかかわりのなかった松同士(なぜか片割れはチョロ松が多いが)を組みあわせてイチャイチャさせ、そのあと全松でわちゃわちゃする、というパターンが多いのがホモ嫌いの私にはちょっとだけ鼻につくものの、そうやって引き付けておいて下品ネタで女子を突き放す小学生脳は健在なので、まぁまぁ許容している(偉そう)

松どももいいが、私はトト子ちゃんのクソっぷりも好きなので、女子松さんとは違うリアルでクソな本音も楽しみにしたい。

「Infini-T Force」
笑と一番シンクロしていたラジャ・カーンが身を挺して退場してしまった。
この物語は「完成されたヒーローに護られるヒロインの成長譚」だと前面に出しているのに、笑の性格をあまりに尖らせてしまったせいで、視聴者の不満もめっちゃ大きそう。
世界を滅ぼし続ける親父の理由もまた、「こんなクソみたいなヒロインを生き永らえさせるため」ってんだから、ますます反発がありそう。
私は楽しんでいるんだけど、世間の反応がやや厳しいのはここだろうなぁ。

笑もようやく自分の人生を歩むため親父と戦う意思を示したとはいえ、決心が遅すぎる上に、結局はヒーロー頼みがありありだからね。
あそこで親父が「なら好きに生きてみるがいい」とか言って庇護を外し、その瞬間、笑が死の恐怖を存分に味わいながら死んでいく…(親父が見せた幻とかで)なんて描写があればまた別だったかもね。
その恐怖と絶望を押しのけてなお、消えゆく他者の世界のためにヒーローと共に戦うって言うんなら視聴者の共感を得られるヒロインらしいもんね。

ケンや武士たちヒーローサイドも、頭脳プレイで彼らを翻弄したダニーや正義を断行して散ったラジャ・カーンなどヴィランも非常に魅力的だし、作品としてとてもいいものを持ってるのに、ヒロインの笑1人が台無しにしてしまっていると言われても、残念ながら反論はできない。(実際性格の良さも可愛さも聖母ちゃんの方が上だし)
笑が無気力でも思いやりのない子でも言葉がキツくもなく、友達思いで父母がいなくても今の幸せを享受しているめっちゃいい子なのに、最後は父親の「果てない夢」としてヒーローに見守られて消えていく…なんていう話だったらヤバかったろうね。

まぁ、「親子ともども消えていく」は最後の手段として残してもいいけど、そこまではしないだろうな。
私は楽しんでいるから、笑がどんなヒロインでもどんな結末でも問題ないんだけど、なんとなく視聴者にとってはここがネックになっている気がする。

「ネト充のススメ」
昨日最終回を迎えた「三十路のヒキニートがネナベしてたらネカマと出会って色々あってプチリア充になりました♥」というお話。
作者はこうした「結局リア充かよ!」というバッシングに心を病んだという噂だけど、別にそこまで追い込まれることないんじゃないの。
ネト充で食べていけるならまだしも、そうじゃないなら消耗するばかりだからねぇ、金も若さも。

初めて訪れたよく知らない男の家でシャワーを浴びられる盛岡さんは、自分の貯蓄を使い切る頃、養父母の遺産と給料で余裕ありそうな桜井さんと籍を入れ、理解ある夫に養ってもらいながら、ほどほどにネト充生活を楽しめばいいじゃん。
夫が怒らない程度に家事をやり、夫が怒らない程度にお小遣いをもらい(たまに自分も派遣やパートで働いたりもして)、夫が望むなら子供を産み育て、夫だけを理解者とし、夫だけを友達として、仲良く共に老いていけばいいじゃない。

だって実際こういう人、ネットの世界にはいっぱいいるじゃん。
旦那の金でアニメ見放題、ゲームやり放題、二次創作制作し放題で、夢のようなネト充(オタ充?)してる人、すげー一杯いるじゃん。
いいよね、それも十分「オタク界の勝ち組」として存在してれば。
職場での面倒な人間関係や他者との能力差や仕事と子育て&介護の両立に悩む必要もなく、好き放題じゃん。

え?実&義家族との関係が難しい?ママ友との軋轢がきつい?ワンオペ育児で社会から隔絶されて辛い?
そんなん、養ってくれる優しい夫と楽しい楽しいネト充・オタ充生活を手放すことに比べたらガマンできるっしょ!
私も仕事せず、生活の不安のないまま、アニメだゲームだブログだと好き放題やりたいわ~。
ま、とはいえそのためだけに結婚するなんてことは、負け組上等の私には絶対できないんだけどねー

というわけで、盛岡さんは付き合ってる間は晩生で優しそうだけど、結婚したらちょっと神経質そうな桜井さんにがっつり食いついて離れないよう頑張るべし。
ちなみに、本当はずぼらでドジっ子な盛岡さんには明るくて元気な小岩井さんの方が大らかで気が置けなくていいと思う。
ただし、「妻が自分好みの容姿で、自分だけの世話を焼いてくれる間のみ(太る、老ける、子供ができる、親の介護等で夫の心が離れるリスクあり)」という条件付きだけどネ。

「機動戦士ガンダムUC RE:0096」
サンダーボルトの劇場版公開のために1か月分まるまる放映がなかったUCも、きちんと見ております。
OVAだと時系列や前作との繋ぎの部分が荒くてわかりづらいという評判もあったけど、TV版は再編集時にフル・フロンタルさんがほぼ毎回「ボーイ・ミーツ・ガール」まで遡ってストーリーを紹介してくれるのでわかりやすい。

今週はバナージが父性を感じて信頼を寄せたキャプテンと大立ち回りを繰り広げ、トリントン攻防で巨大MAシャンブロに乗るロニを、Zを思い出させるウェイブライダー可変型MSリゼルに乗るリディが撃つというなかなかド派手なストーリーだった。

今更ながら、地球サイドと宇宙サイドに分かれてしまった人類の溝の根深さを感じさせる脚本はうまい。
環境汚染が進んで可住地域が減る一方の地球にも、貧富の差やテロなどの問題があるだろうし、スペースノイドの独立を訴えながらも、結局は地球や地球のシステムや思想に頼らざるを得ない宇宙側にも問題が山積みなんだろう。

そんな中で戦争してる場合じゃない(これがまた正式な戦争まではいかない「小競り合い」だから余計たちが悪いのかも)というのはバナージじゃなくても考えるんだろうけど、結果的に武器だけがUD化していく矛盾が差し挟まれていたりして苦笑する。
サンダーボルトじゃないけど、傷痍軍人のための義肢や、ボルトや点滴ルートなどの医療器具、電脳補助なんかもきっとUD化されてるんだろうね。トムラさんの言う通り、確かに現場はその方が便利だもの。

ダグザ、ギルボア、ロミの死や、マリーダ、キャプテン、フラストの過去を知って、まさしく「運命に翻弄される」ばかりのバナージが少しずつ(ホントに少しずつなんだけど)成長していっているのもよい。
全ての登場人物にさりげない目配りがしてあり、何より、この作品は「ボーイ・ミーツ・ガール」から始まった割に、今のところあまり恋愛要素が強すぎないのもよい。

MSではNTDたるユニコーンガンダムがカッコいいのはもちろん、ジェガンやネモ、ギラ・ドーガやズゴックも頑張ってるのが楽しい。
現役で頑張るザクを見ると、そんなところで戦ってると黒歴史として発掘されちゃうよ!とちゃちゃを入れたくなるのも楽しい。

本放映だった昨年は色々と余裕がなくて見られなかったけど、今は十分楽しんでるよ。

「十二大戦」
ネタバレも皆さんの感想も読まずにここまで見てきたけど、毎回楽しんで見ている。

各人のエピソードが始まると死亡フラグなので、元からゾンビだったのではと疑っているキチガイウサギと、わりと常識的だった皆殺しのウシ、早くからスポットが当たっていた割に手の内を見せず未だ謎多きネズミはまだ生存中。いや、まぁウザギは小間切れに刻まれてるけども。

次回のタイトルはウシなので、最強脱落の危機。
拳法家としても強いゾンビザルもまだうろついてるので、たとえネズミがウシとウサギをかわしても、初めに共闘関係にあったサルにやられる可能性も残っているので油断できない。

前回の寅と丑の話なんかは2話に渡るだけのことはあると思ったんだけど、世間では評判が悪いらしい。
まぁ最近はブログなどで責任をもって長文レビューを書く人がめっきり減り、動画コメントやスレッドがほとんどのせいか、感想の傾向が自分の感性と全く合わないことも多々あるので気にしない。
私が好きなんだからいいじゃないという感じ。明日の牛蒡も楽しみ。

「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」
うーーーーーん、ヤバい、これ今まで全く外れの話がなくて面白い。
1年くらいやったんじゃないかと思うほどの2期の苦行はどこへ行ったのかと思うほど、ずーっと面白い。
何がいいって、そもそも都会とホラーの相性がいいことと、キャラクター一人一人をちゃんと掘り下げていくこと。

シスターを失ったソフィが、ソードとの旅の中でゆっくりと癒されていくロードムービー展開も、細切れにしか語られていなかったルークの過去を父親との邂逅と共に持ってきて、母が貫こうとした「魔戒法師」としての使命を思い出す話など、正直「ええ?牙狼でこんなに丁寧にやるのん?」と失礼なことまで考えてしまうほど。
そんな中で、主役のソードが未だに一番謎というのはまるで「仮面ライダービルド」のようだ。

チーチさん曰く「牙狼劇団」トリオも出そろい、ソフィの兄貴が関わっていることは疑いようがない「エルドラド」に向け、毎回とても楽しみ。
そして今年も1クール終了の暁には、キャストによる鍋パや酒パを期待しちゃうよ!

なお、今回は書かなかったけど、「血界」や「ボールルーム」や「銀魂」も楽しんでますよ!
見ているアニメが毎回楽しみというのは嬉しいものです。

骨折した!

相変わらずブログをサボってるので「元気で留守がいい」なのかと思われてるかもですが、いや、まぁ、一ヶ月近くは確かにその通りでしたが、つい最近生まれて初めての骨折をしまして。
しかもただくっつくのを待てる状態ではなく、いわゆる「観血的整復術」という手術が必要でして。

いやー、やっちゃったな!ってやつです。
術後2日で退院はしたものの、しばらくは仕事も休業、これからリハビリ生活開始っす。

そんなことをしているうちにもう最終回シーズンですやん。
寅と丑の因縁話が意外にも胸を打った「十二大戦」、先週の櫻井の「ええーっ?マジでぇ?」や今週のトッティまさかの「うるっせぇブスッ!」に爆笑した「おそ松さん」、入院してたのでまだ見てない「インフィニティフォース」も面白くて楽しくてワクワク。

先週の「血界戦線」も面白かったし、「牙狼」も最高に面白い(もしかしたら「炎の刻印」を超えるかも!?)
でも最近特筆すべきは「ビルド」!!!
なになに、この面白さ!!
まさかの内海さん実はいい人だった的展開から、裏切り者だったフリーライターさわさんの復帰話の感動は言わずもがな、その後再びのマスターへの疑惑、確信、決裂。

だってマスターってさ、ホントのホントの始めの頃、一回疑われたけど解消したじゃん!
そのさらに裏をかいて実はスタークでしたって、どんだけミスリードしてんだよ!
子供にはさっぱりだと思うがゆえに、やだ、これマジで大人向け?という、W 以来のストーリーへの期待感。

いやー、ホントに久々に仮面ライダーが面白い。

まぁ不本意ながらしばらくは仕事を休むことになったので、150万アクセスに届いたHP や、ブログの更新(備忘録としての怪我のこととか)などもやっていければと思います。

決して「わーい、これでソシャゲやり放題だぜ!」とは思ってないですよ!(多分)

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