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コードギアス 反逆のルルーシュR2

ギアスは既にBS-iでの放映も終わり(今は種と00を
続けてやっているというカオスっぷり…同時上映か?)
アニマックスで再放映中である。たまにチラチラと
見ているのだが、どう見ても無駄な話が多すぎる。

何よりやはりロロの存在意義がわからない。
人工的にギアスの力を持たされた悲劇を描きたいなら
このやり方(弟という監視役)でなくてもいいと思うし、
何よりロロ自身にどう思い入れをしていいのかわからない。

言っておくが「思い入れが出来ない」のではない。
むしろ「どう扱えばいいのかよくわからないまま」
死んでしまった、というのが正しい気がする。

中華連邦でのあーだこーだ話も、やっているうちは
「きっとこの大国の力が強国ブリタニアに対抗する
唯一の刃となるんだろうな」と思い込もうとしたが、
結果的には役に立ったんだか立たなかったんだか
よくわからなかった。それに星刻は確かに強かったが、
「病魔に冒されている」という設定は、例えば志半ばで
倒れるという悲劇を伴うならともかく、死なないならば
ないに等しい設定ではないか。ただの毎度吐血男だ。

学園パートも1期であれだけの「緊張感」→「緩和」を
うまく演出したので、もう2期では正直いらなかった。
ナナリーがいなくなったのだから学園など早いうちに
破壊してしまって、ルルーシュにとっては戻りたくとも
戻れない哀しい思い出にしてしまった方がよかった。

ラウンズは終わってみればまるで主役級に活躍しますぞと
言わんばかりの前期OPでの扱いには腹さえ立ってくる。

おまえらいた意味ねーよ!!!ジノですらねーよ!!!

たとえばアーニャも、「閃光のマリアンヌ」が使ったような
戦法で戦う事に老練な騎士が驚く、なんて設定があれば
彼女の中にマリアンヌが潜んでいるという伏線にもなろうが
モルドレッド自体がかなり強かったのでその意味がなかった。
むしろわざわざ学園に転入させる意味不明なことをさせるなら、
彼女が今はもうポンコツのガニメデをやすやすと操ってみせる
くらいの伏線は張っておいて欲しかったよねー

でもね、ゼロ・レクイエムは悪くなかったと思うんだ、マジで。
あの絶望的なケリのつけ方はまさに谷口の真骨頂だと思う。
(とはいえ谷口アニメでハッピーエンドじゃなかったのはルルーシュ
だけなんだけどね…まぁスクライドはハッピーとは言い難いけども)

ルルーシュがナナリーが幸せに生きていける世界を
作るのではなく、ナナリー自身に世界を構築させるのは、
ただ彼が独善的に作ったものを与えるというラストよりずっと
よかったし、たとえそうだったとして「そんなもの欲しくない!」
とナナリーが全否定するという既に手垢のつきすぎた展開も
今ひとつだったと思うので、ルルーシュ自身が自分の役割は
世界を綺麗に掃除して次の世代(=ナナリー)に手渡す覚悟を
決めていたというあのラストは非常によかったと思っている。

だからこそ!!
だからこそ「ゼロ・レクイエム」までの流れは
もっと深く練りこんでやって欲しかったんだよぅ!

皇帝との会話は正直ホントに意味不明だった。
マリアンヌが何を考えてるのかも正直全くわからんかった。
あのあたりはやっぱり1クール終了時に怒涛の盛り上がりで
やっておくべきだったと思うんだ。ロロもシャーリーもそのへんで
皇帝共々片付けておけば「うおぉ!」と誰もが唸ったと思うんだ。

そして2クールで本格的に「ゼロ・レクイエム」への布石を置き始める。
そのためにはむしろスザクはルルーシュと約束(=ルルーシュを
彼自身の手で殺すこと)を取り交わしながら、それでも最後まで
まだゼロ・レクイエム以外の方法もあるかもしれないと諦めず、
ルルーシュへの反抗勢力として戦い続けてもよかったと思う。

互いに全力で戦いながら、ルルーシュは自分の命を捧げる事を、
スザクは自分の一生を捧げる事を誓い合っている、というのも
よかったんじゃないかと思うんだ。スザクが諦めがよ過ぎるのが
気になるというか…そもそも正しい方法を追い求めていたスザクが
ルルーシュの計画をどうやって容認したのかとか、肝心なところが
描かれないから最後まで「ウザク」と言われ続けて終わっちゃった。

カレンが捕虜になったのは深い意味があるのかもと思ったが、
結果的には何もなく紅蓮をパワーアップしてもらっただけ。
撃たれて転落した扇の頑丈さには「うおぃ!」とツッコミ、
ラウンズ同様使い捨ての王族には唖然としてしまった。

あっちに転んだりこっちに転んだりと立ち位置の変わった
ニーナの行動原理もわかりづらかったし、ローマイヤとか
出す意味あったんだろうか…ロイドさんとセシルさんも
あれだけ1期で魅力的なキャラとして立ったんだから、
もう少し使い道があったと思うんだよね…やっぱスザクは
絵に描いた餅だったラウンズではなく、曖昧な立場の
特派所属のままでもよかったんじゃないだろうか。

そして最近見た「ガンジー」で、当時は誰も逆らえないと
思われた世界最大勢力を持つ大英帝国に対し、非暴力と
無抵抗で抗って最後には勝利を勝ち取った指導者の姿を
見たので、ルルーシュにはもう少し「祖国(実際は彼の
祖国ではないけど)を苦しめる大国を追い詰める」という
カタルシスを感じさせて欲しかったという未練もあるんだ。

「祖国」にこだわるならスザクでもいい。スザクが負けて
ルルーシュが卑怯な戦法で「漁夫の利」を得てもいい。
やっぱりあれだけ1期で暴虐を振るったブリタニアに対して
一矢報いた、一泡吹かしたというカタルシスは欲しかった。

とまぁこうして何気なく文句をタラタラ書いてきたが、
半年以上も前に終わった作品であり、しかも自分的に
「むむ…」だったというのに、自分でも驚くほどキャラも
設定もナイトメアの名前もスラスラ出てくるのは驚いた。

やっぱり私はルルーシュがとても好きだったんだろうなぁ…
でもちょっと不本意な展開だったのが辛かったんだろうなぁ…
今でもルルーシュという「作品」を思うとチクチクと胸が痛む。
ノリきれなかった自分に対する後悔のようなものもある。
(反面ノレなかったのは仕方がないと思う気持ちもある)

谷口監督の次回作の噂もチラチラと聞こえて来ているけど、
次は「プラネテス」クラスか、「ガン×ソード」や「スクライド」
みたいな「おまえバカだなっ!バーカ!バーカ!」と言われて
床を叩いて爆笑できるようなバカ&感動アニメだといいなー

あと近年稀に見るまさかの逆転勝利を収めたキャラは
やっぱオレンジとコーラサワーだと思うね。Drink me!
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