FC2ブログ
2008/11/22 (Sat)  10:50

夢よ踊れ

最近よく龍騎の事を思い出す。
時期的に仮面ライダーの物語が佳境に入ってくる頃
だからかもしれない。電王だと侑斗が消えたりキング
ライナーが出た頃で、龍騎だとリアルタイムでは見て
いないけどオルタナティブがタイガに殺されるあたり、
タイガとインペラが知り合う頃だったはず。クウガでは

そうだよ…でも、だからこそ現実にしたいじゃない。
ホントは、きれい事がいいんだもん。
これ(拳)でしかやり取りできないなんて、哀しすぎるから…


と、以前ブログに書いた五代くんの心に残るセリフが
聞けたのがまさに11月末頃に放映の41話での事。

念願のクウガを見て、私の中の平成仮面ライダーの
貯金が4作(クウガ、龍騎、電王、キバ)と増えたせいも
あると思うけど、セブンで蓮や編集長を見てるせいかも。
(あとみゆきちゃんも時々)牙狼でも最近ゾルダを見たし。

見た直後は気持ちが固まらず、ああ、そういう批判も
あったでしょうねとレス返したあのラストについても一言。
その批判の1つが

「死んだ人は生き返らない」

というものだったということ。
全員死んでしまったライダーたちが全員生き返った
あの舞-HiMEラストは納得いかないという意見は
確かにもっともで、それまでの彼らの苦悩や絶望、
生きた証も全てなくなってしまうのはおかしいという
意見が最終回への批判だったというのはわかる。

その時は何も返せなかったのだけれど、今思えば
それこそが「もっともである」といえるラストだったと
思えるのだ。そもそも「何もなかった事」になったのは、
「ライダーが全て生き返ったから」ではないからだ。

本当は死んでしまっていた優衣が、兄の神崎士郎の
思いを受けて生き返ったことで全てが狂ったのだから、
あのラストは「ライダー全員を生き返らせた」のではなく、
本来死んでしまっていた優衣が「生き返らなかった」
即ち「死んでしまった」時間までリバースしたのだと
改めて思うからだ。

ドラマはあたかもあの時点から甦ったように見えるので、
何も知らずにすれ違うライダーたちのよそよそしさが少し
寂しさも誘うのだけれど、実際に再生されたのは城戸くんが
デッキを手に入れた日でも、神崎がデッキを作った日でもなく、
優衣が死んだあの日なんだろう。世界はそこから優衣抜きで
再生された。まさしく「死んだ人は二度と生き返らない」からだ。

だからこそ、最終回、花鶏でおばさんにたじたじになってる
城戸くんたちの後ろに、幸薄かった幼い神崎兄妹の写真
(本編では大きくなった2人の写真だったのに)が飾られて
いたことが哀しく、その一方で彼らの「死人を生き返らせるほど」
強い「願い」は、狂わせた世界を巻き戻すことでケリをつけたと
思えたからだ。歪みの元を完全に正した結果があれなのだと思う。

もうここで爆笑しちゃったもんなー「折れたっ!?」

私はやっぱり龍騎が好きだな。
ライダー同士の戦いという破天荒な設定も、ラストも含めて全て好き。
あと今の制作スタッフにはイマイチ感じられない「熱意」も感じるしね。
これはクウガにもあったし、アギトにもあるんだろうな電王では感じたけど
スポンサーサイト