Parallel Paradise
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元・アニメ・映画レビューサイトParallel Universeの更新日記
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ダンジョン飯が迷子になっておりました
「ダンジョン飯」見ていないんですね…とご指摘いただきビックリしました。いやいやいや、見ております。すみません、なぜかレビューが抜けておりました。数年前から、面白いと評判が高かった作品なのは知っています。満を持してのアニメ化ですね。「満を持したアニメの主題歌、バンチキがやりがち」というのもあるあるですね。ダンジョン内で一癖も二癖もある魔物を食らうダンジョングルメアニメ。異世界食堂や異世界居酒屋はその
いやいやいや、見ております。 すみません、なぜかレビューが抜けておりました。 数年前から、面白いと評判が高かった作品なのは知っています。 満を持してのアニメ化ですね。 「満を持したアニメの主題歌、バンチキがやりがち」というのもあるあるですね。 ダンジョン内で一癖も二癖もある魔物を食らうダンジョングルメアニメ。 異世界食堂や異世界居酒屋はその名の通り、最近だと異世界ネットスーパーやメイドインアビスなども料理に力を入れているが、ダンジョン飯もその名に恥じぬ料理作画が素晴らしい。 こちらのミミックが甲殻類風に描かれたおかげで、かじられているフリーレンがエビカニエキスにまみれているように見えてしまう。 ギャグ絵の時のうねうねがトリガーチック。 主人公の妹さんがダンジョンで龍に食べられ、蘇って骸骨になり、やがて食屍鬼(グール)に… おっと、これは♪果てなき道の先で待つもの…ではなかったな。 こちらは死んでも蘇ることができる世界のようだが、消化されてしまうとヤバいと言ってたので、このペースだと果たして妹はいつ助けられるのであろうか。 世界観もしっかりしてるし、キャラもちゃんと立っているので、安心して見ていられる。 ただギャグフェイスを多様されると作画の手抜きに見えるのでホドホドでお願いしたい。 あと意外とあの主人公、まともそうに見えて偏屈で変人だよなー あと、先週視聴をやめた作品がありますのでついでにご報告を。 「スナックバス江」 数話溜まってしまい、それを見てちょっとうんざりした気持ちになったので、これは楽しんでいないなと思いました。切り。 「俺だけレベルアップな件」 なんかもう、初期の主人公と別人過ぎて嫌になってきました。 呼び出された金持ちのボンへの態度と言動が上から目線過ぎるんじゃないかと。 きみ、1話目ではそんな性格じゃなかったよね?うーむ…もういいかな…切り。 「ぽんのみち」 麻雀やらずに同じように遊んでたら切ると言った通り、山の後は海で遊んでおられました。 麻雀ビーチバレーみたいなんはやってましたが、ソレジャナイだろと思いましたので、切り。]]>
日記
2024-02-19T21:49:36+09:00
になにな
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2024年冬アニメ
さて、また遅くなりましたが1月開始アニメです。これまた多いですね。いつも通り、1期を見ていない作品については始めから視聴していません。(2期から見るってこれまで全くなかったと思う。うーん、あったかな?)あっさり切ったものから継続決定のもの、現在も見てはいるけどいつ視聴をやめるかわからないものなど。視聴継続は〇視聴なし、中断は×今後挫折するかも?△ではでは、怒涛のようにいきますよ!〇異修羅1話目が予想外に
これまた多いですね。 いつも通り、1期を見ていない作品については始めから視聴していません。 (2期から見るってこれまで全くなかったと思う。うーん、あったかな?) あっさり切ったものから継続決定のもの、現在も見てはいるけどいつ視聴をやめるかわからないものなど。 視聴継続は〇 視聴なし、中断は× 今後挫折するかも?△ ではでは、怒涛のようにいきますよ! 〇異修羅 1話目が予想外に衝撃過ぎて「うっ…」 2話目の毛色の違いに「えっ…」 3話目でまた保志ボイスに気付かず「くっ…」 (悪い保志の声って大好きなんだけど、ダメ絶対音感があるのに100%わからないというね) 魔王が倒されたものの誰が倒したのかがわからないため、英雄たちが集められて真の英雄を決める… いや、なんそれ。 違和感しかないのだが、この世界ではこれが平常運転なのだろうと思うしかないようだ。 説明が多く、二つ名を持つキャラを把握するのに脳を使うので、「見たいんだけど気合いを入れないと見られない」アニメとなっている。 下手すると見ないまま次の回の放映日になってしまうこともある。 やけに緊張感があるんだよ。 これだけバックボーンを丁寧に見せられると、今後は殺し合いや潰し合いがあるに違いないので、先が怖い。 別に好きなキャラがいるわけでもないのに、虐げられていた「海たるヒグアレ」や、無垢の「世界詞のキア」や、やはり1話目の衝撃「柳の剣のソウジロウ」、二つ名も優雅で物腰もカッコいい「星馳せアルス」なんかは思い入れちゃうよね。 怖い。でも楽しみ。 ×魔法少女にあこがれて あー、なんというか…くだらないなー 「おにまい」とかに繋がる、「こういうの、好きな人は好きなんだろうなー」と思うジャンル。 2話まで見たけどもうため息しかなかった。切り。 ×魔都精兵のスレイブ 鬼頭明里はもうちょっと演技力を磨かないと先細るだけだと思うぞ。 なんというかこの人、セリフが全部「⤴」ってなるよね。少し溜めて一回沈んで上がるイメージ。 なんで下がるんだよ。だから棒読みに聞こえるんだよ。 で、物語の方はと言えば戦えるのは女の子ばかりという都合のよろしい 世界らしいッス。 意味がわからん。切り。 ×即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 バスごと異世界に迷い込んで、そのうち4人くらいが能力なしと判断され、変なモンスターに襲われて死にました。 でも主人公とヒロインは問題なく生き残りました。 なぜなら主人公は即死チートの能力持ちだったのです! 即死チート(笑) もう一度言います。 そくしちーと(爆) 現代社会でも即死チート持ちだったのに、異世界に行く意味があるのかさっぱりわからんが、俺TUEEEEもここまで来たかと呆れてモノが言えん。 …と思って切ったのだけど、見てる人からの情報では、このあまりにもチートな主人公に対抗するため、異世界の皆様があれこれ知恵を絞るのが楽しくなってきたそうだ。(とはいえ即死しまくるらしいが、記憶を別の自分に保管する荒業もちも出て来たとか) でも私はやっぱり切り。最後までずっと面白かったら、余裕がある時に配信で見ますわ。 ×超普通県チバ伝説 なんかフラッシュアニメだった気がする。パンを食うみたいな… ご当地アニメなので声優が素人さんなんかな? 千葉県民じゃないし、見る必要ないよね?切り。 〇佐々木とピーちゃん 初回やけに長いと思ったら1時間スペシャルだった。 デッドマウントでスプレイのように、異世界から転生してきた賢者とサラリーマンの物語。 賢者は文鳥の姿だが、魔力を使用することは可能であり、現代社会を楽しんでおられる。ネット最高! 佐々木さんはくたびれた中年サラリーマンだが、賢者のピーちゃんをお供にピーちゃんの世界に渡り、現代日本の商品を異世界で売りさばき、ふたつの世界を行き来しながらレストラン経営や異世界貿易を楽しんでいた。 ああ、二つの世界をうまいこと渡りながら異世界の事件を解決していく系やねハイハイ… ま、いいんじゃないと納得しそうになったその時、現代日本でも謎の異能力バトルが始まり、巻き込まれる佐々木さん。 え?なんだこれ? 魔法とは違う「異能力」を持つ連中と、それを取り締まる公安組織。 「魔法」が使える佐々木さんはまさかの公務員に転職。 ならこのまま現代社会メインかと思いきや、やっぱり異世界でも領主や王子の命を救ったり、戦争を未然に防いだり。 かと思うと現代日本で異能力者に加えて彼らを憎む「魔法少女」なる存在も現れたり。 しかし異世界にはピーちゃんが手こずるようなとんでも魔法使いもいるらしく…なんなんじゃよこれは!!! 問題が山積し過ぎだよ!情報が渋滞してよくわからんよ!! でも面白い。そして悠木碧がまたしても新しい。 演じてるのが杉田だし、佐々木さんの顔だち+完璧な巻き込まれキャラなので、めっちゃ佐竹さんを思い出すわ。 EDは姫様がフィーチャーされているのでなんでやと思ったら、まさかの異世界渡り。 やべぇ、隣のヤンデレ鬼頭と対決必至。 毎回毎回面白過ぎて楽しみだ。 ×百千さん家のあやかし王子 妖怪系もよくある題材だよね。 最近だと「もののがたり」とか「あやかしお宿」とか見たけど、正直面白くないんだよな、見続けても… 親が残した家に住み着いている謎の男たちとあれこれあるようだ。 これまたよくある逆ハーレムものなので、切り。 〇治癒魔法の間違った使い方 勇者として召喚されたのは、完璧美少女の先輩と完璧イケメンの同級生。 え、じゃあ俺は…? ってなことで、主人公は彼らの召喚術に巻き込まれただけなので、ぶっちゃけ「異世界もう帰りたい」 ネットスーパーの商品をポチポチできる…のではなく、ヒーラーの才能があったため、田中敦子に鍛え抜かれることになる。 完璧美少女にもかかわらず、厨2病よろしく異世界に行きたがっていた残念な先輩(何か事情があるのだろうが)が可愛い。 しかしその先輩も同級生も殺されてしまうヤバい未来を突然見せられてヤバい。 △ぽんのみち 尾道でぽんぽんすぽぽん麻雀しよ! …なのだが、なかなかまともに麻雀をやらないので、麻雀好きの二人が空回っててちょっと可哀想。 まぁ主人公はあくまでも普通の女子高生なので、そんなに麻雀やりたくもないわな。 4話目くらいまできてるけど、このまま麻雀二の次でただ遊んでるだけなら別に見なくてもいいかなぁ。 ×結婚指輪物語 異世界から来ていた幼馴染も含めて、世界を救うために色々な種族の5人の女の子と結婚する必要があるとかいうハーレムもの。 都合のいい世界やのー 姫が皆、「そもそも人間の姿をしていない」とかなら笑うんだけどなー そんな面白い設定のわけはない。切り。 ×ゆびさきと恋々 聴覚障害のある女の子の恋愛もの。 なんと彼女は大学生。 親切な友達に助けられて授業のノートを取っていて、聴覚障害者の生きづらさがあっさりクリアされているのがちと鼻持ちならない。 初恋のキュンが一杯!とかいうキャッチにむずがゆくなるのは別にババァだからではなく、それこそ当事者年齢だった頃からだから仕方ない。 ダメだ、アレルギーが出そう。切り。 ×マッシュル-MASHLE-(第2期) 1期は完走したので二期も見ようかと思ったが、毎回毎回上の空でなーんも頭に入らんの。 よっぽど面白くないんだなと改めて感じたので、無理はやめようと思って切った。 しかしホントにこれ、いいのか? 本家を知る世界中の人たち、さすがに漫画は相当な熱量のある人じゃなければ読むのは困難だろうけど、アニメだと見ようと思えば見られるでしょ? マジでいいの? 恥ずかしいと思わないの? △俺だけレベルアップな件 ピッコマで常にトップを走っていた韓国漫画のアニメ化。 作画をやってた人が、最終回の半年後に病気で亡くなったんだってね。ビックリ。 侮蔑と共に最弱の称号を頂いていた主人公と仲間たちが、迷宮の隠し部屋でGANTZよろしく殺人像にぶっ殺されてくのが導入部。 最後に残ってグチャグチャに殺されたはずなのに、なぜかコンティニュー。 起きてからはまるでゲームキャラのようにステータスウィンドウが開くようになる主人公。 レベルアップしていく主人公は、背も伸び筋肉がついて、顔つきまで変わって完全に別人。 既に食傷気味なのだが、ゲームでもないのにプレイヤーキルが横行してるこの世界何なの… ダンジョンの中では何があっても無礼講って、ちゃんと秩序を守らないと誰も入らなくなるじゃん。 そうなったら困るのは一般市民なんでしょ?韓国はこういうことに何も対処しないの? Sランクが誰とかはめっちゃ把握してるのに、ダンジョンに入ったハンターが戻らないとか、暴行されたとか、カツアゲがあるとか、そういうことはデータ化しないの? 不死者やゴブスレやこのすばの冒険者ギルドの方が、「〇〇が帰ってこない」と心配してる分、まだまともに機能してるじゃねぇか。 コリアンアニメの感覚がわからん。色々おかしすぎてついていけなくなりつつある。 そろそろ切ってもいいかなぁ… 〇僕の心のヤバイやつ(第2期) 一期より継続視聴。 山田との仲がさらに近づいて、ザイン風に言うなら「もうつきあっちゃえよ!」 「指先と恋々」で、初恋でキュンがむず痒いと言ったが、「野崎くん」とか「古見さん」とかは面白いと思うし、うまくいくといいなとも思うので、別に全部が全部嫌いじゃないんだよね。 多分、恋愛だけで悶々するのが好きじゃないんだろうなぁ。 実際、何を見てもキュンとなんかしないからな。 最近、御年90歳を超えた辻真先(アニメ草創期から数多くのアニメ作品に関わる脚本家。最近…でもないけど、「コンクリートレボルティオ」の衝撃のサ〇エさん回と言えば若い人にもわかるかな)がXで「僕ヤバ」視聴感想を呟いていることを知り、それがまた結構的を射ていて唸る。 辻さんはフリーレンも的確な感想を呟いてるので、むしろ「なぜに僕ヤバ?」と思ってしまう。 ちなみに私が一番好きなのは、ゆかりん演じるお姉ちゃん。 私も何を隠そう、いい年こいても弟スキーなので、めっちゃ気持ちわかるわー △最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~ クビにされて女を連れて村での生活を始め、能力が実はすごいことがわかった…って、去年ももそんな暗黒騎士がいたなぁ。 主人公の周りにはとにかく女しかいない。男は全部モブ。最近出て来た岡本信彦は迷宮の主ってことで人外らしいし。 今のところ見続けてるはいるけど、いつ切ってもおかしくない。 ×異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。 異世界に転生した社畜が、今生では大好きなもふもふに囲まれてもふもふするぞ!という意味不明アニメ。 ネタがないのはわかるけど、同じような(?)テーマなら「けものみち」を見たのでもうお腹いっぱいです。切り。 ×ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 4話目くらいで切ったんだけど、これ、ちょっと言いたいことがある。 6回のループ人生が結構なボリュームだったので、題名をこんなアホらしいものにせず、6回の人生をきっちりと丁寧に書けばよかったと思う。 でも毎回途中までで終わってしまう。 なぜなのか? どうやら毎回戦争が原因なことに変わりはないようだ… 果たして7回目、今度こそその時点を超えることができるのか…という、ミステリ冒険譚にすべきだったと思うんだよ。 ってか、「悪役令嬢」ってなんやねん。 その設定いる? ×悶えてよ、アダムくん 毎度毎度、需要があるから続いている枠。見るかこんなん。 〇休日のわるものさん 平日は正義のヒーローと熾烈な戦い(?)を繰り広げる悪の組織の通称「将軍」が、休日はパンダに会いに行くほのぼのコメディ。 正義のヒーローも、方向音痴のレッド、胃痛持ちのブルー、魔法少女に憧れるピンク、双子でこどものグリーン、年増のブラックとそれぞれ悩みや問題を抱えている様子。 自分を癒やしつつ、ヒーローのケアも欠かさない。 さらには動物好きの男の子から、蛭魔 ライバルのお相手や桜の精(?)まで… わるものさんも大変ね。 〇HIGH CARD Season2 一年ぶりに帰ってきたピノクルのオールドメイド。 1期はエクスハンド能力の発動のために最初から「5」を集めていたクリスに驚かされたけど、彼は能力の発動によるペナルティを受けたらしく、爆発的代謝能力「ハイカロリー」を失っている様子。 1期では謎のままだったフィンの過去の謎が具体化してきた。 それに思わせぶりに匂わされてきたレオの親父とクロンダイクのボス、警部との関係などが描かれた。 ちなみにオークションの人(関俊彦)は若い頃から二人に相手にされず、ただの派手好きな変なおじさんであった。 ×姫様“拷問”の時間です 魔王に捕えられた姫様が、安眠を得ようと寝具を探し求める…のではなく、美味しいものや癒されたり楽しく遊んだりする「拷問」を受けては、大して価値のない情報を白状する。 喋る剣が唯一のツッコミ役だが、ツッコミどころが多すぎてツッコミきれていない<姫さまー!? ストーリー性がなく、ギャグものは嫌いではないが牢獄がメインなので動きが少なく、結局日常系と変わらない。 見なくてもいいかな。切り。 ×道産子ギャルはなまらめんこい 東京から来た高校生(金持ち)と、北見に住む道産子ギャルのボーイ・ミーツ・ガールもの。 北海道の広さも把握せずにタクシーを降りる主人公、降ろす運転手、なぜかバスに乗らない主人公、乗れと言わないヒロイン… あれあれ、北見にはバカとバカな東京人しかいないのかな?切り。 〇望まぬ不死の冒険者 OPがもろに「アニメ主題歌」って感じで気に入っている。 1話目でいきなり龍に食われて主人公死亡。 ソロ冒険者だったため、仲間がモンスターを食いながら助けに来てくれることもなく、このまま終わりかと思ったら… なんと骸骨として蘇り、モンスターを倒して帰還の道を探ることになる。 レベルを上げて食屍鬼になったぞわーい!<嬉しくない なんとか人間の街に戻り、乳房がこぼれ落ちそうなハレンチな服装の研究者を協力者として、人に戻る道を探っていくようだ。 人間の頃はミスリル級冒険者になりたいという夢をかなえられる実力もない凡人だったが、モンスターになってからは実力も人の頃より上がったようなのが嬉しいような悲しいような… 「不死」と言ってるが、実はまだ本当に不死かどうかは明かされていないので、今後そのエピソードがあるのだろうか。 主人公のレントが謙虚でいい奴なのと、助け手が女ばかりではなく一応男もおり、物語もなかなか面白いので継続してる。 ×愚かな天使は悪魔と踊る 可愛いと思って告った彼女は、悪魔である自分と敵対する天使でした! う~ん、手垢が憑きまくっている素材の上に、なぜ最初にリサーチしないのか… ご都合にもホドがある。切り。 〇悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~ 「お前の命は私の繊細さにかかっているのだが」 主人公が結構クソ。ヒキニートで人づきあいが悪いせいと言い訳してるけど、フツーに空気読めない。 そのくせ承認欲求は強いみたいで、何かというとレベル99を自慢したがる。 乙女ゲーの主人公たちに目をつけられたくないなら、もっと地味に生きればいいのに。 と、悪口ばかりのように見えるが、「もう!またかよ!」「そういうとこだよ!」と言いながら楽しく見ている。 乙女ゲー側がアホばかりなのに、王様と王妃様が賢く、学園長も更迭されて有能なのが来たりするあたりがいいのかも。 あとパトリックくんも優秀なのでストレスがない。主人公のダメなところをちゃんとフォローしてくれるのでありがたい。 初回のヒカユウOPはあの1回のためだけに作られたのかと思うと(パトリックのモブさよ…)、このスタッフもいい感じに気が狂っている。 ×30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 先行してドラマになったらしいBLもの。 ちょっとだけは見たけど、百合もBLも興味がないのでハナから切り。 〇戦国妖狐 水上悟志アニメも全く前評判なく見た「プラネットアウィズ」、作画がひどかった「惑星のさみだれ」に続いて3作目。 毎回背景や設定が突拍子もなさ過ぎて突き放されるのだが、「うーん、まぁいいか」という感じで完走はしている。 今回は戦国時代、妖怪がらみの世直し旅とのこと。 人間である迅火と妖狐たまの義兄弟に、農民出身のへっぽこ剣士真介、親に売られ妖怪と融合した灼が主人公サイド。 とはいえ、これは第1部で、第2部もあるらしく、なんと3クールで全話放送するとか! うわ、壮大…と、思うほど、いまや1年物のアニメってなくなったんだなぁ…と思う。 もちろん、子供向けアニメはフツーに長くやってるけどね。 〇外科医エリーゼ 2回目の転生で元に戻り、最初の人生を修正していくコリアン転生アニメ。 1回目では我儘でどうしようもない皇后だったエリーゼが、愛する皇帝によって処刑され、日本に転生する。 そこで愚かな前世を反省し、猛勉強の末、新進気鋭の外科医高野葵として生きていたところ、なんと飛行機事故で命を落としてしまう。 再び目覚めた時、今度は大失敗した1度目の人生の、15歳時点に戻っていた…という、1人でこんなにラッキー転生カードを持ってたらあかんやろ!とツッコミたくなる。 改心したエリーゼは、高野葵として培った医学の知識で外科医となることを目指す…のはいいんだけど、すい臓の摘出手術を、あの程度の設備しかない状況で、輸血の準備もない状況で、果たして完遂できるのでしょうか教えて医学の人! なんかさ、あそこはファンタジーらしく、「現代医学」と「魔法」の合わせ技で乗り切って欲しかったなぁ。 たとえば皇太子さんがエリーゼの指示のもと、魔法で血管を結紮して出血を抑えるとかさ。 7度目ループが、6回は自立した職業婦人として生きていたのに花嫁ルートを選ぶことに比べると、窮屈な時代に職業婦人として生きようとするのがまだマシかと思って見てるんだけど、恋愛的にはやはりこっちの方が成功するという「はめフラ」パティーン。 まぁ継続するかなって感じ。 〇メタリックルージュ +ultraらしい、バリバリのオリジナルSF。 ルジュは人造人間で、戦闘形態になると赤くなる。 バディのナオミは人間なのかな?鳥を連絡ツールに使う「真理部」に所属しているらしい。 物語はルジュが自分を拾ってくれた歌姫を殺害するところから始まったけど、5話以上見ても、「兄」とか「人形遣い(攻殻?)」とか、正直さっぱりわからない。陣営についてもふわっとしか理解してない。ネアンの開放を求める過激派とか、宇宙人とかもふわっと。 毎回さっぱりわからないまま見てるって感じ。 人造人間=ネアンは、アシモフのロボット三原則を刷り込まれているらしく、人間に手を出すことはできない。 でもルジュはどうなのかわからない。なんか特殊っぽいし。 うーん、SFにはありがちだけど、ホントに設定がわからない。 まぁ見ながら掴んでいくしかないので、興味のない人は絶対やめちゃうよね。 それがオリジナルSFにありがちなリスク。 私が日常系やハーレム系を見続けないように、それは仕方がないことだ。 〇百妖譜 チャイナアニメで最後まで見たのは5分アニメの「兄につける薬はない」と「万聖街」、そして最近は「羅小黒戦記」のみ。 やっぱりセリフや、物事への感じ方、考え方などの感覚が合わないので、「時光代理人」も無理であった。 で、この「百妖譜」も期待はしてなかったんだけど、1話目を見たら「ん~、悪くない。先が気になる」、2話目で「ほう、そう来ましたか」、3話目で「?色々わからない…」、4話目で「そういうこと!?」と思ってからは、そのまま継続している。 5話目も足の悪い人狼と蜻蛉の精のはかない交流の話で、なんだよ、柄にもなくじーんとしたぜ。 主人公は霊医・桃夭。 妖怪専門の凄腕の医者で、性格はがさつで口が悪く、賭け事が大好きで、意地汚い上に底意地も悪い。 このアニメ、桃夭が「へっ」て感じに顔を歪めるのだが、その表情、日本のアニメなら絶対描かないと思う。 現代劇ならそのへんが気になったかもしれんが、このアニメのいいところが「時代劇」だということ。 そう、時代劇なんだよね。時代は宋代。平清盛が交易してた、あの宋。 だから感覚にちょっとずれがあっても気にならない。むしろ家の様子や街の様子、食べ物などはとても興味深い。 そう、「まんが日本昔ばなし」の感覚で見てる感じなんだよ。 物語も人(妖怪)情話が多いので鼻につくこともないので、続けている。 あと韓国語はどうしても好きになれないが、上品な中国語はとても綺麗だと思うので、OPやEDもよいと思う。 中国語と言えば、東離剣雄記4も早くやって欲しいなぁ。 〇月刊モー想科学 耳に残る軽快なOPで、モー大陸なる幻の大陸の遺物「モーパーツ」を探す話。 なんつーか、全編ナンセンスで、昭和のギャグアニメを綺麗なキャラでやってる感じ。 土岐隼一が出るアニメって、なんかいつもこんなレトロアニメが多い気がする。(人間不信とか) 白い虎に変身する専業主夫志望のタロー、おかっぱ少年ジロー、アフガンハウンドのサブロー、そして押しかけ編集者ゴロー。 なぜかシローがいないが気にしない。そのうち出てくるかも。 サブタイトルが1月号、2月号となっていて、次はもう6月号なんだけど、「6月号だけど夏にならないことは気にしない」と言ってて笑った。気にもしてなかったわ。 〇勇気爆発バーンブレイバーン ♪バンバン ババン バンババババン! ブレイバーン! ハイ、皆さんご一緒に!せーの…イサミ、かわいそう!!!!! ※ブレイバーンが放送されているリアルタイム時のXのトレンド。水星もリアルタイムで盛り上がったが、全世界がアニメを配信で見るのが当たり前になった時代、この皆が同時にTV前に座る「リアルタイムの盛り上がり」だけは、リアルタイム配信ともまた違う、衰退しつつあるTV放映の大特権だよね しかしここ最近、これほどまでに…これほどまでに可哀想なキャラがいただろうか。 いや、いない。 自分だけが乗れる、自分だけがやれる、自分しかできない、皆の期待を一身に集め、自分自身をも追い込んで… なんか、2002年くらいのガンダムにそんなことで悩んで、友達の婚約者をNTRって、あろうことかチョメチョメしてた主人公がいたような気がするけど、気のせいかな!(イサミは敵方についた親友とは戦ってないし、気のせいだよね) そもそもガンダムは喋らないもんね…歌わないもんね… イサミィィィィ!信じてるぞぉぉ、イサミィィィ!あれっ、イサミッ!?イサミーッ!<めっちゃウザい 周囲がものっそいクソ真面目なのに、ブレイバーンだけが「ふざけてんのか!」とツッコみたくなる。 閉じ込められるわ拷問されるわで、すっかりやさぐれたイサミとの漫才が面白過ぎてヤバい。 鈴木凌太は熱血系から冷静系まで、この2~3年で急激に演技の幅が広がっていいですね!<不死者のレントもいいよね そしてブレイバーンに生理的に無理とごめんなさいされたスミス。(不遇キャラ専門なのか阿座上さん) 多分普通にエリートイケメンだろうに、ぬるぬるの女の子を拾って育てるスミス。 周りのキャラもいい感じだし、多国籍ゆえの腹の探り合いも結構真面目にやっとる。 異星人?の襲来により、日本は壊滅しているのだが、敵の名乗りの最中に割り込むブレイバーン。 意外と相手に忘れられてるブレイバーン。ルーの存在と共に、さてどうなるのか。 〇うる星やつら(2022)第2期 一年ぶりに2期開始。 相変わらずキャッチーでポップなOPEDがイマドキでいいねぇ。 後半も続々と新キャラが出てくるけど、連載当時のカップルシャッフルは結構びっくりしたよ。 旧アニメのランちゃんって声があまりよくなかったせいかさほど好きじゃなかったんだけど、今回、ざわさんのランちゃんが可愛すぎておんどれ過ぎて、もー大好き。ランが出てくるとニヤニヤしてしまう。 ×名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 異世界に来て温泉に浸かる5分アニメ? 美少女はケモノになれば全裸でも修正いらず! まぁ、見なくてもいいかな。切り。 〇魔女と野獣 血みどろで暴言吐きまくり、残酷でバイオレンス。 何より、毎回見終わった後に、必ず結末が胸糞悪い。 ヤバい、もろにハマる。 前後編で完結するのもいいし、必ず関わる「魔女」の、人外じみた冷酷さがよい。 人の情などどこにも存在しないのがよい。だって人間じゃないんだもん。魔女なんだもん。 1、2話目の魔女は、どんなに街の人に慕われようが、心酔する女学生がいようが、目的のためなら容赦なくあぽん。 3、4話目は魔女そのものは出なかったけど、魔女のアイテムに翻弄された養子たちの話で、これまた胸糞だった。 5、6話目の魔女は、一応「こっち側」らしいけど、ひとでなしの犯人と対峙したけど、そもそも人じゃねぇわとゾクっとした。 キャストの妙もあり、制御役の魔術師アシャフが森川なので安心感がある。この人は絶対負けちゃダメなポジション。 作画が非常に美しく、それゆえに怖い。毎回放映が楽しみで仕方がない。 〇最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 背景も何もわからうちから、村長に糾弾され、怖そうなおじさんたちに命を狙われ追われる主人公。 主人公はたまに誰かと話をしてるんだが、これまた珍しく、主人公の中に「現代日本から転生してきた誰か」がいるらしい。 転生ものもいよいよネタ切れなのかひねってきた…ように見えて、原点回帰したってことだな。 転生者の記憶だけがアイビーの中にあるんだから、昭和平成初期に「ぼくたま」に影響されて雲霞のごとくわいた「前世の記憶がある霊感少女」タイプということだもんね。 主人公はテイム能力があるものの魔力レベルが低く、「不吉の子」とされて村を追い出された模様。 マジックバッグとか、ゴミ捨て場に古くなったポーションが落ちてるとか、指名手配されてるから髪を切って名前も変える…と話は淡々と進んでいくんだけど、色々なことが繋がる3話目が実に衝撃だった。 大切に育てられたのに、「星なし」とわかった途端、家族にすら毛嫌いされて家を追い出され、森で浮浪児のような暮らしをするって…やだ何この虐待。 「わたしの幸せな結婚」以来、ワンパターンのように「虐げられる姉(妹)娘」みたいなんが増殖したけど、皆さん、そのまま家に置いてもらえるだけ幸せだったのですね。 なんせこの子は5歳で追い出されてますよ…平野文演じる占い師さんが優しくしてくれなかったらすぐ死んじゃうじゃん。 そんな状況なので、危うくてついつい見てしまう。 あと、髪はもっと短く切った方がいい。 本気で正体を隠すならむしろ坊主にした方がいいと思う。(さすがに編集に大反対されるだろう) 〇スナックバス江 札幌の片隅にあるスナックで、ママとチーママ、それに個性的というか変人というか変態というかいろんなお客さんと繰り広げられるくだらんやり取りを、ただただ、だらだらとアニメ化。 最後にカラオケで締めるのがお約束。 サバイバル全然歌ってないじゃないですかワロタ。 〇ぶっちぎり?! ♪らっちゃっちゃ らっちゃっちゃら らっちゃっちゃ らっちゃっちゃら 「本気人」なる武闘魂を極めんとする幼馴染・真宝と高校で再会した主人公アラジン(ぷぷぷ)は、ひょんなことからランプの精?みたいな奴に取りつかれ、トラブルに巻き込まれていく。 これ、オリジナルなんだ? ヤンマガとかチャンピオンあたりでやってるのかと思った。 ヤンキーものになぜかアラビアンナイトの要素が溶け込んでるようで、絵も可愛いし、気楽に見られる感じ。 これだけ多いと、「あまり考えずにだらっと見られる」作品も大事なんよね。 〇闇芝居(第12期) なんともう12期! いやはや長いなぁ… 初期はまったくなかったけど、最近は3期に1回くらいいい話が挟み込まれるようになったのが救いか。 でも私は今もまだスピンオフの「忍者コレクション」を待っているよ! 〇明治撃剣-1874- 唐突に松竹BSで始まった、明治の剣戟もの。 幕末に会津で苛烈な戦いを潜り抜けたものの、新政府の下では会津者は日陰の存在。 そんな中、車屋をやりながら婚約者を探す主人公は、ひょんなことからポリスにスカウトされ、官憲の仲間入りをする。 婚約者が不穏な動きをしてたり、不平士族の反乱が起きて政府が対応に追われたり、衣装が時代にそぐわない ヤバげな連中が暗躍してたり結構色々と絡み合って面白いんだけど、2話くらい別番組で吹っ飛んでいるのでまだ3話までしか放映してないんだよね。 なかなか進まないのか、もともと10話くらいで終わるのかわからんが、楽しみ。 ×わんだふるぷりきゅあ! スーパーヒーロータイム、毎年1話目見るのはお約束。 飼ってるわんこが人間に変身。 主人公と同い年くらいとなると生後10か月くらいだが、小学生高学年当たりから飼っていれば三十路のお姉さんじゃないとおかしい。 と、夢をぶち壊して今年も無事に切る。 さて、これで全部書き終わりました。 長くなったなぁ… しかも「ゲゲゲの謎」のレビューを挟んだので余計に遅くなりました。 すみません。ではでは。]]>
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2024-02-17T21:10:00+09:00
になにな
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ゲゲゲの謎
SEED FREEDOMはまだ見ていないですが、そろそろ終わりそうな「ゲゲゲの謎」見てきました。理由は、よく行くブログやXの方々が絶賛していたこと、昔一緒に海外旅行に行った人が深夜アニメスキーとなり、年賀状で「ゲゲゲ見ました!?」と興奮して聞いていらしたからです。自分でも気にはなっていたので、「んじゃ行くか」と重い腰をあげました。結論としては、大変面白かったです。血まみれ必至の展開で、横溝正史も真っ青のドぐさ
理由は、よく行くブログやXの方々が絶賛していたこと、昔一緒に海外旅行に行った人が深夜アニメスキーとなり、年賀状で「ゲゲゲ見ました!?」と興奮して聞いていらしたからです。 自分でも気にはなっていたので、「んじゃ行くか」と重い腰をあげました。 結論としては、大変面白かったです。 血まみれ必至の展開で、横溝正史も真っ青のドぐされ一族の所業が描かれ、戦争の影が落とされていました。 初めて描かれる、鬼太郎誕生の謎!というキャッチだったので、「えー、墓場鬼太郎で描かれたじゃん」と思っていたのですが、なるほど、そのひとつ前のエピソードといったところでしょうか。 水木しげる先生の投影でもあろう主人公「水木」は、南方の島で玉砕した部隊の生き残り。 水木先生が何度も漫画として残している戦時中の軍の理不尽そのままに、上官の機嫌ひとつで殴られ、罵倒され、人としての尊厳を踏みにじられた上に、死地に向かわされる。(なべおさみ主演の「私は貝になりたい」も、心が握り潰されるようでした…) 水木も不条理な突撃を強いられ、その時一人逃げ出した上官の命により生き残ることを許されず、再度の突撃を強要されましたが、運よく命を拾ったようです。 しかしそうして命からがら戻ってきた日本は焼け野原となり、母は父が残した土地や財産を親類に根こそぎ奪い取られていた… 恐ろしいことですが、本当にある話です。 私は父も母も戦前生まれなので、この手の話はよく知っています。 今、父の実家の前にあるホテルがまさにそれなんですよ。 広い土地と屋敷に、夫と死に別れ、戦地で息子を失った素封家の未亡人が暮らしていたんですね。 ところが、そこにいつしか「未亡人の面倒を見る」という若い男女が住み着くようになったんですって。 父の家族はちょっと不審に思っていましたが、未亡人が「若い人がいてくれてありがたい」と喜んでいるようなので、それなら仕方ないと思っていたらしいんですね。 ところが、そのうち未亡人の姿を見ることがなくなり、やがてその男女がそこに大きなホテルを建て始めたんですって。 殺したとかではなく、恐らくは彼女が病気になって亡くなり、なんらかの方法で土地家屋の権利書を手に入れたんだろうと思われるわけです。 無論、その間に何があったかはわかりません。未亡人が幸せな最期を迎えていればそれに越したことはないのですが… もちろん父の家族も、「ああ、あいつらやったな…」と思っていたらしいですが、証拠も根拠もないし、双方合意の上なら戦後のどさくさの中、相続人をきちんと探すこともなく、そういった「お家乗っ取り」はよくあることだったそうです。 その後、その夫婦は地元では一応名の売れている我が家の祖父にすり寄って地位を固め、やがて区議会議員になり、うちの親戚の結婚式や葬式には必ず駆けつけてきました。今も立派なホテルが建っており、インバウンドの外国人で一杯です。 事情を知る母は彼らを蛇蝎のごとく嫌っています。私もその話を聞いた時は衝撃でした。 戦前・戦中・戦後のことを、空気感までも、そして本物の歴史として聞くことができる方は大変貴重です。 聞ける方は聞けるうちに、きちんと聞いておきましょう。いずれ必ず、誰もいなくなるのです。 「本当の話」は、その時代に生きた人からしか聞けません。 例えば池上さんがよく「東京は東京オリンピックまでゴミだらけだった。世界の人が来るのだからと、東京都は清掃車等の整備をした」と言っていますが、母曰く、そんなことはなかったそうです。 「貧しい地区など、そういうところも確かにあったとは思うけれど、戦後の復興が始まると、東京は全体的に本当に綺麗だった」とのこと。 日本人の、江戸の頃から「通りを掃除するのはあたりまえ」というマナーは、むしろ現代の「個人主義という名の何もしない社会」「やりたい人だけがやればいいじゃん」という風潮よりよかったのかもしれません。 江戸の綺麗さは、同時代に排泄物まみれだったパリ「(「パフューム ある人殺しの物語」に詳しい。気持ち悪くなるほどの汚さ)に比べると奇跡のようだったそうです。 話が逸れました。すみません。 水木は「帝国血液銀行」という恐ろしい名前の会社に勤めるサラリーマンです。 龍賀の跡継ぎに取り入ることと、超人的な力を引き出す強力な精力剤ではないかと噂される「M」の秘密を探るため、喫煙可能だった国鉄の夜行列車に乗り、冒頭で鬼太郎・猫娘を追って迷い込んだ記者が見た廃墟の村…哭倉村を訪れます。 村人たちはよそ者の水木を遠巻きに見ている様子なので、実際に第一村人として水木と出会うのは、当主の孫のサヨさんでした。 おっさんたちの遠慮のない煙草の煙で咳をする女の子を、煙草を手にちらりと見ながらも無視した水木ですが、サヨさんには無条件で親切に鼻緒をすげてやります。龍賀に取り入るために必要なので、サラリーマンらしく頑張っております。 それがまさか、あんなことになるなんて…(冗談です。いや、まぁ、冗談とも言い切れませんけど) 龍賀一族は、当主が戦前より製薬会社として手広い商売を行い、今や日本経済を牛耳るとも言われる大会社。 水木が憎んでいた、戦後利益を一身に集めて甘い汁を啜った連中(現実での小佐野(国際興業)・児玉(右翼)・笹川(競艇)といった戦後三大悪党)と同じ種類ですね。 言い忘れていましたが、この龍賀の当主を演じたのはシラトリンこと白鳥哲さんです。 そう、相葉昴治や無常矜持、サイ・アーガイルやロイドさんで有名ですが、最近はあまりお目にかかれていませんでした。 またシラトリンのこのような怪演を見ることができるとは、大変喜ばしいです。 正直、後半すごいです。必見…いや必聴であります。 結果として、水木が懇意にしていた龍賀の入り婿である克典社長は跡継ぎとは認められませんでした。 長男の飛田麿さんが選ばれたわけですが、その麿さんは翌朝目玉を突かれて死亡してしまいます。 そうそうこの話、ベースがゲゲゲの鬼太郎のせいか、目玉おやじへのオマージュなのか、目玉を突かれたり目玉が飛び出たりするシーンがてんこ盛りです。なかなかのグロさですが、バキやベルセルクやヴィンランドサガなどに比したら屁でもありません。 麿さんが殺されたその日、1人の旅人が捕らえられ、そのまま処刑されようとします。やだ怖い野蛮… 列車で出会ったその男に見覚えのあった水木は、良心からそれを制止し、男は水木の監視下に置かれることになりました。 田舎のお屋敷と言えば蔵の中の座敷牢です。横溝作品はもちろん、「ミステリと言う勿れ」の広島編や、「人魚の傷」「鬼滅」にも出てくるのでお馴染みですね。 男…龍賀家の当主の孫である時くんの驚きにより「ゲゲ郎」と名付けられた彼と水木は、彼の妻を探し、Mの謎を追う事で共闘していくことになります。 これまた怪異ものにはよくある禁足地に足を踏み入れたゲゲ郎と水木は、そこに結界が施され、何かを封じていることに気付きます。しかも結界に綻びが生まれ、妖気が漏れ出しているため、この地の妖怪を狂わせているのだそうです。 そう、少し霊感があるらしい水木がたまに感じていた気配は、妖怪のそれでした。(子守がいたのだから水木の家は幼少期、かなり裕福だったんですね) ゲゲ郎は正確には妖怪ではありませんが、古くからこの世に存在する種族「幽霊族」でした。 そして水木をちょいちょい手助けしてくれた小僧は、我々がよく知るアイツ… そう、作中ではっきりと明かされることはなくとも、火を見るより明らかな若き日のねずみ男です。 チビねずみが「さすが幽霊族、顔が広いや」と言っていたことから、幽霊族の地位は高く、妖怪たちに一目置かれる存在なのは、「ゲゲゲの鬼太郎」での鬼太郎たちの活躍が物語ります。 そうこうしている間に、第二の殺人が起きてしまいます。 駆け落ちして連れ戻されたという次女が、高い木の上で串刺しとなったのでした。 あかん、この村終わってる…横溝作品と違い、殺しに美学がありません。 水木は怯えるサヨさんに働きかけ、心を病んだ次男に会いたいと言います。 サヨさんは交換条件として、水木に東京に連れて行って欲しいと頼みます。 ヤバいです。なんか急にこういうことを言い出す奴が犯人の可能性が高いです。 次男はダメダメでしたが、なんとゲゲ郎の美人妻の絵を描いていました。 ゲゲ郎が問い詰めようとした時、石田彰村長と裏鬼道連中が現れ、大立ち回りが始まります。 幽霊族強い。裏鬼道衆を圧倒します。とりあえず、リモコン下駄はちゃんちゃんこより年上ということがわかりました。 水木も一本背負いでデカブツをぶん投げました。おお、カッコいい。さすが腐っても元帝国軍人です。 こうしたアクションシーンはさすが劇場版です。見る価値ありですね。 石田彰村長は狂骨という妖怪を使役します。 狂骨の前ではなぜかゲゲ郎の能力も、ご先祖様の霊髪も相殺されてしまいました。 水木は捕らえられたゲゲ郎を再び助けようとしますが、長女の沢海さんは取り合いません。 そう、ゲゲ郎の読み通り、「M」は幽霊族の血液を使った製剤でした。幽霊族、つまりはゲゲ郎の妻の血です。 沢海さんはそれだけでなく、おぞましい事実…サヨさんがシラトリンの「お気に入り」であることまでも、嬉々として語るのです。 恐らく、この村の因習から逃げたがる娘の意図を知っているのです。なぜなら、当然自分も同じ立場だったから… 年頃になれば父の相手をし、言われるまま克典と結婚し、そして妹の夫である村長と関係を持っている(と思われる)彼女は、サヨさんの言う通り「この村が全て」の運命を受け入れざるを得なかったのです。 なのに、自分の娘がまだ若いうちに解放され、自由になることなど許せません。 次女と同じく、自由になどさせるものかと。三女と同じく、自分と同じように鳥かごに入れるぞと。 ここの水木は仕方ないです。抗えば間違いなく殺されます。 彼を派遣した会社には、龍賀の力をもってすればなんとでもいいわけが立ちます。 殺さないまでも、この時代なら「二階から誤って落ちた」とでも言って頚椎でも折れば、口もきけず字も書けないなぁ…なんて怖いことを考えた自分がちょっと怖いです。ヤバい、妖怪が憑いてるかも(ちげぇわ) 水木はここで、まさに戦地のにっちもさっちもいかない状況を思い出すわけです。 発言権のない人間の命は砂粒よりも軽いのです。 前線で兵たちがどんなに「理不尽だ、こんな命令で突撃できるか」と思っても、力づくで従わされ、死に向かわされ、「あゝ、玉砕せん」と、美談として報道されるわけです。 やりきれません。 第三の殺人に怯えるサヨさんから麿の日記を受け取り、水木は全ての真実を悟りました。 「全部記憶した」 この時水木が日記を破り捨ててしまったので、「M」の存在がこの世から完全に消滅します。 つまり結果的には後世、鬼太郎を欲に駆られる人間の手から救うことになるのですね。深いぜ。 サヨさんと共に逃げようとする水木。 捕らえられ、地下の「M」精製場に連れていかれたゲゲ郎。 さぁクライマックスです。 ゲゲ郎はそこで干からびた「水木しげる風骸骨」と化した人間たちを見ます。 彼らは幽霊族の血液を輸血され、その強すぎる力で廃人となります。 その彼らの血から、「M」が精製されるのです。 哭倉村は村ぐるみで龍賀の命令の元、よそ者を憐れな犠牲者として捕らえては幽霊族の血液を輸血し、まさに「生かさず殺さず」Mを製造し続けていました。 沢海さんは自分のように、自由をもぎ取られて捕らえられる人が大好きなようで、ゲゲ郎を見下げながらひゃっひゃっひゃを笑って「ここで血液の供給源におなり」と言い放ちます。 しかもいらないので手足も切ってしまいなさいと言います。 うわぁ…西太后か江青かよ… 斧が振り下ろされる寸前、銃口が火を噴きます。 水木だ、水木が来た! 水木カッコいいぞ! サヨさんを人質にする狂言をうつ水木ですが、沢海さんには見透かされ、水木がサヨの秘密を知っていると暴露してしまいます。 さらには水木も、おまえたちがそうだからサヨさんが妖怪に取り憑かれているんだととんでもないことを言い出します。 サヨさんはダブルビックリ。 自分が爺の慰み者であり、かつ殺人犯であることがばれていたのですから。 麿はシラトリン同様、自分との関係を迫ってきたため目玉突き刺しあぽん。 次女は水木にばらされたくないだろうと強請ってきたため串刺しあぽん。 三女は麿の部屋で日記を探していた自分を糾弾しようとしたため首切りあぽん。 強烈なストレスと殺意に取り憑かれ、狂骨の依り代となっていたサヨさんは、生ける屍と化した人々を取り込み、彼らの怒りと共に殺戮を始めます。 裏鬼道、無力な村人、そして母親を、狂骨の力で残虐に殺しまくります。 石田村長は自分の狂骨で対抗しようとしますが、呼び出す前に骸骨を破壊されます。 それを見ていた水木は、狂骨ではなく、サヨさん本人に首を絞められます。 自分を新天地に連れ出してくれるはずだった水木。 自分を浄化してくれるはずだった水木。 愛情と憎悪は裏返しです。 どうにもならない感情パワーに押し流されたサヨさんは、愛しい男を自分で殺そうとします。 サヨさんは水木を殺した後、どちらにせよ自害したでしょう。 でもそうはなりませんでした。 石田村長が意地を見せ、サヨさんの胸を貫いたのです。 我に返り、狂骨と共に蒼い炎で燃え上がるサヨさんの断末魔は、水木の心をえぐります。 この作品の水木はとにかく、吐いたり気絶したり泣き叫んだり血まみれになったりと大忙しです。 自由になったゲゲ郎が慟哭する水木のもとに歩み寄ると、水木は決心したように言います。 「行こうぜ」 …行くんかい。 妻を助けたいとはいえ、さすがのゲゲ郎もヤバヤバな大穴に水木と向かうのは躊躇があるようです。 脆弱な人間など、次男のように瘴気に充てられてすぐに気がふれてしまうからでしょう。 しかし二人は地の底を走り出します。 結界を治めるものがいなくなったため、狂骨が漏れ出し、村を襲い始めています。 ましてや本体の狂骨が出てしまえば、人間社会自体が崩壊しかねません。 最後の部屋には、血のような色の花を咲かせた桜の大樹がありました。 そして今や誰もいなくなった龍賀の当主となった、時ちゃんがいました。 時ちゃんは二人を歓迎します。しかしゲゲ郎は言います。お前は誰だと。 ここからはシラトリンの独壇場です。 時ちゃんの体は、時ちゃんの魂が追い出され、シラトリンの物になっていました。 見るも醜悪な「爺幼児」が、血桜が幽霊族の血を吸い続け、精製場にき供給している仕組みを説明します。 桜の木の下には死体が埋まっている…! 梶井基次郎も罪なことを言いました。 血桜の根元には無数の幽霊族の骸が沈んでいます。 裏鬼道が彼らを狩り、長い苦しみの果てに血桜の養分として死なせていたのです。 怒りを感じながらも、ゲゲ郎は妻を探し、必死に桜の根元をかき分けます。 水木も斧を振り下ろします。 桜の根からは夥しい血が噴き出し、水木は血まみれになると共に、自身も血を吐きます。 戦争に負けた情けない日本を強くする。 哀れな日本を、再び世界最強にする。 全然耳に入ってこない理想を高らかに唱えるシラトリンの狂気。 こんな奴現実にはいねぇよと思いたいですが、世界にはこういう輩が本当にいるから戦争はなくならないんですよね。 いや、わが国にもいるかもしれません。そういう人は国民に愚民であって欲しいんです。勉強しないで欲しいんです。 気付かれてはならぬ…やつらに自分が愚かであると気づかせてはならぬのだ…うん、兵藤大好き。 ゲゲ郎はついに妻と再会します。 ゲゲ郎の美人妻は、ゲゲ郎自身の容姿ともども、私が知っている鬼太郎の両親とは別人だなぁと思っていましたが、ここでその理由がわかります。 妻は子を身ごもっていたため、抵抗せずに身を守っていたようです。 文字通り、幽霊族最後の子です。 子がいると知ったシラトリンの喜びようはぶち殺したくなること必至です。 さらに怒りに燃えるゲゲ郎を「しつける」ため、シラトリンは狂骨を操って襲わせます。 鬼太郎も毛バリを使いますが、ゲゲ郎は髪の毛を伸ばして武器にします。 狂骨は人や幽霊族の恨みを集め、それを糧としている妖怪ですが、もとより同じ幽霊族最後の生き残りであるゲゲ郎を死なせまいとしたのか、ご先祖様たちが力を合わせ、ここで霊毛ちゃんちゃんこが爆誕します。 とはいえゲゲ郎が圧倒的に不利なのでシラトリンはご満悦です。 そこに、白目を剥いていた水木が近づきます。 斧を持っています。最初に裏鬼道がゲゲ郎の首を切ろうとした斧です。 心は力のあるジジイでも体は幼児のシラトリンは無様に怯え、水木に提案します。 会社を二つ三つ持たせてやろう、地位と屋敷と、いい女を…水木はぱたりと足を止めます。 …は? ここは水木の、氷のように冷めきった心が聞こえるような素晴らしいシーンでした。 そのすべてを持っていた龍賀はどうであったか。 醜悪な一族。反吐が出る所業。クソのような人生。 水木はもう、とっくに言っていたではありませんか。 「こんな奴らに憧れていたなんて…」と。 さらにサヨの最期や、時ちゃんの可哀想な姿を見たのです。 もはや絶対に揺らぐはずがありません。 つまんねぇなぁ! 水木の斧が、狂骨を操る骸骨を破壊します。 これで狂骨は解き放たれ、結界を破って表へと出ていきます。 水木は笑い、狂骨はシラトリンに向かってきます。 因果応報、人を呪わば穴二つ。ケツはしっかり持たなければなりません。 死ぬこともできないヤツが、永遠の苦しみの中にいることは、記者が冒頭に黒い球と出会ったことでも示されました。 あばよ、我らがシラトリン。 ゲゲ郎はちゃんちゃんこを水木にかけ、衰弱した妻を託します。 自分は残り、地の底に蠢く彼らを、受け止めてやると。 既に哭倉村は阿鼻叫喚と化しています。村が廃墟になっていた理由はこれでした。 水木は、こんな世はどうなったっていいじゃねぇかと言います。おまえが犠牲になる必要はないと。 ゲゲ郎も妻と会うまではそう思っていたはずです。自分たちを滅ぼした連中を守るいわれなどない。 でも、妻は違います。妻は人間を好いていました。 その妻もひどい目にあわされましたが、妻と子を助けられたのは、水木という人の助けがあったからです。 ゲゲ郎は、生まれてくる我が子のため、そしてたった一人の人間の友のために、身を削ることを選んだわけです。 時ちゃんに、少しでもいい時代が来るようにと語ったのは本心なのでしょう。 自分はダメだったけれど、その負債を子の世代に負わせる必要はないと考えたのでしょう。 親を刺し殺した高校生と、4歳の娘に向精神薬や不凍液を飲ませて殺した鬼畜親のニュースを聞きながらこれを書いていますが、なんともやるせないです。おまわりさんならぬ、狂骨さんコイツらです。 全てが終わり、現場に駆け付けた警察官に声をかけられて、水木が目覚めます。 髪の毛は真っ白になっています。 何も思い出せません。誰かを守って命からがら走ったような気がしますが、思い出せないのです。 奥さんにあげてしまい、霊毛ちゃんちゃんこもなくなってしまいました。 その出来事を水木に思い出させる手掛かりは、何一つありません。 物語は終幕に入ります。 廃墟となった哭倉村を鬼太郎が訪れていたわけ…それは、残った霊たちを鎮めるためでした。 最後に残った霊、それはシラトリンに無理やり追い出され、彷徨っていた時ちゃんです。 ゲゲ郎…つまり目玉親父は、時ちゃんに謝ります。 あの時救えなくてすまなかったと… 時ちゃんは、かつて未来は明るいよと励ましてくれたゲゲのおじさんの声を聞き、成仏します。 サヨ姉ちゃんも迎えに来てくれました。輪廻の輪に乗り、いつか生まれ変われるといいですね。 EDは「墓場鬼太郎」の劇画が再現され、鬼太郎誕生のエピソードに続きます。 水木が語る、幽霊族の女とミイラ男の夫婦の物語です。そうそう、私の知る鬼太郎の父はこの姿です。 ゲゲ郎は狂骨を封じるため、身を焼かれてこの姿になったのですね。なるほど、謎が解けました。 二人は命を落とし、ミイラ男の目玉が落ちて命を持ちます。そして水木が葬った女の墓から、片目の赤ん坊がはい出します。 水木はその奇怪な子を殺そうとしますが、一瞬見えた記憶が思いとどまらせ、その子を抱き締めます。 そして「墓場鬼太郎」へと… あれ?ちょっと待って? 抱き締めたよ?? 抱き締めた…抱き締めるっけ? 「墓場鬼太郎」は最初抱き締めないよね? 水木が突き飛ばしたから、鬼太郎は片目を失ったんだもんね。 紆余曲折あって一応育てることになるけど、水木の母親は気味悪がるし、水木も全っ然可愛がらない。 そもそも鬼太郎も人間に興味ないとか言うし、まーお世辞にも可愛いとは言えないしな。 だからこそ水木が洪水の中であっさり見捨てられて、鬼太郎に「さよなら」って言われてしまうわけで。 この見捨てるシーン、トラウマなんだよマジでぇ!!未だに忘れられねんだよマジでぇ!! まぁ、この「ゲゲゲの謎」は「ゲゲゲの鬼太郎」へと続く作品であり、「墓場鬼太郎」には続かないんだろう。 「墓場鬼太郎」は、私にとってはノイタミナで上位に入る作品である。 何より、昭和1作目から馴染んでいる(その分4期以降は全く見ていない。今回猫娘のビジュアルにはビックリ~)私には、大塚周夫、田の中勇、野沢雅子が揃った最後の作品でもある。 内容もあまりにもダークすぎて難解であり、万人受けしないことは承知の上だが、私は好きだ。 ♪暗闇の中でモノノケがダンス 電気グルーヴのOPがめちゃめちゃよい。EDはしょこたんである。 大川透演じる水木にも興味ある人はぜひ。 でもこっちの水木は哭倉村には行ってないと思うので、よしなに。]]>
日記
2024-02-17T21:00:00+09:00
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2023秋アニメ、怒涛の一言レビュー!
年が明けて一か月と1/3が過ぎました。普通なら「早いものですね~」となるところ、私にとっては1日1日が亀の歩みの如し。1日が過ぎるのは飛ぶように早く、やることが山積みなのにやりきれない。なのに待っている日付はまだまだまだまだ遠い…という、時空のねじれのような状態です。でも今、やっとこさっとこ終えてきた初夏や、バカみたいにくそ暑いクソ夏や、全然秋らしくない秋、楽しい年末年始を思い出すと、「ああそうか、なん
普通なら「早いものですね~」となるところ、私にとっては1日1日が亀の歩みの如し。 1日が過ぎるのは飛ぶように早く、やることが山積みなのにやりきれない。 なのに待っている日付はまだまだまだまだ遠い…という、時空のねじれのような状態です。 でも今、やっとこさっとこ終えてきた初夏や、バカみたいにくそ暑いクソ夏や、全然秋らしくない秋、楽しい年末年始を思い出すと、「ああそうか、なんとか乗り越えてきたなぁ…」と安堵するのであります。 ここでもしループされたら発狂するマジで。 つかもしそうなったらもう全部放棄する絶対。 そしてループさせたヤツをぶっ殺しに行く。 マジで殺す。神だろうが悪魔だろうが殺す。 と、厨2病まるだしのご意見は置いといて。 昨年はほとんど新番組レビューをやっていなかったので、今回、いきましょう。 しかも10月新番組から行きましょう。 地獄のごとき量ですし、記憶が薄れて忘れているものもありますが、いきましょう。 一言しかないものもあると思うのですが、ご容赦ください。 そういいながらも、結局長くなってしまうこともあります。 でも今回はそうなると途中でやりきれなくなるので、自重しながら行きたいと思います。 ご覚悟ください。何しろアニメの絶対量が多いので、長いです。 このような場所にたどり着く方に、3行以上読めないと泣き言をおっしゃる方はおいでにならないと思いますが、言っておきます。多分長い。 ちなみにSEEDはまだ見ておりません。 特典とか全然こだわらないので、もっとSEEDマニアのお客様たちが少なくなったら(特典チケット買いまくって、20回とか30回見てる方いますよねマジで…うわぁ…震えるわぁ…自分なんか足元にも及ばないわぁ…)、福利厚生の割引チケットを使って夜中にでもこっそり行きたいと思います。 そしてやはり衰えたとはいえ、全世界ロードショーの鬼滅にはかなわないのだなぁと思う次第です。 いや、逆に20年前のコアなファンしかいないのに、これだけ動員できることがすごいのか。 エヴァといい、SEEDといい、見る方が順調に年を取って(もちろんパチンコやスパロボから新規ファンもいるのでしょうけど……わざわざ来るかなぁ?)、作る方が幹部以外は「リアルでは見ていない若い世代(外国人含む)」ばかりというのは感慨深いですね。 つか、80年代に手書きのセルを描いてるアニメーターに、今現在の話をしたら絶対に信じてもらえないでしょうね(笑)<16ビットセンセーションっぽく ではまず既に終了した作品も多い10月期から! オリジナル作品も多く、なかなかの曲者ぞろいで楽しかったですが、作画に難あり?最終回までに万策尽きた?作品も多かったようで、多作濫作戦国時代化も気になりました。 視聴継続は〇(2クールものや分割など) 視聴なし、中断は× 完走は◎ 〇シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ 継続中。大変面白く、毎回楽しみ。 この作品の何がいいかというと、「ちゃんとゲームをやっている」こと。 負ければペナルティをもって最初からなので、ゲームらしく何度もリトライして地獄を見る。 ゲームはそれが辛いのであり、逆にそれが楽しいのであり、クリアした時の爽快感を楽しむものという背骨がしっかりしている。 レベルを上げて強くなったり武器強化するのも、目的もなく「俺TUEEEEがしたい」からではなく、ただただ「クリアのため」であること。 そこに上手にキャラのエピソードや細やかなストーリーを絡めてくるあたり、この作者は相当手練れだと思う。 一期OP、イントロ最高に好き。 ×でこぼこ魔女の親子事情 ちっちゃいロリ魔女が迷い子を引き取ったらでっかく育ちました、というほのぼの系女まみれの日常系魔女アニメ<日常? 子育ての大変さは何一つ描かずに「そしてその後」しか描かないあたりがアレだなぁと思いつつ、まぁ好きな人には刺さるのだろう、私は見る価値ないと思って切り。 ◎MFゴースト 背景の説明があまりなくてよくわからんのだけど、富士山が噴火して箱根周辺に人が居住できなくなったという設定なんかな? ドローンと車だけが走るコースに、彗星のごとく現れ、クラシックカーを操って健闘するイギリス人とのハーフは、伝説の86ドライバー藤原拓海の教え子だった! …ってか、前作主人公の扱い、酷くない? 華々しく世界デビューしたけど事故って怪我してリタイヤって…使い捨てにもホドがある。 この作者はバリ伝の頃からどうしてヒロインにこんなに変な女しかいないのかと苦虫を噛んで読んできたが、未だに何一つ変わっていないのが逆にすげぇ。 でもちらりと高橋兄弟が出て来たり、にやりとさせるのはさすが続編。 芹澤優のOPを聞くと、m.o.v.eのボーカルの棒読みソングはやっぱ稀代の棒読みソングだったのねと納得。 2ndシーズンも一応見ます。 ◎オーバーテイク! あまりなじみがなかったので、F4ってこうなんだと感心したお勉強アニメ。 そりゃお金がなければやっていけないよね。本家F1だってそうだもんね。ちっちゃい「ジャンプ」の文字は忘れないよ! さらに、もう10年以上経ったとはいえ、まだ傷跡が新しい東日本大震災に真っ向から向き合った作品を初めて見たので新鮮だった。 (日本って遺族感情に配慮するからなかなか取り上げないよね…そういうとこハリウッドは早いなーと思う。反面あっちは国家機密にうるさいけどね) トラウマを抱えたキャラが多く(父の事故死、震災の写真、事故による敗北、事故による怪我…)、それをクリアしていくことで物語も進んでいくけど、最後は(ありえないとはいえ)優勝で飾らないと終わらないので仕方ない。 トラウマのない明るいコタローが救いなのだが、一方でアリスちんが全然コタの気持ちに気付かず、他の男に夢中(しかも急接近)するのはマジで可哀想…(結局トラウマになりそう) ×しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~ このシリーズ続いてるけど、需要あるんだね。どーでもいい。毎回書くのも嫌だ。 ◎鴨乃橋ロンの禁断推理 ♪君の心が必要で 僕の心は執拗だ 全部をひっくり返しちゃうような狂騒をくれよ いつもながらユニゾンの歌は軽快だのぅ。 そしてOPに死人犯人ひっくるめた全登場人物が出てくるのも見どころ。 私的水星の裏主人公・グエルくんで評価が爆上がったのか、阿座上さん主演が増えたなぁ。 (グエル君の巻き込まれっぷりと、血まみれの泥の中から這い上がって成長したあの姿こそ、王道のガンダム主人公だろ!群像劇が下手過ぎた百合ガンダム、正直あんま好きじゃないので、グエル君が主人公の目線なら楽しめたと思うわ) 胸踊る事件が起きると、コナンくんの眠りの小五郎よろしく、新米刑事のととまるが推理を展開していく。 ととまるを演じる榎木淳弥のツッコミが素晴らしい。 この人、少しこもってしまう声質ながら、演技力も悪くはないし主役も多いのに、「特徴がつかめない」というのがあったんだけど、ツッコミ役に才能あるな。 しかし犯人含め奇人変人揃いの中にあって、ととまる以上にシュピッツ・ファイアがいい奴過ぎる。 ラストエピソードでも兄貴が評していたが、「おまえは人に好かれる」というのはまさにそれ。 2ndシーズンも見ます。 ◎SHY 14歳のシャイな中学生ヒーローが成長していく物語…なんだと思うけど、後半のほとんどがロシアの呑んだくれヒーロースピリッツとその母ツィベタとの確執の物語だったので、印象が…。 スピリッツも優しくていいキャラで、面白かったし悪くはないんだけど、正直1クールはもう少しシャイ中心にすすまないと、アニメだけ見てる人には「え…シャイは?」って感じだった。 もちろん小石川さんを2回も救ったり、義足にビックリしたレディブラックや、スターダストとのタイマンとか、見せ場はあったけどね。 2期あるみたいなので、シャイ自身の活躍に期待。 ×私の推しは悪役令嬢。 あまり覚えてない。なんか、ゲーム世界に転生して、悪役令嬢にまとわりついてデレさせる話だったかな。 相変わらずの設定で面白くない上に百合系だったので見る必要なし。ズバッと切り。 ×とあるおっさんのVRMMO活動記 これ、1話目から作画が既にラクガキレベルで唖然とした。 1話目って一番準備期間があるから気合い入れて、放送始まって締め切りがタイトになってきて、息切れするのが7~9話目(このあたりで総集編だの前回再放送だの入るとヤバい)というのがセオリーなのだが、これは既に1話目からヤバかった。 しかし、この期はシャンフロを筆頭に、転生ものではなく「ゲームの中」が舞台の物が多かったので、ゲームの中では死なないし、激強チートになる必要もないし、だからこそとあるおっさんがフツーにゲームを楽しむんかなと思ったら、あれだ、「防振り」と同じ。 なんで死なないゲームの中で無敵最強になる必要があんねん。 最低でもSAOやオバロや、(死なないけど)ログホラみたく、「ゲームの中に閉じ込められた」設定なら百歩譲るけど、ゲームじゃん。 フツーに帰れるじゃん。シャンフロみたく、あくまでもゲームを楽しめよ。薬草摘むのにスーパーラッキー☆チートいらねぇだろ。 マジでクソ。切り。 ×聖剣学院の魔剣使い あー、これは4話くらいまでは見たんだけど、学園ハーレムものみたいになってきて切っちゃった。 眠りについた魔王が途中覚醒して子供になったというのはまぁいいとして、最初に助けてくれたヒロインが死して吸血鬼にしちゃったとか、世界がなぜか魔法優位ではなく機械文明っぽく書き換えられていたとか、最初は悪くなかったんだよね。 出てくるのがことごとく女ばっかだったからなぁ。 そして男はなんでこんなクソしかいないのかというね。 正直、吸血鬼設定はちょっと驚いたので余裕があれば見てもいいかと思ったけど、まぁいいかな。 ◎ミギとダリ アニメ放送開始前に作者が亡くなってしまったという作品。 高松監督の「坂本ですが」も楽しませてもらったので、ご冥福をお祈りしたい。 作画はもちろん、不気味なOP、不思議なED、初回から謎が多く、時には気持ちが悪いほどのミギとダリのコンビネーションが、村を覆い尽くす奇妙な謎を解きほぐし、園山夫妻に受け入れられ、立派に成長した温かいラストに続いていく。 途中、唯一無二の仲良しであり、運命共同体であるはずのミギとダリに降りかかる災難や仲違いにハラハラし、母親の死の真相に心を痛め、まさかのみっちゃんの優しさと勇気に泣いたわ。 秋山玲子の怖さがヤバかった。朴璐美はああいう役をやらせたら絶品すぎる。 カレンちゃんが救い。丸太と幸せになって欲しい。 秋山もなくてはならない存在だった。まさしく(マーグの跡を継ぐ)令和の鳥さんキャラである。 とにかく、心に深く沁みる傑作だった。 見ていない方は絶対に見た方がいい。 多くを語っては謎解きも感動も薄れてしまうので口をつぐむが、最後の最後の、本当に最後のアレまで、素晴らしすぎた。 ×Paradox Live THE ANIMATION 3人組が主人公のダンス?ラップ?バトルものなんかな?やたらカラフルだったことしか覚えていない。 歌と踊り系はホントに興味が持てないんだよ… ダンスが必修科目じゃないブルマ世代(ブルマは当時から憎んでいて許せなかったが)でマジよかったと思ってる。 切り。 ×婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む 最初2話くらいは見たかな。 森の奥に住むヒキコモリ杉田が、異世界に行ってから本気を出すのではなく、婚約破棄されて追われた純真無垢なお嬢様に拷問…じゃなくて、甘いものや楽しいことなどを教え込んでいくっぽい。 正直、そんなうまい話はねーよと思うどうでもいい話。 むしろクソでエロな同人誌ならこんな設定はアーレーな結末しかねーだろと思う。 切り。 ◎ブルバスター 毒ガスが蔓延し、謎の巨獣が跋扈する島を舞台に、その駆除に奔走するサラリーマンを描いたオリジナルアニメ。 主人公が二足歩行の巨獣駆除重機「ブルバスター」を開発して、零細企業に出向してくるというのもリアル。 経費節減、始末書、機器不良、全島避難した島民とのいざこざ…トラブル続きの中、波止工業の面々は巨獣とは何か、それを生み出すものが何なのか、少しずつ団結し、謎に迫っていく。 その後巨大企業の闇が暴かれていくのはお約束の流れだが、シロのエピソードは人間嫌いの犬好きには哀しすぎて涙涙であった。ニンゲンキライ。 サラリーマンものゆえに胸糞悪い嫌な展開が多かったけど、主人公沖野君のくじけない明るさが救いだった。 研究員水原さんの良心が救いだった。何より、新入社員鉛くんが最後の最後にやってくれてスカッとした。 何気に協力してくれる、沖野君の古巣の蟹江社長と亀山さんが好きでした。 文字通り巨大企業を相手どり、「俺たちの戦いはこれからだ!」というところでジ・エンド。 オリジナルの二期はないだろうからこれにて終幕だろうが、窪ノ内キャラは美麗で作画もよく、楽しかった! ×16bitセンセーション -ANOTHER LAYER- 昨今は高橋李依ばっかだな…一時期の佐倉綾音みたい。 美少女ゲー(つまりはエロゲ)が大好きな駆け出し絵師が、90年代にタイムスリップして、思い通りの美少女ゲームを作ろうとするらしい。 はっw 美少女ゲーム(エロゲ)が好きな美少女が主人公? は? 違うだろ? な? 違うよな? わかるよな? 察するよな? バカじゃねぇの。切り。 ◎カミエラビ GOD.app ♪~ツマンナイ ナイナイ ナイナイ 奴らは ちょいと Scrap&Build オリジナルの3DCGアニメ。OPが耳に残って仕方がない。 1話目でいきなりヒロインに殺されかけ、2話目で焼き殺されかけた主人公が、愚者の経典というチートっぽい能力で勝ち残る神様ゲーム。(あ、これもまた佐倉綾音じゃん) グラグラするCGキャラが神様になるべく殺し合うという、全くわけのわからない設定でわけのわからない展開が続いていく。 普通なら途中で見なかったかもしれないが、3話目にまどマギみたいな衝撃が待っていた。 花江夏樹が演じる親友秋津が、その能力(可逆時計)により未来を見て、唯一ゴローが生き残れる道を示すのだが…まさかのビックリ展開である。 お調子者であり、OPでも楽し気に歌い踊っている彼に、ヤクザの息子で母親に殺されかけたという闇と、心から親友を思う篤い心があるなんて… その後は秋期のお楽しみアニメになった。 出てくる連中もまーこれがとにかくトンデモナイ奴らばっかり。 両親を殺し、弟を蘇らせたいヒロイン(謝肉祭)、トモダチを救うため炎をまき散らすセンパイ(エントロピーマスク)、え、で、結局これは本物なの?模倣なの?と謎が謎を呼ぶアイドル(みんなのおうえん)、強くはないが必要不可欠なダンシングAV女優(メルクリウス)、ネット黎明期からSNS全盛期に渡り、ある意味最も恐ろしいデマゴーグ(エフエックス)… 古くは神を決める戦いだった「未来日記」が、令和になるとこうなるのね。 見た目に反し、コーキ(タイマン)がいい人なのが救い。(ダンガンロンパ調のコーキはさらに悪そう) で、ラルは堕胎されてしまったゴローの妹か弟ってことでいいんだろうか?(「C」っぽい設定だ) ラストは全滅エンドともとれる状態で、意味不明過ぎてポカン。「私の取らないで!」って一体… 櫻井総理の宣言も謎しかない。 続きは7月。果たして謎は明かされるのか。楽しみに待とう♪ ◎暴食のベルセルク 全部見たけど、別に見なくてもよかったかも。 暴食スキル持ちの役立たずが、喋る剣を手に入れて暴食をコントロールし、敬愛する聖騎士ロキシー様のために成り上がる話。 うーん…ホント、可もなく不可もなかった。 逢坂良太と関智一というコンビも悪くはなかったし、子安親子の共演に、「コヤスもうそんな年かよマジか」と愕然としたけど、ホント、なんというか…可もなく不可もないのよ。 他人にお勧めするほど面白くもない。 自分でもなんで完走したのかわからない。少し余裕があったんだろうかね。 とりあえず聖騎士の皆さんは、横綱のように心技体を整えるべきだと思うのだが、実際には中世の騎士って、平民を人間とは思ってなかったらしいね。 つまりは「人間じゃないから、いくらでも残虐に殺してかまわない、神様に罰せられることもない」と思ってたらしいよ。 そりゃ魔女狩りみたいなんが横行するわけだわ。このへんは価値観・宗教観が根本から違うんだからどうしようもないよね。 どの国でもだけど、宗教が絶大な力を持ってた中世って、怖いよね。 我が国の室町~戦国は、血なまぐさいけどまだマシな方なのかもね…マシかな? 何の話だ。 ◎ビックリメン うーーーーーーーーーーーーーーーーーん… 全部見たけど…見たけどねぇ… もちろん「スーパーヒーロースーパーウォーズ 勝ったが百年目さ スーパーヒーロースーパーゼウス ハッハッハッ!」はドンピシャ世代ではないが知っておる。(ドンピシャするには大人になり過ぎていた) ちなみに私にとって「ビックリマンシール」とは、卵焼きやこぼれた醤油やバンドエイドなどの初代である。ビックリしたなぁ、もう… これ、一番の失敗はキャラデザだと思う。 マンキンの武井なんだけど、それはいいんだよ。 でも、普段から「ヒミコさま~!」みたいな髪型にしてる高校生はおらんやろ。 牛若丸みたいな髪型もないやろ。クソ不良丸出しなのにロン毛三つ編みとかないやろ。 これね、普段はあくまでも「普通の高校生」「普通の社会人」みたいな方がよかったと思う。 だってどうせシールで変身するんだから。 マリス→マリアなんか性別まで変わってたじゃん。 変身したらそこで初めて、イケメン等身のヤマト王子や牛若になるって方がよかった。 要は毛量もっさりのプリキュアタイプにすればいいのよ。 変身前と後があんまり変わらんセラムンタイプだったから、あまりにも違和感半端ないのよ。 店長が完全変態するヘッドロココが一番よかったかな。 全キャラあの変身タイプにすればいいんだよ。 視聴者のターゲットをどこに絞ってるのかもわかりにくかった。 当然ビックリマン世代(40代男子)だとは思うんだけど、その割には世界観があまりにも幼稚過ぎて… うーん…イマイチだった。 ◎柚木さんちの四兄弟。 女性が書きそうな物語。 年の離れた長男が成人しててホントによかったね。(長男と末弟が20歳近く離れてるって、うちの伯母と叔父だわ。昭和か!) あと持ち家があったことと(団信かしら)、保険金も入ったのかな。でなければバラバラに施設行きまっしぐらじゃよ~ 悪くはなかった。 苦労人の長男(新米教師はマジで大変だと思うよ。私立なのが救いか…)、しっかり者の次男、次男と同学年のダメダメな三男(トラブルメーカーのコイツが主人公なのか?つかとーちゃんよ、出産後のかーちゃんは回復が必要なんだから我慢しろや)、悟り系の末弟の、悩み多き日常を丁寧に描いていく。 兄弟の確執、お年頃の恋愛、ご近所づきあい、誰かしらの病気… 四兄弟が時には喧嘩しながら、時には力を合わせて、小さなミッションをひとつずつ乗り越えていく。 悪くはない。見ていて全くストレスがない。OPもEDもまっとうであった。 苦言を呈するとしたら、これはホンマに好みの問題。 長男や次男、大人キャラはいいんだが… 一番大事な子供(三男と末弟)の顔が、あまりにも… あまりにも可愛くなくて 好きになれない! 同じ子供でも同級生の二階堂とか宇多ちゃんは別に悪くなかったのに、湊と岳があまりにも可愛くなくてガッカリするんだわ。 和歌ちゃんも、まぁサブキャラあるあるかなと思えるし。 なんかねー、惜しいんだよ。絵柄の好みの問題なんだけど、惜しかったんだよ… ×冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 拾った子供を育てたら美少女になったので子煩悩パパになり、しかし都に送り出すことはしてやり、さらに彼女がSランクになったらしい話。 (ご都合主義な)情報が多すぎるので、色々考えるのがめんどくさかった。 ま、見なくてもいいかーと思って切り。 ◎アンダーニンジャ 全話見た。見たけどサッパリ意味がわからん。 わー、日本にはニンジャが一杯いるんだねー ニンジャ同士で殺し合うのは全然かまわんけど、一般人の巻き添えはやめようねー 花沢サンはガンツやベルセルク、ブララグやエデンやサンボルの人(結構あるな)同様、「それが現実なんだから」と言いたいのかもだが、女性に敬意を払う表現方法を取らないので、才能は認めるけど心からは好きにはなれない。 主人公死亡。 続きはもうアニメ化しなくていいんじゃないかな。 ◎盾の勇者の成り上がり 3rdシーズン。 槍の勇者が「フィーロたん」「お義父様」となった由来がわかったのち、前半は剣の勇者、後半は弓の勇者を救いました。 弓の勇者が自分と全く同じ状況にあるのを見て、剣の勇者が「あの女はウソツキだ!」というのは笑えました。 盾→槍→剣→弓の順で全員が引っ掛かり、全員が同じセリフを次のヤツに言いました。 もうね、四聖勇者はバカしかいねぇ<知ってた 王様は言うなりになると思って日本を代表するバカたちを召喚したんかな。 恥ずかしい。バカしかいなくて恥ずかしい。 他にも獣人の兄妹と鯱のお姉さんを仲間にしました。 おっぱい鯱のビジュアルは衝撃。 作者がしつこく再利用するマイン姫も健在。なんであれが姫なのかまったくわからん。 あと女王もなんであんな王を選んだのかわからん。わからん連中ばかりでよくわからん。 何より、これを3シーズンも見てる私自身がよくわからん。 4シーズン目も制作決定らしいけど、もういいかな、さすがに… 〇葬送のフリーレン 継続中。 初回2時間スペシャルで始まるという破格の扱いは、今後日テレが力を入れるアニメのトレンドと化すのだろうか。 文句のつけようがない出来なれど、原作が原作なので静かに話が進んでいくので、物足りない人もいるかもなー 特に一級試験は所謂修行回のように、間延びするように感じるかもしれん。 しかしとにかく、あまりにも原作に忠実すぎて驚くほど。 鬼滅でも思ったけど、原作をリスペクトし、愛しているスタッフしかいないのだろうか。 その反面、コマとコマの間を埋めるオリジナル演出も秀逸で、シュタルクとフェルンのダンスシーンなどはうっとりするほど美しかった。 漫画家さんの哀しいニュースが続く昨今、なんと幸せな… 一般的に言えることだけど、原作の改変や演出上の相違点は原作者の了解や理解をきちんと得てからにしてもらいたい。 「プラネテス」のようにアニメも原作もどちらも恐ろしいほど完成度が高く、甲乙つけがたい傑作もあるし、嫌がる人もいるけれど、私は今でもハガレンは、無駄な話が多く冗長な原作より(苦言を表した荒川センセや、原作ファンの人ゴメンネ)、ダークすぎるアニメ1期の方が断然よかったと思っている。 アニメではないけど「仁」のドラマ版最終回は、万事うまくいった原作(もちろん意外な展開なのだが)よりも唸らされ、膝を打つと同時に感動した。 綾瀬はるかを未だにいいなと思うのは、原作と違って悲恋だったのに、強く優しく生き抜いた咲さんの印象が強すぎるからである。 海外作品だと、ダラボンの「ミスト」のラストには原作者のキングがもう一つの結末として賞賛したという逸話も有名だ。 (そして反面、「キング映画に傑作なし」というのも有名な話。「なし」とまでは言い切れないと思うけどね) つまりは他の才能がうまく働けば、原作をいたずらに「クラッシュ」するのではなく、新たにリクリエイトできるという相乗効果もあるのだろう。 巨大な資本や数の論理で押し切るのではなく、原作者がメディアミックスを心から楽しめるように、その思いを大切にしてほしい。 フリーレンは安定の高評価で終わるのは間違いないだろうけど、北部討伐からが2期とすると、連載ストックが足りないので相当後になりそう。 待ちますけどね(気が早いわ) ×攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~ 初回見てるはずだが、内容を全然覚えてないな… 社畜キャラが死ぬと異世界に転生するという、手垢のついた設定だった気がする。 中国アニメなので、なんていうか、説明できないようなちょっとした違和感があるんよね。 時光代理人とかもその違和感がぬぐえなかった。日本アニメを真似てるんだけど、決して同じではないというね… だけどこの違和感、マジで苦手なんだよな。だから中国アニメと聞いた時点で選択肢から外してしまう。 まぁ「兄につける薬はない」とか「万聖街」みたいなタイプならなんとか見られたけどね… とはいえ、「百妖譜」は見ておるので後述。 ◎ゴブリンスレイヤーⅡ 久々の二期。 OPは相変わらず不安を誘いますね。英語がたどたどしいのも不安を誘いますね。 見るのに力が入るというか、「さぁ見るか」と気合を入れないといけないので、いつも後回しになるアニメ。 そこまでして見たいというわけではないのに見るのは、多分に怖いもの見たさがあるのだろうか… ゴブスレさんがかなり丸くなったのか、まさかの後進指導まで引き受けててビックらぽん。 初期のゴブスレさんはゴブリン以外マジで眼中になかったはずですがががが 少なくとも、戦えない連中を守りながらエルフの里へ行くとか、相変わらずエロい剣の聖女の護衛をするなんて余計な事はしなかった気がする。 とはいえ、そういう展開がないと物語にならんから仕方がないっちゃ仕方がないわな。 今期は相変わらずの残酷描写もあったし、神官のトラウマを刺激する赤毛の魔法使いの弟が出て来たり、姫様がひどい目に遭ったりもしたけど、メインキャラは無事だったので、めでたしめでたしでよかった。 3期があれば怖いもの見たさでまた見るかな。 ×経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 何を言っているんだというタイトルだけで嫌悪感。 告白するヤツが「陰キャでカースト下位」という設定らしいのだが、キャラデザ的にイケメンなんだから説得力ねーんだよ。 切り。 〇アンデッドアンラック 継続中。 何コレめっちゃ面白いじゃん。存在知らんかったけど毎回楽しみで放映後はすぐ見てる。 不死の男と不運の少女が出会い、ユニオンという組織に入り、仲間を得て、世界の終わりを阻止する…のだが、単純ではないようで。 最新話では新たな展開を迎えつつある。 個性的な否定者たちもなかなか面白い設定だ。 ゾンビの花嫁はちょっとばかり悲しかった。出会いはアレだったけどフェイさんがいい人でよかった。タチアナも可愛い。 ものすごく間や余韻を入れてくる独特な演出だなぁと思ってたら、シャフトにいる監督みたいね。納得。 激しめのOPEDの中で、ゆったりとした1期のEDがめちゃくちゃ好きだった。葬送のボートも謎めいて好きだった。 ×はめつのおうこく 突然始まった魔女狩りで師匠を目の前で殺された主人公の復讐譚らしい。 師匠が殺されるシーンが、無駄にオーバーキルで胸糞が悪い。 長年カプセルに閉じ込められていた主人公がすぐに動けるの、すげーなー(棒) 師匠を失ったけど新しい若い彼女ができたねー、よかったねー、もういいや、と思って切った。 ◎キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~ 大人になったプリキュアたちが、痛い変身をするのかと思ってたらまるっと中学生に戻るという力技。 ちょっと残念だったようなホッとしたような… 教師になったピンク、デザイナーになったオレンジ、俳優になったイエロー(歴代まれに見る変な髪型のプリキュア)、ヒキニートならぬ自称作家のグリーン、医者のブルーに、派遣社員のパープル。 ♪ふたりはふたりはスプラッシュスターからパン屋のブルームとフラレOLイーグレットが参加し、さらに最終回では三十路だろうに世直し旅中のブラックとホワイトまでもが。 仕事がうまくいかなかったり、簡単に結婚できなかったり、「現実って大変よね…」という面白くもない人生ドラマを、まさか「夢いっぱいで、明日食べることへの心配もせず、命を落とすほどの悩みもなく、ただただ悪くあってくれる敵を勧善懲悪」してたプリキュアにさせるあたり、令和だなぁと。 (私はプリキュアってあまり真面目に見たことないんだけど、1作目の敵たちの「これでいいのか」って悩みっぷりはやけに覚えてるんだよな) まぁ、可もなく不可もなかったな。 後日譚としては楽しめたかなと思う。 ただ3,4作目のプリキュア5と1,2作目って世界観が同じだったんだと今更ながらビックリ。 私的には5作目のフレプリが結構好きだったんだが、オトナプリキュアシリーズは次は13作目のまほつかへ行ってしまうらしい。 全然知らんから次は見ないかも。 ×ひきこまり吸血姫の悶々 ヒキコモリの吸血姫がなんか将軍?に取り立てられて戦場ではったりをかまして活躍する話…かな? うーん…別に何が悪いわけでもなかったけども… 「コミカル!」「面白い!」とか煽られていたようなのだが、それを理解するシーンに行きつくまで耐えられんかった。切り。 ◎SPY×FAMILY Season 2 今期の見どころは豪華客船でのヨルさんの戦いっぷり。 OPは覆面歌手亜土さん…ならぬAdoだったが、うーん、さしていい歌でもなかったな。 1期も丁寧な作りだったし、出来は悪くないと思うのだが、イマイチ乗り切れない。 まぁ、やれば見るけどね、という感じ。 豪華客船で終わったのに、劇場版も豪華客船が舞台らしい。 なんで被せたんだろう…それともわざとなのかな? ◎新しい上司はど天然 松風雅也の上司があまりにも恐ろしすぎるブラック企業を退職し、新しい広告代理店に転職したら、そこにいたのは優しいど天然な上司だった…というハートフルお仕事コメディ。 さすがに一緒に住むあたりはドン引きだったが(むしろ課長の一軒家の方が説得力ある)、天然なので仕方がない(のか?) でもこれ、ここまでドジっ子の主任がのびのびと仕事ができてるのって、そのまた上司である課長がすごいんだと思う。 その課長の奥さんの、「広すぎる(新築の)家で、一人で旦那を待つのが寂しすぎるから離婚したい」の理由がわからない。 どういう女性だったのか逆に興味津々。 のちの原作に出て来たりしないのだろうか。 いや、異常に女っ気がないBL臭い作品だからないかな。 近年のどチンピラ&サンピンボイスといえば、松風雅也、吉野裕行、高木渉かなー この牙城はなかなか崩れないな。あー、谷山紀章もありかな。 それにしてもガンダム主人公もできてどチンピラもできる。 今更ながらすげえな高木渉は(ドロヘドロまさかの続編おめでとッス) まぁ声で言えば、セルリアン先輩とエピナール先輩が久々にメインキャラ共演してるなぁと思ったんですけどね(有馬もいたね) ×オチビサン いや、これはいいでしょ…ちょっとキモいんだもん。 安野さんの作品でアニメ化して欲しいのはコレジャナイ。すまん。切り。 ×帰還者の魔法は特別です ラストダンジョンでボスを倒したと安心してたら真ボス登場でぶっ殺されました… と、思ったら13年前に戻ったので、途中で死んだ彼女を死なせないためにも、再度攻略と討伐をやり直すぞ!という話。 「ラグナクリムゾン」より悲劇性が低く、「慎重勇者」より慎重さに欠け、「サマータイムレンダ」ほど追い込まれない感じ。 というか、韓国原作と知って安心して切る。チャイナもコリアもまだまだだね。 ◎豚のレバーは加熱しろ 最終回間際の作画があまりにもひど過ぎて爆笑を誘った通称豚レバ。 イェスマという種族へのあたりがキツ過ぎてちょっとゲンナリする。 「姦淫する勿れ」と言いながらそんなん知ったこっちゃないし、体中切り刻まれるのもざらだし、殺されるのも日常茶飯事で、なんら防止策がなされないこの世界は謎過ぎる… イェスマを呼びよせる王族の言い分も意味不明。あまりにも世界観が意味不明過ぎて理解することをやめた。 失礼ながら、作者はあんまりよく考えないでこの話を書いたんじゃなかろうか。 そして遅れに遅れた最終回。 殺されて元の世界に戻りました、小説にしたら読まれました、その中に同じような転生者がいました、なんとかかんとか豚に戻りました…はぁ? 正直、見て損した作品。さっさと切ればよかった。 ×ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 真礼さん、前にも悪役令嬢としてどちらかに転生してらっしゃいませんでしたか? まぁこれは自分の所業により断頭台に登った姫のやり直しらしい。 やり直しができるんなら、人生苦労はねぇよなぁ…と自分の現状につまされてしまうので切り。 ◎僕らの雨いろプロトコル やべぇ妹が爆誕したオリジナルアニメ。 動きや戦略など、色々と批判のあった劇中のゲームには興味がないのでどうでもよいのだが、このアニメの最も恐ろしいところは異常なお兄ちゃん愛を見せたヤンデレにもホドがある妹だろう。 何しろ妹キャラが大好きな変態が多いネットの皆様から、「キモウト」なる称号を受けたくらいである。 お兄ちゃんに抱っこをせがむ最初から「何コイツやばそう」と私の警戒アラートが鳴りっぱなしであったが、回を重ねるごとにヤバさが増した。 主人公がモテモテで、幼馴染の年上お姉ちゃんや、家ではだらしない凄腕ゲーマー兼売り出し中のアイドルなどがご都合主義的にそばにいるのだが、そんなものは霞んで見える気持ち悪さ。 この妹、兄の代わりに出かけて交通事故に遭い、それによって父は死亡、妹は足に障害を負ったという設定なのだが、可動性は高く、家の中では結構動いて家事ができるのがどうもおかしい。 しかも兄貴がプロゲーマーになって金を稼ぎ、それで治療させようと勧めるとヒステリックに拒否する。 「こいつ、兄貴にかまって欲しい詐病じゃね?」と思ったところ、まさにドンピシャの指摘をライバルから受ける主人公。 元気な頃は兄貴から構われず、むしろ邪険にすらされていた妹が、怪我をしたことで罪悪感を持つ兄貴の関心をすべて向けられたことから、お兄ちゃんにかまってもらいたい、そのためには治りたくないという疾病利得が芽生えている。 いやぁ、気持ち悪い話だった。 優勝がどうの事務所に無断の闇ゲームがどうの全裸カレーがどうのが全部吹っ飛ぶ気持ち悪さ。 最後はなんかみんな和解して「立った!クララが立った!」で終わってた。 ゲームは世界を救う。麻雀漫画雑誌で、すべての悩みや事件を麻雀で解決するがごとく。 やだもうマジで気持ち悪い… ×ポーション頼みで生き延びます! そもそも絵がダメ。等身が低くて80年代みたいなキャラデザがキショい。 8万枚の金貨といい、テレ朝土曜深夜のこの枠は視聴者に見せることを諦めてるのか? 〇七つの大罪 黙示録の四騎士 継続中。 天上の世界で暮らしていた主人公が、祖父を父に殺され、下界に降りて仲間を集めてリオネス王国を目指す物語。 「七つの大罪」の正当続編と言われているが、主人公は前作主人公の息子というわけではないようだ。 そして前作でも出て来たアーサー王が、何らかの理由により、主人公を殺そうとしている模様。 シンことランスロットの力で早々と辿り着いたので、さてどうなるのだろうか(これ書いてるから最新話はまだ見てない) ランスロットと言えば、この人の昔の作品通称ライパクが今更アニメ化というのが一番ビビったわ。 ×君のことが大大大大大好きな100人の彼女 これまたラッキーハーレムもの? 中学で100回告白してふられた鉄の心臓の持ち主に、高校では100人の運命の人がいるという… 高校はキャバクラではない。勉強しろ。切り。 ×星屑テレパス 真面目に宇宙を目指すアニメと書いてあったが、宇宙人さんと会いたいという理由からして興味ゲージがゼロに。 なーんだ百合か。切り。 ◎川越ボーイズ・シング 祖母である高校の理事長から「ボーイズクワイア部」を作れと言われた超絶我儘自己中指揮者が、くせものばかりの部員を集め、(音楽教師が)訓練し、全国優勝を目指す物語。 なんというか、可もなく不可もない(こればっかりだな秋は…) ダンぼっちとか乙女くんとか、このご時世、アニメでも差別的なあだ名をつけられるのはそろそろ最後なのかもしれない。 川越の風景の再現はすごかった。埼玉では電車広告がジャックされたりもしてた。 しかしご当地アニメはなぁ…もちろんいろはやガルパン、ラブライブのように成功することもあるが、鴨川(ラグランジェ)黒部(クロムクロ)川越(月がきれい、ボーイズシング)と、私が見たものでは決して成功しているとは… 寸止めで最終回が流れてしまったのでどうなったのかわからん。 既に1月に放映されたようだが、気づかなかったのでまだ見ていない。 見ないまま終わっても困らんけどな。 ◎デッドマウント・デスプレイ(第2クール) 異世界から転生してきた屍神殿が、死人を操る力を使って新宿に巣食う魑魅魍魎どもと対峙する話…と書いて、あれ、この話の目的ってなんだっけ?と改めて思う。 一応主人公の屍神殿は「穏やかに暮らしたい」という願望があるものの、色々なことに妨げられ、サバラモンド、ソリティア、警察組織などが複雑怪奇に絡み合って、今の状況が常にわかりにくい。 「リアルタイムで見てるとなんとなくわかるけど、終わってしまうとどんな話だったかよくわからん」という感じ。 そういうのあるよね。 見てる・読んでる間は理解してるっぽい気がするけど、終わると全部忘れちゃう<おじいちゃんか! ミサキさんが吸血鬼としてレベルアップしたり、暗殺小僧が竜の腕をもらったり、署長の娘や火吹き蟲がヤバかったり(ヤバくないやつはいないが)、屍神殿の切り札がまだまだあったり、結構いいところで終わってしまった。でもきっとすぐ忘れる。 ◎Dr.STONE NEW WORLD(第2クール) 分割2クールの3期も、ようやく司を復活させて終了。 次がファイナルということだが、穀倉地帯の整備、ゼノやスタンリーとの対決、チェルシーやルーナやサイも出てくるし、次で最後まで行けるんかな? 完結しているので安心して見ていられる反面、新鮮味はない。 鬼滅のように、「原作ではよくわからん戦闘シーンを動きのあるアニメでこそ見たい」ってのもないしな。 でも科学&娯楽作品としての完成度は非常に高いので、楽しみに待とう。 〇薬屋のひとりごと 小説は読んでいないが、漫画(倉田の方)は最新刊まで読了済。継続中。 1クール目のOPが緑黄色社会の声量がすごくて、マオマオの衣装も相俟ってキャバクラソングみたいだった。 日テレアニメのせいかフリーレンに続き、初回3話連続放送という大盤振る舞い。 これも安定の面白さなので毎回楽しみである。 〇ラグナクリムゾン 継続中。 1クールも面白かったが、2クール目もめちゃくちゃ面白い。 正直最初は「こんなガキんちょが龍狩りのトップレベルとか、相変わらずアホ臭い設定のバトルマンガか」と思ったけど、怒涛の展開でちょっと驚かされた。(そういえばこれも1時間スペシャルだったな) 何よりもう一人の主人公にして謎多きクリムゾンのドぐされ具合が楽しい。 そのくせ「おめー肝心なところでうっかりが過ぎるわ」というポンコツぶりもよい。 見た目は女のようだがCVが村瀬歩のせいもあり、完全に性別不詳なのも面白い。 そして時を戻すアルテマティアの気色の悪いことったら。上田麗奈はこういう役をやるとマジで不気味。 銀装兵団の戦いぶりは痛々しく、でも「そう来たか!」と思ったのだが、最新話があまりにも…あまりにも衝撃的すぎて… とにもかくにも毎回目が離せない。 〇ドッグシグナル 高橋優が「犬目線で作った」というOPを聞くたびに、「いつまでもそばにいるよ」という彼らの気持ちに涙が出そうになる。 なんて可愛いウソつきたち…きみたちはみんな先に駆け抜けて行っちゃうじゃないか… 出ていった彼女に押し付けられたプードル・サンジュのしつけができない主人公、未祐。 それがもうホントに犬飼い初心者あるあるでハラハラしたけど、今はもうそのアホな彼女に説教し、訓練指導するくらいドッグトレーナーとして成長してきた。 噛み癖、吠え癖、食事に難あり、トイレの失敗…犬も人と同じで個性があり、早く覚える子、覚えられない子、途中で崩れる子など十匹十色。 でも可愛いんだよね。たまらないんだよね。 手はかかるし、そもそも手をかけなければ飼う資格はないけど、たまらないよね、飼うと。 このアニメ、EDで飼い主と共にいる犬たちの写真が出るのだが、その犬たちの誇らしげな顔ったら!! 飼い主もいい笑顔ばかりだけど、自信に満ち溢れて幸せいっぱいの犬たちが実に素晴らしい。 犬好きにとっては、あんな笑顔の犬たちの写真見せられたらたまらんわ。 というわけで、10月開始の2023秋アニメでした。 結局長くなるんだよな!]]>
日記
2024-02-11T22:49:48+09:00
になにな
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異次元減税ウソメガネと、異世界俺様ご都合アニメ
これだけ異世界アニメが当たり前化した昨今なれど、「時間の無駄」「くだらない」「アホらしい」という、辛辣な意見もこれまた多い。私ももう「異世界」とか「転生」とか「やり直し」などのタイトルを見ると、臭ぇ~、ご都合主義の臭いがプンプンするぜぇ~!と視聴はしないのだけど、一応1話目だけは見るようにしている。見続けたのは数えるほど。分割2クールまでは見た「無職転生」も二期で挫折。「盾の勇者」はまだ我慢して見て
私ももう「異世界」とか「転生」とか「やり直し」などのタイトルを見ると、臭ぇ~、ご都合主義の臭いがプンプンするぜぇ~!と視聴はしないのだけど、一応1話目だけは見るようにしている。 見続けたのは数えるほど。 分割2クールまでは見た「無職転生」も二期で挫折。 「盾の勇者」はまだ我慢して見ているが、最初に騙された盾も含め、もう勇者が全員あまりにもバカすぎて反吐が出る。なんなのあいつら。マジで死ね。 ネットで誰もが日本アニメを見られる現在、日本人のアホさ加減を全世界に知らしめるのはやめていただきたい。 今期は「カミエラビ」や「オーバーテイク!」のようなオリジナルも元気なので嬉しいが、見てる人は少なそう。(「雨色プロトコル」もある意味怪作…) 異世界ものもさすがに飽和状態になり、だんだんと減ってくれればありがたいのだが、冬シーズンもまだまだ健在のようだ。 ま、先週の豚レバの作画がもはや笑うしかないレベルだったので、転生業界も大変なんだなーとは思ったけど。]]>
日記
2023-12-17T17:18:35+09:00
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